スカーレット オハラ。 スカーレット年譜

風と共に去りぬのあらすじ「ラスト、明日は明日の風が吹く」

スカーレット オハラ

風と共に去りぬの続編の「スカーレット」という小説、実は本編と作者が違います。 作者のマーガレットミッチェルの死後に、ファンの強い要望で作られた続編「スカーレット」には、スカーレットとレットバトラーが再登場して再び19世紀アメリカやアイルランドを舞台とした激動の人生を繰り広げます。 「明日は明日の風が吹く」と凛としてタラへと戻ったスカーレットのその後が気になる方は、読みやすくて夢中になれる文体の「スカーレット」はおすすめ。 以下にあらすじネタバレを紹介していくので、 ネタバレしたくない方はこの先は読まないでくださいね。 「風と共に去りぬ」本編のあらすじ 「風と共に去りぬ」は南北戦争時代の19世紀アメリカのジョージア州クレイトン群を舞台とした物語。 主人公のスカーレット・オハラは南部きっての美人。 幼馴染のアシュレーウィルクスに思いを寄せるが、アシュレーはいとこのメラニーと結婚。 やけになってメラニーの兄と結婚するスカーレットだが、南北戦争により知人男性たちの多くは戦争に駆り出され、女性たちにも過酷な戦争の闇が襲い掛かる。 北軍によって次々と町が陥落され、ついにアトランタにも攻め入ってきたその時に、何とメラニーは出産による陣痛を迎えていた。 命がけの出産と、命がけの逃亡。 骸骨のようなメラニーと赤ん坊と、自分の子どもを町から逃がしてくれたのは、スカーレットに思いを寄せ続けるレットバトラーだった。 あらゆる敗戦国の苦しみを経たスカーレットはお金に貪欲になり、南部の気高い精神を捨てて重婚を重ねてついに「山師」と嫌われていたレットバトラーと結婚。 南部の鋳型にとらわれず自由な資本主義的精神を持つお似合いの夫婦だったが、アシュレーへの想いを断ち切れないスカーレットの結婚生活は、坂道を転がり落ちるように破綻していった… >> ! 風と共に去りぬの続編は、作者が違う! 風と共に去りぬ続編の「スカーレット」は4冊の文庫本小説です。 作者はアレクサンドラ・リプリーという女流小説家。 本編を書いたのとは別の小説家です。 風と共に去りぬ本編を書いた作家のマーガレットミッチェルは、数々の作品を排出しながらも、文豪の誇りゆえか、亡くなる前に自身の手でほとんどの作品を処分してしまい、大ファンの私が読んだのは「風と共に去りぬ」と「ロスト・レイセン」のみ。 「ロスト・レイセン」はミッチェル16歳の時の作品だとかw才能があるにもほどがあります。 あまりある才能を持ちながら、多くの作品を自らの手で処分してしまったとは…アーティストとしての誇りを感じますよね。 世界中であまりにも多くの「風と共に去りぬ」のファンが、続編を夢見ていたため、製作陣が組織されました。 マーガレットミッチェルの死後に作者を厳選して、続編を書く許可を与えられたのがアレクサンドラリプリーというわけです。 リプリーさんは本編の「風と共に去りぬ」の大ファンで、作品解釈や執筆力の観点から選ばれたとのこと。 「スカーレット」という作品自体は、面白いですが… やはり風と共に去りぬのスカーレットやレットバトラーとは異なる2人のストーリーという印象がぬぐえません。 風と共に去りぬのスカーレットが16歳から27歳くらいまでだったのに対し、続編の「スカーレット」では28歳~35歳くらいのスカーレットが書かれていきます。 レットバトラーはスカーレットの母エレンよりも年上なので…バリバリアラフィフですよね(笑) そんな新たな2人の再生ストーリーを紹介いたします。 「風と共に去りぬ」続編のキャスト一覧• スカーレット・オハラ…物語の主人公。 自分から逃げる夫のレットバトラーの愛を取り戻そうとする。 コラム・オハラ…スカーレットのいとこ。 サバナの親類の中の一人で、スカーレットの父親に生き写しの容姿をする神父。 アイルランドの解放運動に参加している。 ジェラルド・オハラ…スカーレットの亡き父親。 ウィル・ベンテン…スカーレットの妹のスエレンの夫で、現在のタラの主人。 スカーレットの子どもウェードとエラを引き取って育ててくれる、素朴でいい人物。 スエレン・オハラ…スカーレットの妹。 意地が悪くスカーレットとはそりが合わない。 マミー…スカーレットの黒人の養母。 度重なる不幸に衰弱して、タラで養生している。 メラニー・ウィルクス…スカーレットの恋敵で親友。 本編の「風と共に去りぬ」の最後で命を落としてしまう。 アシュレー・ウィルクス…スカーレットの初恋の相手。 メラニーの死後、人生を悲観してボウフラのように生きる。 エレン・ロビヤール・オハラ…スカーレットの亡き母。 サバナの名家ロビヤール家の3女で、父の愛を誰よりも受けていた。 ポリーン&ユレーリ・ロビヤール…スカーレットの母の姉たち。 生涯独身で一緒に住んでいる。 ピエール・ロビヤール…スカーレットの祖父で、サバナの名家に寂しく住む老人。 尊大な態度ゆえにしばしばスカーレットと衝突するが、スカーレットの気質に「亡き妻」の面影を見て、癒されている。 エレナ・バトラー…レットバトラーの母親。 ローズマリー・バトラー…レットバトラーの妹。 根気を逃した若い女性で、スカーレットのような女性を軽蔑し嫌う。 レット・バトラー…スカーレットの夫で愛する人。 意地の張り合いから何度もスカーレットと衝突するが、スカーレットの人生から消そうとしても消えない運命の愛て。 アン・アンプトン…チャールストンの女性教師。 レットバトラーに淡い想いを寄せている。 「風と共に去りぬ」続編のあらすじ・ネタバレ! 全4巻で結構長いです。 1巻のネタバレ メラニーの葬式 「風と共に去りぬ」のラストで亡くなった親友のメラニーの葬式から、物語はスタートします。 メラニーの埋葬の墓に飛び込もうとするアシュレーを止めるスカーレットですが、アトランタの人々は、スカーレットがアシュレーに横恋慕していると、相変わらず軽蔑してささやき続けます。 マミーの看病 メラニーの葬式が終わって、今度はタラから「マミーが病気である」と知らせが届きます。 急いでタラに行くと、自分を育ててくれたマミーはやせ細り、看病の甲斐なく息絶えてしまいます。 マミーを見とるためにレットバトラーがふいに現れますが、辛辣な態度でスカーレットをおいて出ていってしまいます。 スカーレットは傷つきながらも、子どものウェードとエラの世話を妹夫婦に託して、一人でアトランタへドります。 アトランタでの孤独 アトランタでは友だちもなく、どの家からも閉め出されて、北部の友人たちとも決別し、完全に一人ぼっちのスカーレット。 仕事だけは上手くいくものの、孤独から深酒に陥るスカーレット。 アシュレーの世話 メラニーが死ぬ間際にスカーレットにあたくした「アシュレーの世話」のために、アトランタ郊外に土地を買い、家をたくさん建てる計画を立て、その家の資材を全てアシュレーの材木屋から買う段取りをつけたスカーレット。 アシュレーは相変わらず抜け殻だが、仕事がうまくいくことで立ち直ると信じていました。 チャールストンへレットへ会いに… 孤独にさいなまれたスカーレットは、ついにレットバトラーの故郷のチャールストンに行く決意をしました。 レットを取り戻すために!そこにはレットの母のエレナバトラーが、暖かくスカーレットを出迎えてくれ、家に帰ったかのような平安を覚えました。 2巻のネタバレ ローズマリーの登場 しかしレットには年の離れたスカーレットと同世代の妹ローズマリーがいました。 独身で男勝りなローズマリーは、着飾って派手なスカーレットを嫌い、対立してきます。 ダンモア・ランディングの再建 レットバトラーはスカーレットの来訪を嫌い、一刻も早く立ち去るように何度も言うのでした。 自分はダンモア・ランディングという農場を再建させるのに夢中。 スカーレットの誘いには載らずに、ついにチャールストンを追い出されることになってしまいます…。 ヨットでの船旅 チャールストンを去る間際、最後の最後のお願いで、レットとともに置きにヨットで日帰りの旅をしたいとスカーレットは頼みます。 レットもこれに承諾。 2人でヨットの旅に出かけ、新婚時代のように楽しく過ごします。 海での遭難 ところが嵐に合ってヨットが転覆。 二人は命からがら沖に泳ぎ着き、生死をさまよった後の興奮状態の中で愛し合います。 しかしそのはずみの愛の行為を恥じて、レットは姿を消してしまいます。 業を煮やしたスカーレットは、祖父のいるサバナへ旅行に行くことに。 妹のローズマリーにその旨の手紙を託しますが、スカーレットを嫌うローズマリーは手紙を焼いてレットに渡しませんでした。 このことが、2人の運命を大きく変えてしまいます。 サバナへの旅行 サバナへの旅行は、叔母たちとともに生き、退屈極まりないものでした。 しかし母エレンが幼少期に過ごした大豪邸に一歩足を踏み入れると、スカーレットの祖母の妖艶な肖像画に出迎えられます。 かつて祖父をとりこにした魅惑の女性として今もなお語り継がれる祖母の若き日の肖像画に魅入るスカーレット。 祖母ソランジュに生き写しの容姿をしたスカーレットの登場に、試みだされたのは屋敷に住む祖父のピエール・ロビヤールでした。 ピエール・ロビヤール祖父 70~80歳くらいの高齢であるロビヤール祖父は、尊大な態度でスカーレットや叔母たちに横柄に振舞います。 びくびくする叔母たちを横目に、スカーレットは持ち前の勝気な性格を披露。 祖父と衝突するも、自由奔放に振舞います。 父方、オハラ家の親類との出会い サバナには、父方の親類もいて、スカーレットを暖かく迎え入れてくれますが、家の格が違うとロビヤール祖父からは付き合うことを反対されます。 これに反抗してスカーレットはオハラ家の親類を選び、住居をそちらに移します。 妊娠発覚 サバナへ旅行して1か月たとうとしてもまだ、レットバトラーが迎えに来ない…。 海辺出会いを確かめ合ったばかりなのに、なぜ来ないのかと気をもんでいたけど、ローズマリーから手紙が渡されていなかったことが発覚。 怒るスカーレットですが、体調不良から妊娠していることを確信。 3巻のネタバレ アイルランドへの旅行 レットバトラーは子どもが大好き。 妊娠しさえすれば、この子どもを引き取るためにレットを必ず取り戻せるはず!と確信したスカーレットは、いとこのコラムの勧めでアイルランドの親類に会いに行くことにしました。 レットバトラーの再婚 しかしアイルランド旅行中に、レットバトラーの再婚の知らせが届きます…。 レットはチャールストンの女教師のアン・ハンプトンと再婚するということです。 すでに離婚手続きも終わってしまい、遠いアイルランドの空で何もできないスカーレット。 傷心のなか、未婚の母として、ゴシップの種にならないために、アイルランドで生きていくことを決めます。 バリハラの再建 アイルランドの壊れた街バリハラを買い取り、農民を集めて土地を耕し、再建を始めるスカーレット。 土地を再建することに情熱を燃やすことで、レットのことを忘れようとします。 フェニアン団という組織 しかしいとこのコラム・オハラは、実はフェニアン団という地下組織のリーダーでした。 フェニアン団はアイルランドの解放運動の過激派組織。 バリハラは実は、フェニアン団の団員の巣窟で、街には無数の武器が隠されているのでした。 難産による出産 そうとも知らずにスカーレットは、ハロウィンの日に女児を出産。 難産で産婆が逃げ出し、息も絶え絶えのところをアイルランドのあやしい占い師のカイリャハに救われます。 しかし魔女カイリャハは、出産時にやむを得ずにスカーレットの子宮も摘出。 スカーレットは2度と子どもを産めない体になってしまいます。 しかし生まれた娘のキャットの愛らしさから、苦しみの全てを忘れて前向きに生き始めます。 アトランタの財産を処分 赤ちゃんのキャットを連れて、アトランタの財産を処分するために一時帰国。 フランクの店も売り、家も売り、財産を処分します。 アシュレーとの再会 かつての想い人、アシュレーとも再会。 アシュレーの製材所は、スカーレットの影の援助によって大繁盛しており、アシュレーの精悍な顔つきは戻り、男としての自信を取り戻して生きている姿を見ることができます。 2人は再会を喜び、もう恋愛対象ではなく、親友となることを誓い合います。 タラへの帰還 スカーレットは、タラに預けっぱなしのウェードとエラを引き取るためにタラへと向かいます。 けど、タラの主人のウィルベンテンは、ウェードと父子としての絆を深めており、ウェードをこの土地から引き離すことを諦めます。 長い間母親として放置し続けた結果を、スカーレットは受け止めます。 再びアトランタへ 結局子どもはキャットだけを連れて、再びアイルランドへ戻ります。 運命のいたずらで、アイルランド行きの船はチャールストンに一泊することに。 自分を離婚して、別の女と再婚したレットバトラーのいるチャールストン。 子どもの存在を知られたらキャットはレットに奪われてしまうと考えたスカーレットは、びくびくした思い出船で過ごし、やっと船はチャールストンを出ることに。 出向の時に偶然ん港でレットバトラーの姿を見たスカーレット。 双方偶然に驚きを隠せないが、離れ行く船と陸の上で、複雑な別れを告げます。 4巻のネタバレ キャットへの差別 伝説や魔女への恐れを根強く持つアイルランドの民衆は、ハロウィンの夜に生まれた子どもキャットを恐れ、差別をし始めます。 友達もできずに、街の人から忌み嫌われ、医師を投げつけられる生活の幼いキャット。 ハリエットとビリー母子 あるときスカーレットは町で行倒れているイギリス人母子を保護し、屋敷に連れ帰ります。 母親のハリエットは学があり、頭がよく、物静かで聡明な女性。 息子のビリーは、キャットの良き友だちとなってくれ、母子は屋敷に滞在することになります。 しかしアイルランド人とイギリス人の対立でいずらくなった母子は、スカーレットの強い勧めでアトランタへと渡米します。 ハリエットの真の強さや聡明さや、文学的な情緒を見て、スカーレットはかつての親友メラニーを思い出し、アシュレーの新たな再婚相手としてハリエットをアトランタへと送り込んだのでした。 そして思惑通りとなったのです。 レットの来訪 スカーレットに会いに来たレットバトラーが久々にあったスカーレットに辛辣に当たって暴言を吐くことに我慢できず、スカーレットはくやし涙を流しますが、レットが去った後に、レットが再婚した奥さんを出産で亡くしたことを知ります。 そしてすべてを元に戻すために、スカーレットに会いに来たのだと知ります。 スカーレットは人づてに、レットに、「あなたには娘がいる」と伝言を残すのでした。 フェニアン団の暗躍 一方でアイルランドではフェニアン団の過激度が増し、スカーレットの居住地にも不穏な空気が蔓延し始めました。 アイルランドの農民による反乱 そしてついに、各地で農民が領主へ反乱を起こし、イギリス人領主たちは残酷な焼き討ちに会いました。 スカーレット母子への焼き討ち… 農民のために尽くしてきたスカーレットも例外ではなく、農民たちの憎しみの対象になっていたのです。 スカーレットの不在時に、屋敷は焼き討ちに会い、フェニアン団のリーダーのコラムはイギリス軍隊と闘争して死亡。 娘キャットを助けるために燃え上がる屋敷に駆け付けるスカーレットの前に、突然レットバトラーが現れます。 レットとの再会 巧みにかくれんぼをして無事だった娘キャットと再会を果たします。 レットとキャットの初めての対峙をあわただしく済ませ、3人は逃げだします。 娘がいることに感動したレットは、2度とスカーレットをはなさないと誓い、3人は新たな旅へと向かいます。 スカーレットの見どころ 本編に比べると、スカーレットが落ち着いた女性になっていて、しかも向こう見ずな愚かさにいちいち注釈をつけているところが「本編のすかーれととは違う人物」として書かれています。 レットバトラーはスカーレット以上に枠組みのみの存在で、本編の臨場感は亡くなっています。 …という点に目をつむれば、普通の小説として楽しめる面白さ。 チャールストンが舞台• サバナが舞台• エレン・ロビヤールの若い日に密着• 若い日に密着• 親のオハラ家の親類の魅力と闇• 父親の故郷アイルランドが舞台 本編では、スカーレットの階層の中でしか語られなかった、本編のチェインストーリーが次々と登場。 2人の叔母たちや、母の実家は本編ファンに心おどるものがあります。 また、本編では物語に重くのしかかっていた、奴隷解放問題と南北戦争。 今回の続編では、アイルランドのイギリスからの独立が背景に描かれています。 アイルランドの迷信など話が飛ぶように感じますが、要所要所に姿を現すレットバトラーに引きつけられます。 「スカーレット」の動画はある? スカーレットの動画はあるのだけど、2019年11月現在、名だたる動画配信サイトでは見つかりませんでした。 ツタヤかゲオでのレンタルになりますね。 ただ…クオリティはそんなに高くないので、原作を読む方がおすすめです。 さいごに 大好きな風ともに去りぬの続編ですが、別の作家さんなので多少は「別物」と覚悟して読むことをおすすめいたします。 小説としての完成度は高く、十分楽しめるので、一度ぜひ、読んでみてくださいね! 2児のシンママの蓮です。 ジョギング・歴史が好きで、趣味は子どもたちとわちゃわちゃ過ごすこと!子育て情報も多数配信。 女性らしさとは無縁だった私が、シングルになった途端に「恋するために女度あげなきゃ!」と焦って美容術を開始! アラフォーからでも時短でできちゃうアンチエイジング&美容術を紹介してます。 大学で歴史を学んでいて、文学&芸術&文化学の本を読み漁っています。 翻訳・通訳の経験ありで母子留学にも興味深々。

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スカーレット・オハラとは

スカーレット オハラ

概説 [ ] 下のを背景に、系移民の父と、の系名家出身の母を持つ気性の激しい南部の女、スカーレット・オハラの半生を、彼女を取り巻く人々ともども、壮大に描いた作品である。 十年近い歳月を費やして執筆され、に出版、翌年を受賞した。 ()にで公開された映画『』は、当時としては画期的な長編映画であったことも手伝って、世界的なヒット作となり、にて・・・・を始めとした9部門を受賞した。 あくまで南部の視点からのみ描かれた本作は、「奴隷制度を正当化し、(オハラの様な)白人農園主を美化している」ためを助長するとして根強い批判と抗議を受け続けている。 特にの描写を非常に強く批判されており、また団体(KKK)を肯定している点等も強い批判を受けている(主人公スカーレットの周囲にいる白人男性たちは、レット・バトラー以外のほぼ全員がクランのメンバーである)。 この小説に対抗して、『風と共に去りぬ』の黒人奴隷達を主観に据えたからの批判的パロディー小説、『風なんぞもう来ねえ』()が黒人女性作家によって2001年に著されている。 この『風なんぞもう来ねえ』は、ミッチェル財団から「著作権侵害」として提訴された。 この訴訟について、いったんは連邦地裁が出版差し止め命令を下したものの、2001年5月25日、アトランタの連邦高裁によって「著作権侵害に当たらず」として却下されている。 初刊から大ベストセラーとなったが、ミッチェルの生前発表した作品は本作のみであった。 続編の希望はあったものの、ミッチェルが病弱であったため、本作の執筆と完成だけでも膨大な年月を要し、同時に等の版権管理に追われたこともあって、本作以降の創作意欲を喪失してしまったためとされる。 また、未発表原稿はあったものの、ミッチェルの遺志によって、死後夫により全て破棄されたとも言われる。 ストーリー [ ] 舞台はが残るのアメリカ南部・。 の頃である。 アイルランド系移民で一代で成功した農園主の娘、美しいスカーレット・オハラは、自分と同じ上流階級で長身の美青年アシュレー・ウィルクスに恋をしていた。 だがアシュレーは、アシュレーの従姉妹メラニーと婚約していた。 「12本の樫の木屋敷」でのバーベキューパーティーで、2人の結婚を知って愕然としたスカーレットはアシュレーに想いを打ち明けるが、アシュレーはスカーレットに惹かれていることは認めながらもメラニーと結婚すると言う。 アシュレーが去った後、癇癪を起こしたスカーレットはそばにあったウィルクス家の花瓶を投げつけて壊す。 偶然、一部始終を目撃したレット・バトラーは、彼女の生命力にあふれた躍動的な精神に強く魅かれる。 スカーレットは軽蔑する友人達の陰口を聞き、アシュレーへの当て付けのためにメラニーの兄(チャールズ・ハミルトン)が自分に求婚をするように仕向けた。 何も知らないチャールズは、スカーレットの思惑通り、南北戦争の開戦のニュースに沸き立つ中で彼女に求婚、スカーレットは後悔しながらも結局結婚してしまう。 しかしチャールズは結婚後間も無く戦場に赴き病死。 スカーレットは17歳にしてチャールズとの間にできた長男ウェードを出産して、未亡人となる。 ウェードを連れてアトランタに赴き、ピティパット・ハミルトンとメラニーとの新生活を始めたスカーレットの前に、かつて無頼な行為でから締め出されたレットが、彼女が未亡人になった事を聞いて現れる。 スカーレットに自分と似たものを感じるレットは、スカーレットが被る淑女の仮面を取り去り、彼女本来の姿を露わにしようとする。 またスカーレットも、喪服姿でダンスパーティに参加する等破天荒な行為で周囲の度胆を抜く。 そんな中、南軍は北軍に対して苦戦を強いられ、遂にアトランタの陥落も目前となったが、出産を目前に控えたメラニーの看護をしていたスカーレットは、脱出の機会を失ってしまう。 進撃する北軍の砲声の中、産後間も無いメラニーとその赤ん坊やウェードを抱えて脱出の機会を失い途方に暮れた彼女は、大嫌いなレットに助けを求める。 への帰還を望む彼女を、レットは炎上するアトランタから痩せ馬の馬車で脱出させる。 危険地帯を通り抜けた後、レットは自分は軍隊に入るのでこの先は一人で帰るようにとスカーレットに告げる。 冗談だと思い笑うスカーレットに情熱的な口づけをして、レットは南軍の守る前線へと赴く。 置き去りにされて怒り心頭に発したスカーレットだが、ようやく故郷・タラへと到着した。 しかしタラは北軍の駐屯で荒廃し、頼りにしていた母・エレンも腸チフスで病死していた。 一夜にしてオハラ家の主となった彼女の意識は、飢えを凌ぐ事と故郷を守る事だけに集中する。 税金の工面に窮したスカーレットは、妹スエレンの恋人であり商店を営んでいたフランク・ケネディを奪い再婚したが、やがてフランクの商才の無さから自ら商売を始める。 その間にフランクとの女児(エラ)も儲けるが、当時女性が男性を差し置いて主体的に経営を行う事はタブーに近かった事や、北軍の移住者と友人になったりした事から周囲からの評判は下降し、メラニーを始めとするウィルクス家の人々とレットを除き彼女の周囲から古い友人は続々と離れていく。 また彼女の不用心な行動が難民から襲われる事件を引き起こし、加害者に制裁を加えようとしたフランクは銃弾に倒れてしまう。 スカーレットは、レットと三度目の結婚をする。 レットはそれまでの夫と違い妻が商売をすることに反対せず、スカーレットの自由にさせる。 やがて二人の間には娘のボニーが生まれ、レットは初めての娘を溺愛する。 しかし、スカーレットの想いが依然としてアシュレーにあり、また彼女が自分を愛する者に対して無慈悲である事を知るレットは、以前からスカーレットを愛していた事をひた隠しにする。 またスカーレット自身も次第にレットを愛するようになっていたにも係わらず、自分は相変わらずアシュレーを想い続けていると信じ込み、それを自覚する事が出来ずにいた。 ある日、スカーレットはアシュレーとの会話で、彼がレットと自分の夫婦関係を嫉妬していることを知る。 スカーレットはレットにこれ以上子供を作りたくないという理由で寝室を別にしたいと告げる。 するとレットは、スカーレットが夫としての自分の権利を拒絶するなら今後は他にいくらでもいる別の女と関係を持つだけだと告げ、スカーレットにせいぜい純潔を守ることだとも言う。 何事もなかったかのようにレットが去ったあと、スカーレットは、以前から自分を悩ましていた、冷たい霧の中を恐怖にかられ必死に何かを求めて彷徨う悪夢から夜中に目覚めても、今までのようにレットの逞しい胸に抱き寄せられて慰められることはもうないのだと後悔し、自分をひどく不幸に感じて泣く。 ある時、酔ったレットがスカーレットを強引にベッドに連れて行き、スカーレットは初めて肉体的な喜びを知る。 しかし、レットは自らその行為を恥じる。 一方レットの情熱的な訪れを待つスカーレットは、訪れる事の無いレットに対して自分が単に嬲り者にされたと思い、二人の気持ちはその日から更に擦れ違い、夫婦仲は日増しに険悪になって行く。 再び妊娠したスカーレットにレットが暴言を吐いた事が切っ掛けで、スカーレットが階段から転落、流産して生死を彷徨う。 レットはメラニーに、スカーレットがもし死んでしまったなら耐えられないと、スカーレットへの激しい愛を吐露する。 しかしこの流産は二人の間に深い溝を作る事になり、レットはボニーに全ての愛情を注ぐが、ボニーは彼がプレゼントしたポニーの「バトラーさん」から落馬し、スカーレットの目の前で死んでしまった。 これを機にスカーレットとレットの最後の絆が断たれてしまい、レットは家に寄り付かなくなる。 娘を失ったショックから抜けきらない内に、スカーレットに最後まで友愛を示し続けたメラニーまでがに因り命を落とす。 スカーレットは、この時初めてアシュレーを奪った恋敵として憎んでいた筈のメラニーを、実は心から愛し頼りにしていた事に気付く。 また、死の床のメラニーからレットの自分に対する愛情を知らされ、初めて、自分も愛しているのはアシュレーではなくレットであり、これまで彼女を理解し助けていてくれたのも彼だという事を自覚する。 スカーレットは彼女の悪夢の中で何かを探していた自分の「その何か」が漸く見付かった思いで霧の中を急いで帰宅する。 スカーレットはレットに心から謝罪し愛を打ち明ければ、二人の関係も回復するだろうと思っていた。 しかしレットは既にスカーレットを追う事に疲れ切っていた。 これまで隠して来た心の内の変遷と、ボニーを溺愛したのはスカーレットを素直に愛すことができない代償であったこと、結論として、もうスカーレットを愛してはいない事を説明し、一人で故郷のチャールストンに帰るつもりだと言う。 スカーレットは必死に泣きすがるが、もはやレットの決意をひるがえすことは不可能なことを悟る。 自分を支え続けてくれたレットとメラニーを同時に失い遂に孤独となったスカーレットだが、彼女はやがて明日に希望を託し、絶望の中から一歩踏み出す。 登場人物 [ ] (Katie Scarlett O'Hara) ヒロイン。 彼女の父親を除けば単にスカーレットと呼ばれている。 父の母親の名前を付けられた。 一代で富を築いたアイルランド系移民である父と優雅な系の出身の母を持つ農園主の娘の若い貴婦人。 真の貴婦人である母エレンを敬愛しながらも、彼女自身は気が強く、機敏で計算高く、貪欲なで、極めてな精神を持つが、決して困難には屈しないプライドと意志の強さも持っている。 一度捕えると離さない動的な美貌の持ち主で、周りの男性からちやほやされて育った。 しかし結婚して直ぐに夫が死に、更に南北戦争の敗戦後財産を全て失い波乱の人生を送る事となる。 数字に強く、男性の心を掴む技術にも長けており、商才がある。 実家の農園タラを心から愛している。 レット・バトラー(Rhett Butler) の名家出身だが的に振舞おうとせず、うわべのを装うことなく世間の反発をかう。 スカーレット同様、計算高く、機敏で貪欲なだが、彼女との違いは物事や人を的確に見抜く能力と上流社会の見せかけの偽善に対しての侮蔑心。 名家らしからぬ奔放な言動で、父親からされ社交界からは締め出された。 戦争が始まる前から南部の敗戦を予測し、軍隊には加わらず北軍の封鎖を破って商品を投機的に売り巨万の富を築き、戦後は莫大な公金を横領した海賊的紳士。 スカーレットをアトランタからタラに送る途中に傷ついた少年兵を見て軍に志願する。 しかし北軍に囚われる。 実はスカーレットを愛しているが、なかなか本心は見せようとせず彼独特の方法で求婚し、スカーレットの二度の結婚を経たのちにやっと結ばれた。 端正な容貌をしており、スカーレットは新婚旅行先での他の女性たちからの羨望の眼差しで、はじめてそのことに気付く。 皮肉で傲慢な態度を見せるが意外にも子供には優しく、特にボニーのことは溺愛していた。 最後にはスカーレットへの愛に疲れ、彼女の前から去る。 ジョージ・アシュレー・ウィルクス(George Ashley Wilkes) 普段は単にアシュレーと呼ばれる。 スカーレットが思いを寄せる出身でもあり、紳士的な長身の美青年。 スカーレットの誘惑に悩まされるが、精神的な支えとして最初から従姉妹のメラニーと深く結ばれていた。 万事において精神主義的で博愛主義的な綺麗事を好むが、行動力には乏しい。 本人の悪意や計算高さには無縁そうな言動に、スカーレットのみならずレットまでをも含む周囲の人間が振り回されている場面が多い。 特にスカーレットへの彼の言葉は、スカーレットとレットの間に決定的な亀裂をもたらし、最終的に破局に追い込んだ。 スカーレットと妻メラニーの間で揺れ動いた結果、「メラニーが僕の全てだった」そしてスカーレットは肉体的にしか愛せないと彼女の死後、スカーレットに打ち明ける。 メラニー・ウィルクス(Melanie Hamilton Wilkes) 旧姓・ハミルトン。 アシュレーの妻でチャールズの妹、スカーレットの義妹。 病弱だが、心優しく純真で健気な女性。 家族を心から愛しており、またスカーレットが自分に深いを抱いているとは知らずスカーレットを信じ、まるで実の姉のように一途に慕っていて、世間の非難からも敢然と庇う。 普段は気が弱いが、いざ自分の愛するものに危機が迫ると勇気を発揮する。 全てを包み込む包容力の塊のような女性で、その優しさはレットをも包み込むほど。 レットも彼女には惜しみない敬愛の念を抱く。 死の床でアシュレーをスカーレットに托す。 ボールガード・ウィルクス(Beauregard Wilkes) アシュレーとメラニーの息子。 通称はボー。 南軍のから名付けられた。 チャールズ・ハミルトン(Charles Hamilton) スカーレットの最初の夫。 アシュレーの妹で従姉妹のハニーのだったが、かねてから崇拝していたスカーレットに誘惑されて結婚した。 スカーレットはアシュレーとメラニーの婚約を知り、あてつけのために彼と結婚したため彼を愛してはいなかった。 結婚の2ヵ月後、戦う前に病死した。 ピティパット・ハミルトン(Aunt "Pittypat" Hamilton) メラニーとチャールズの叔母。 本名はサラ・ジェーンだが、そう呼ばれることはほとんどない。 世間知らずな老婆で、何かショックなことなどがあるとすぐ(もしくは気絶するふりを)する。 オールドミスである。 ウェード・ハンプトン・ハミルトン(Wade Hampton Hamilton) スカーレットとチャールズの息子。 母親と戦争に怯えて育った、父親似の内気で優しい子供。 なお名前のはサウスカロライナ出身の南軍将校として実在した人物である。 ジェラルド・オハラ(Gerald O'Hara) スカーレットの父。 背の低いアイルランドので、農園を開き1代で富を築いた。 妻・エレンの死のショックからてしまう。 アンドルーとジェイムズという名前の兄がいる。 エレン・ロビヤール・オハラ(Ellen O'Hara) スカーレットの母。 フランス貴族の家柄出身。 長身の美人で心優しい、真の貴婦人。 古い女性としての立場をまもり、模範的な妻であり母でもある。 しかし昔の恋人で従兄弟でもあるフィリップへの想いを心の奥深くに隠し、で死亡する。 死の床では彼の名を呼んだという。 スカーレットは母をとても尊敬していたためその死は衝撃的だった。 スーザン・エリナー(スエレン)・オハラ(Suellen O'Hara) スカーレットの上の妹で、普段はスエレンと呼ばれている。 目立ちたがり屋なため、母のになるためのしつけには素直に従っていた。 気位が高くっぽいのでスカーレットは彼女を嫌っており、スエレンもスカーレットを目の敵にしている。 許婚者のフランクをスカーレットにとられ、その後生活の為使用人のウィルと結婚し2児の母となる。 キャロライン・アイリーン(キャリーン)・オハラ(Carreen O'Hara) スカーレットの下の妹で、普段はキャリーンと呼ばれている。 気が弱いため、スエレンと同じく母のしつけには素直に従っていた。 信心深い性格で母と婚約者の死後、お祈りを欠かさずしている。 後に恋人の戦死を悼みチャールストンの尼僧院に入ってしまう。 ウィル・ベンティン(Will Benteen) 身寄りのない元の南軍兵。 洞察力に優れた人格者。 オハラ家に住み、農園の再建の大きな力になる。 キャリーンを愛していたが想いは伝えず、後にスエレンと結婚する。 フランク・ケネディ(Frank Kennedy) スカーレットの2番目の夫。 紳士的だが、気の弱い中年男性。 ひげを生やしている。 スエレンの許婚者だったが、敗戦後貧乏にあえぎ農園再建の金に困っていたスカーレットが金目当てに彼を誘惑し、結婚した。 商売下手だったため、妻の尻にしかれることになる。 スカーレットを襲った浮浪者たちに復讐するさなか命を落とす。 エラ・ロレーナ・ケネディ(Ella Lorena Kennedy) スカーレットとフランクの娘。 スカーレットはこの子を低脳と決め付ける。 ボニー・バトラー(Eugenie Victoria "Bonnie" Butler) スカーレットとレットの愛娘。 本名はユージェニー・ビクトリアだがそう呼ばれるとことはほとんどなく、数種類あるの一つ、(麗しき青旗)のように美しい青い瞳の子としてボニーと呼ばれた。 愛馬のポニーに「バトラーさん」と名づけたが、して首を折る。 その死はスカーレットとレットの間の深い亀裂を決定づけた。 マミー(Mammy) エレンが実家から連れてきた忠実な女でエレンとスカーレット、その子供たちの3代にわたっての。 エレンの母(スカーレットの祖母)に厳しくしつけられたためか礼儀作法に厳しく、またオハラ家の奴隷達を取り仕切っていた。 スカーレットに礼儀について口やかましく言うが、それはスカーレットを思ってのこと。 奴隷解放のあともオハラ家に残った数少ない1人。 辛辣にレットを批判したせいで、レットでさえも彼女からは敬意を払われたいと思うほど。 常にスカーレットの傍を離れず、スカーレットがレットと結婚した後も仕えてきたが、ボニーの死後、冷え切った二人の関係を見て、自分には何もできないと悟り、タラに帰る。 ポーク(Pork) 奴隷解放のあともオハラ家に残った数少ないの1人。 妻のディルシーと義理の娘のプリシーまで買ってくれたジェラルドに恩を感じており、敗戦後もオハラ家のために一生懸命尽くす。 ディルシー(Dilcey) ポークの妻。 のあともオハラ家に残った数少ないインディアンと黒人の混血奴隷の1人。 娘を一緒に買ってくれたジェラルドに恩を感じ、夫と同じくオハラ家に尽くす。 の血が醸し出す威厳があり、スカーレットからも一目置かれている。 プリシー(Prissy) ディルシーの娘で、スカーレットのお付の黒人奴隷。 があり、すぐ得意がるが、いざという時まるで役に立たない。 ベル・ワトリング(Belle Watling) の娼館(酒場付きの売春宿)の女主人。 レットの愛人。 映画版 [ ] 詳細は「」を参照 ()にで公開されたのを皮切りに、世界的なヒット作となり、では・・・・を始めとした9部門を受賞した。 舞台 [ ] 日本の舞台 [ ] この作品は、その背景となっている南北戦争の敗戦とその後のの姿が、敗戦とという日本の歴史に通じる部分があることなどから、日本でも広く愛読され、何度も舞台化されている。 に改築されたばかりのにて、製作・脚本・演出で世界最初ので舞台公演し、大ヒット公演となった。 スカーレットが荒廃のタラで、復活を誓う所までを前編とした。 本物の馬が登場したことも、大きな話題を呼んだ。 翌67年に後編、その後は前後編をあわせた総集編が登場した。 スカーレットをと、レットをとで、ダブル主演とした。 には題名を「」として東宝によりミュージカル版も、帝国劇場で公演された。 レット役はがキャスティングされたが、直前に怪我により降板、が代役を務めた。 このミュージカル版はのスタッフによって英訳され、、でも公演された。 、でも東宝版とは異なったミュージカル版が舞台化されてヒットした。 以来幾度も再演され、宝塚の重要な演目の1つとなっている。 詳細は を参照のこと。 に主演で、ストレートプレイ版を再演した。 に再び大地主演で作品を原作とした続編『』も上演された。 さらに、更に大地主演でミュージカル版『風と共に去りぬ』も製作(これで和製ミュージカル版は3ヴァージョンとなる)、同作を一部改定のうえ2002年に大阪の、2003年に名古屋の、帝国劇場、2006年に福岡ので再演された。 6月に大阪の梅田芸術劇場で、6・7月に帝国劇場開場100周年記念公演として、東宝ストレートプレイ版「風と共に去りぬ」が、主演のスカーレットを、レットをで、24年ぶりに公演された。 『』のジェラール・プレギュルスヴィック作曲。 にイギリスでもミュージカル化された。 歌曲 [ ] 歌曲の「風と共に去りぬ」(Gone With the Wind) は、ハーブ・マジソン(Herb Magidson)作詞、アリー・リューベル(Allie Wrubel)作曲でに発表された。 小説『風と共に去りぬ』にされて作られたと言われているが、内容は抽象的な失恋の歌であり、小説や映画とは直接の関係はない。 ただし、映画『風と共に去りぬ』の宣伝に使われたとも言われている。 ミディアムスロー・テンポで歌われるメジャーなで派手な曲でなく、ヒットはしなかった。 だが、以降の時代になると、通好みの『ひねった』曲調がシンガーやピアニストに好まれるようになり、それ以降、となっている。 数多くのミュージシャンがカバーしているが、とりわけ日本においては、やの歌唱が有名である。 続編 [ ] 『風と共に去りぬ』を完結した作品とみなしていたミッチェルは、多くの人から勧められても決して続編を執筆しなかった。 に交通事故で他界し、夫ジョン・マーシュ(John Marsh)の手に渡った『風と共に去りぬ』のは、にジョンが死去すると兄のスティーヴンズ・ミッチェル(Stephens Mitchell)が相続し、にスティーヴンズが死去するとさらにその子(つまりマーガレットの甥)であるジョー・ミッチェル(Joe Mitchell)とユージン・ミッチェル(Eugene Mitchell)に引き継がれた。 ミッチェルの相続人たちが恐れたのは、に『風と共に去りぬ』の著作権が切れた後、誰もが競って続編を書き始めるという状況が現出することであった。 悪くすると、南北戦争の仇敵である北部出身者や三流作家が執筆してしまうかもしれない。 実際、のような例(映画の脚本として続編を書くが裁判の結果、続編の公開を阻止)もある。 このような懸念からミッチェルの相続人たちは、先手を打って続編の出版を企画し、にリプリーの『』が誕生した。 しかし『スカーレット』は、世界的な大ベストセラーとなりテレビドラマ化されるなど、商業的な成功を収めたものの、作品自体に対する世評には厳しいものがあった。 そこで、イギリスの作家に続編の執筆が依頼された。 執筆には『風と共に去りぬ』の全体的なトーン、人物設定や背景を踏襲するという条件が付され、さらに白人と黒人の結婚は禁止、やについての言及も禁じられた。 テナントは『タラ』と題する575ページの原稿を書き上げたが、「感覚がイギリス的過ぎる」という理由でミッチェルの相続人側から却下され、出版も差し止められた。 その後、アトランタ生まれの作家にも続編の執筆が打診されたが、契約書中の同性愛等の描写を禁止する条項が作家としての自由を妨げるものとして、彼はこの依頼を引き受けることはなかった。 さらに続編の執筆者探しの試みは続けられ、南北戦争を舞台にした小説で評価されたに白羽の矢が立った。 今度は過去の失敗を踏まえ、現代までの性や人種に関する人々の意識の変化を作品に反映することを容認し、内容に過度の干渉を加えないよう配慮がなされた。 マッケイグはスカーレット・オハラではなくレット・バトラーの視点で続編を書き上げ、にアメリカで『』が刊行された。 主な日本語訳 [ ] 長らく大久保・竹内訳が読まれてきたが、2015年にとからほぼ同時に新訳が刊行された。 訳『風と共に去りぬ』 新潮文庫 全5巻、2015年4月 - 7月• 訳『風と共に去りぬ』 岩波文庫 全6巻、2015年4月 - 2016年3月 脚注 [ ] [].

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【風と共に去りぬ】スカーレットが愛を見誤った理由を考察!レットへの愛に気付かなかったのは何故?彼女の強さをどう理解する

スカーレット オハラ

オハラを演じる 初登場 作者 演 詳細情報 愛称 Scarlett 別名 Katie Scarlett O'Hara birthname 性別 女性 家族 ジェラルド・オハラ(父) エレン(母) スーザン・エリナー(妹) キャロライン・アイリーン(妹) 配偶者 チャールズ・ハミルトン フランク・ケネディ レット・バトラー 子供 ウェード・ハンプトン エラ・ロレーナ ユージェニー・ヴィクトリア(ボニー) 宗教 Roman Catholic ケイティ・スカーレット・オハラ(Katie Scarlett O'Hara)は、マーガレット・ミッチェルの長編小説『』に登場する架空の人物。 (AFI)が企画した「」の一環、『』では彼女のセリフ「 After all, tomorrow is another day! 」(「明日は明日の風が吹くわ! 」)と「 As God is my witness, I'll never be hungry again」(「神よ、ごらんください。 二度と飢えはしません! 」)がそれぞれ31位と59位にランク入りしている。 生い立ち [ ] 1845年、クレイトン郡のジョーンズボロ近くのタラで系移民のジェラルド・オハラと系の亡命貴族の娘、エレン・ロビヤールとの間に生まれる。 妹にスーザン・エリナー(愛称スエレン)とキャロライン・アイリーン(愛称キャリーン)がいるほか、三人の夭逝した弟がいた。 若い頃からクレイトン郡きっての魅力ある娘として多くの男性を虜にしていたが、性格は父親に似て頑固で強情であり彼女が思いを寄せるのは近隣農園のトウェルブ・オークスの貴公子、アシュレ・ウィルクスだけだった。 しかし彼が従妹のメラニー・ハミルトンと結婚するとスカーレットは自棄でメラニーの兄のチャールズ・ハミルトンと結婚する。 しかしの勃発でアシュレやチャールズは多くの近隣の青年と共に兵士として出征、ほどなくチャールズは伝染病にかかり死亡してしまう。 翌1862年にスカーレットはチャールズの忘れ形見を出産、と名づけられるが子育てに熱中できない。 気分転換で同じジョージア州のやのに行くもすぐに出戻ってしまい、義妹のメラニーのいるへ出向く事になる。 南北戦争の戦禍にあう [ ] アトランタのバザーでスカーレットはアシュレとメラニーの婚約発表の時にあったレット・バトラーと再会し、喪服のままダンスに参加し世間の批判をあびる。 南北戦争は開戦当初は南軍優勢だったものの封鎖によりヨーロッパからの物資が滞り逼迫してくる。 スカーレットに恋焦がれた近隣の青年達も多くがなどで戦死し、1864年にはついに将軍の率いる北軍がジョージア州に侵攻し、アトランタも砲弾を受けるようになる。 スカーレットはレットに援助を要請して燃えるアトランタを脱出する。 レットが途中で南軍に志願するといって分かれた後、スカーレットは出産直後のメラニーとアシュレの子を守りタラへ帰還するが、そんな彼女に待っていたのは母の死とそれが元で廃人と化した父、数人の黒人奴隷と廃墟のタラだけだった。 スカーレットはどんな困難にあおうとも家族を守り抜くと誓う。 二度目の結婚 [ ] スカーレットは自ら農作業を行うもののによるシャーマン軍の再度の来襲で綿花を反故にされてしまう。 そして南北戦争が南部の敗戦となり、アシュレが帰還するとスカーレットはアシュレとに行こうと誘うもアシュレに断られる。 その直後にかつての農場監督のジョナス・ウィルカーソンがタラを買い取ろうとすることを知るとスカーレットはアトランタに出て北軍の監獄にいるレット・バトラーから金を引き出そうとするも失敗し、帰りにあった妹スエレンの許婚のフランク・ケネディと二度目の結婚をし、タラを守る事に成功する。 スカーレットはフランクとの間にエラ・ロレーナという娘を授かるが、子育てより夫の事業を引き継ぎ拡大させ、アシュレも手伝わせるようになる。 ある日、シャンティタウンで暴漢に襲われ、その結果、周囲の男性を団に参加、敵討ちをさせる事となり、アシュレを負傷、フランクを死亡させてしまう。 レットとの三度目の結婚 [ ] フランクが死んだ後、スカーレットはレット・バトラーに求婚され、周囲の人々の反対を押し切って結婚し、スカーレットもレット同様、、の仲間にされてしまい、アシュレとメラニー以外の人間から疎外されてしまう。 スカーレットはレットとの間にボニーを産むがアシュレの事を忘れることができない。 ある日、アシュレと昔話をして感極まり抱き合っている所をアシュレの妹のインディアにみられ街中の噂となり、レットとも喧嘩になり別居する。 しかしこの時、スカーレットは二人目の子供を妊娠するが別居から戻ったレットと再度喧嘩になり、レットに襲い掛かろうとして誤って階段から落ち、流産してしまう。 そしてボニーも落馬死し、レットとの夫婦関係が致命的になる。 流産し死の床にいるメラニーをみて怯えるアシュレをみてスカーレットはようやくアシュレの思慕から冷め、自分を本当に愛し守ってくれたのはレットだったと気づくが、邸宅に戻るとレットが出て行こうとしていた。 レットはスカーレットにもう自分への愛はなくスカーレットが嫌う同情や憐憫しかない、と言い残し出て行った。 スカーレットは絶望に打ちひしがれるがを思い出し、やり直す決意をする。 映画版のスカーレット候補 [ ]• 脚注 [ ]• AFI. com. 2014年7月15日閲覧。 この項目は、に関連した です。

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