ファイブ スター 物語。 モーターヘッド (ファイブスター物語)

ファイブスター物語の登場兵器

ファイブ スター 物語

概要 [ ] 『ファイブスター物語』の主な舞台となるジョーカー太陽星団においては、戦争の全てが巨大人型兵器である(新設定では)を中心として構成されており、MH GTM には同じくMH GTM でしか対抗することは不可能とされるほど、その他のあらゆる兵器に勝る万能の兵器として扱われている。 しかしそれらを扱うことが出来るのはごく少数しか存在しない「」と呼ばれる非常に高い身体能力を持った超人のみであるため、各国は大多数の常人による軍隊も保有しており、やといった兵器が多数開発・使用されている。 またMH GTM は最終決戦のための兵器であり、その後の占領任務などを行うのは通常の軍隊である。 軍隊の主な構成は宇宙軍と地上軍、そして騎士で構成される騎士軍に分けられており、高い技術により兵器があらゆる地形に対応出来るようになっているため地上は陸海空の三軍に分かれず、一括して全てをフォローする様になっている。 宇宙軍は宇宙における戦闘や惑星間の輸送、その他宇宙移動の補助などが主任務となる。 などを含めたあらゆる乗り物が飛行可能になっているものの、光学兵器と捕捉技術の発達によって簡単に撃墜されてしまうようになっているため、宇宙戦闘などを除いていわゆるなどはほとんど用いられずに空中戦車 エア・バレル や歩兵による地上戦が主体となっている。 モーターヘッド [ ] を参照。 ゴティックメード [ ] を参照。 車両 [ ] E-75 [ ] 諸元 E-75 型式番号 E-75 所属 A. 全長 9. 地上軍の保有するエア・バレル。 ユーリー・バシュチェンコ大尉が指揮官を務める精鋭の戦車教導大隊も使用しているA. の誇る強力なエア・バレルで、コンパクトながらも1000m強の距離からの砲撃も弾く強力な装甲と、他国へ供与していないというフリードリッヒ・クルップ社製185mmガンランチャー1門を備え、シーブル軍の戦車隊をあっという間に撃破している。 その後はMH戦に突入し、救出目標であったレディオス・ソープ 天照帝 を逃がすためにシーブル軍のMHザカーへの囮となるがMHに対しては全くの無力であり、わずかに時間を稼いだ末に全滅している。 E-505 [ ] 第7~8巻に登場する、A. 地上軍の駆逐戦車。 車体長7. 9m、自重45t。 歩兵の支援を主な目的とする車両で、2門の砲台を持つ。 シーブル軍の重戦車であるM1レオパルドに対しては分が悪く、最大出力でも2000m以内でなければ正面装甲を抜くことは出来ないと言われていた。 事実その後正面から砲弾を弾かれ、逆に攻撃を受けて部隊が壊滅している。 M-2 [ ] 諸元 M-2 型式番号 M-2 Me-2 所属 コーラス王朝 A. 他多数 全高 3. 51m 全長 18. 9m 車体長:12. 6m 全幅 5. 22m バズーカプレート込:6. Me-2とも言われ、コーラス軍仕様はタイプ62Cとされる。 独立した二つの砲塔を持つ戦車で、多目的な任務に対応するために大型の車体となっており、後部スペースの全てがコンテナユニットのためおよそ8人程度の兵員を収容することも出来る。 性能面の優秀さから星団80カ国で使用されており、コーラス王朝を含む10カ国でライセンス生産されている他にA. もアドラー星の統治領で使用している。 そのため非常に細かいバリエーションが多く、同じ国の軍隊の中でも細部の異なる車両が多い。 劇中ではハグーダとの戦争が長期化したことにより、新車でありながらオイル漏れやメカノイズが目立つといった細部の作りが甘くなるなどの悪影響が見られるようになっていた。 また、リスト大尉の乗る車両が奇跡的にMHマグロウに弾を命中させたことで撃破に成功した事が軍中の大きな話題となっていた。 ちなみに通常は「1分間に1200発発射できる180mmガンランチャー5000発を10台の戦車で予測射撃をして撃ったとしてもかすりもしない」程であり、それを実証するかのようにその後奇襲を仕掛けてきたブーレイ部隊によって戦車隊はたちまち殲滅されてしまっている。 M1 レオパルト [ ] 第7巻に登場する、シーブル軍の保有するエア・バレル。 三軸砲を持った丸みのある重厚なフォルムをしている。 バキン・ラカン帝国製のエア・バレルで、主砲であるラインメタル・フォージク社の250mm砲は初速ではE-75の185mm砲を上回っており、また星団における知名度も高い。 劇中ではE-505部隊を撃破するが、その後駆けつけてきたE-75で構成される戦車隊には敗れている。 5 ブースト時はソル30. 宇宙軍 A. で運用されている宇宙戦艦、正式名称はU-XXV U-25。 一番艦ベル・クレールは天照家の旗艦として、二番艦アライメントはA. 宇宙軍本部の旗艦として使用されている。 フィルモア帝国の旗艦ダランスと同世代のかなり古い建造の艦船と言われており、旧設定においては星団歴1800年頃の建造記録が残っている。 左右に二つの大型セイルを持つ優雅な外見とは裏腹にかなりの重武装が施され、またあらゆる用途に対応した膨大な収容面積を持っている。 第1巻ではアドラー星バストーニュに向かうレディオス・ソープのすぐ近くを通過する形で登場しており、その後星団暦3185年にザ・ウィルが完成すると旗艦の座を譲ることになるが、その後もA. の主力艦として活躍したとされる。 ホエール [ ] 諸元 ホエール WHALE 艦級 U-XXX 所属 A. の高速巡洋艦、正式名称はU-XXX U-30。 ベル・クレールと比較して小さいサイズと速度のある扱いやすさから、軍事や外交など様々な場面で用いられており、一番艦ヘル・ドウラー、二番艦ディア・ランス、三番艦ミル・ギグの三隻が就役している。 第3巻ではコーラス軍へ協力するA. の装備としてMHナイト・オブ・ゴールドや、そしてジュノーンに積むためのエンジンを輸送し、第5巻ではクローム・バランシェの最後を見届けようとするソープをアドラー星にあるバランシェの館へと送り届けた。 第7~8巻では三番艦ミルがカステポーで孤立したソープこと天照を救出するために編成された軍団の旗艦となってボォス星に向かい、宇宙から地上軍の指揮を行った。 S型高速雷撃艇 [ ] J型キリフィッシュのさらに下に位置する小型の雷撃艇。 全長79m。 780隻以上が就航している。 パンナコッタ型揚陸艇 [ ] A. 宇宙軍の輸送艇または揚陸艇。 戦車9機、兵員500名を運ぶMC-7A型や戦車6機、兵員500名を運ぶMC-108型、MHの輸送に対応するMC-5AMD型などの様々な種類がある。 ザ・ウィル [ ] 天照家の次元航行移動戦闘コロニーと呼ばれる巨大な宇宙船。 ベル・クレールに代わって皇帝旗艦となり、物語の最後まで天照の本拠地となる。 幼い頃のラキシスがクローム・バランシェにねだって設計してもらっていた物で、死期が近づいていたバランシェが天照に設計図を託し、その後星団歴3180年に完成させている。 全長32,500m・推定水中排水量223,000,000tと、星団歴の宇宙船としては他の追随を許さない圧倒的な巨大さを誇っており、旧設定においては同じく規格外の巨大MHであるヤクト・ミラージュを唯一運用できる艦船とされていた。 三つのベントセイルを持っているのが特徴で「ベントスリー」などとも呼ばれている。 第1巻や第11巻に登場しているが、その後デザインと設定が一新されて『』に登場し、その際にはシワルベという名称のみで呼ばれていた。 その後にはダランスと呼ばれて新設定の一部であることが判明、連載再開後の本編では皇帝ダイ・グを乗せて聖宮ラーンに向かっている。 星団歴451年にドナウ帝国によって建造され、その後当時のドナウ帝国第三皇子、後の統合フィルモア帝国初代皇帝サイレンを乗せ、新たに誕生した詩女ラーンの都行の護衛に同行した。 その後統合フィルモア帝国が誕生すると、皇帝旗艦として長年にわたって代々使用され続けることになる。 現在では二隻が存在するがどちらも「ダランス」と呼ばれており、一番艦は歴代の皇帝の乗艦、二番艦はブラウ・フィルモア王の所有する艦となり、船体の左右に浮かぶ紋章によって両者の区別をすることが出来る。 星団の戦艦でも非常に珍しいモーフィングによる変形機能を持っており、戦闘時などには船体を小さくまとめて分厚い装甲で覆った形態となる。 グアラント [ ] フィルモア帝国の保有するダランスの次席艦で、ダランスと対で運用される目的で二隻が建造されている。 一番艦はダランスの随伴艦、二番艦はボルガ・レーダー王家が所有している。 さらに新設定においては星団歴3232年、スタント遊星がジョーカー太陽星団に接近した際に惑星バスターから出現し、ミラージュ騎士団と共にある物と戦う事が記載されている。 戦闘機 [ ] プルトニクス [ ] A. の艦載雷撃機。 同隊下部に巨大な宇宙魚雷がセットされており、戦艦に搭載されている物と同じ魚雷を放つことが出来る。 全幅14. 8mだが、翼を畳んだ格納時には4. 5mにまでコンパクト化する。 ラム-L [ ] A. の万能戦闘機、愛称は フォーカー。 全翼機のようなシルエットの本体左右に二基のエンジンが取り付けられている。 雷撃や爆撃、攻撃、戦闘、対艦などのあらゆる任務に対応しているため、武装も魚雷や戦闘用のビラルケマ・レーザーマシンガン、爆撃用のデミフレア・ナパーム弾など様々な物を装備することが可能。 V-4 [ ] 騎行戦闘機と呼ばれる特殊な戦闘機で、愛称は プローラ。 に9機しか存在しておらず、パイロットは皆女性でミラージュ騎士団直轄とも言われている。 MHのエンジンや装甲を使い、同じくMHにも搭載されている戦艦クラスをも破壊可能な威力を持つ強力なビーム砲「ヴィーベロック」や直接敵を突き刺して破壊する「ベベル・ランサー」を装備するなど、MH GTM の存在する現在の星団においては全く必要ない程の高性能戦闘機となっているが、これら全ては天照の趣味による物とされている。 劇中では第8巻にてシーブル軍のバスター砲を防ぐために2機のV-4がバスターランチャーを運び、ルンのシュペルターへと渡す役目を務めていた。 脚注 [ ].

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騎士 (ファイブスター物語)

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この記事には 複数の問題があります。 やでの議論にご協力ください。 がまったく示されていないか不十分です。 内容に関するが必要です。 ( 2018年10月)• が含まれているおそれがあります。 ( 2018年10月) 『 ファイブスター物語』(ファイブ・スター・ストーリーズ、英字表記: The Five Star Stories、略称: FSS)は、によるの漫画作品。 ジャンルはに分類されるが、永野自身は「」であると公言しており、欧米で言うにあたる。 発行の『』1986年4月号から、休載を何度か挟んで連載されている。 また、1989年には第1話を基にした劇場用アニメーション映画が作られている。 今までに単行本を累計850万部売り上げている。 『月刊ニュータイプ』2013年5月号より再開された連載において、従来設定の一部破棄を伴う大幅な設定変更が行われているが、まだその全貌が明らかにされた状態ではない。 そのため、本記事及びその子記事においては原則として2004年以前の設定(以下 旧設定)をベースとしつつ、2013年以降の設定(以下 新設定)について可能な限り注記するものとする。 作品概要 [ ] 4つので構成されている「ジョーカー太陽星団」が物語の舞台となっている。 科学文明がその頂点を極め緩やかに衰退を始めている世界で、光の神・天照()とその妻である人工生命体・ラキシス、そしてファティマと共に最強の戦闘兵器(旧設定では MH 、新設定では(GTM))を駆る戦闘人間ヘッドライナー()たちの、数千年に及ぶ光と影の歴史が描かれていく。 本作の特異的な点は、作品のが連載開始時以前より公開されていることである。 何世代にも亘る人々の歴史が記されたその年表の存在により、読者はどのような出来事が起こるかを予め理解して物語を俯瞰することとなる。 本編の展開は第1話から時間の流れに従って進められているが、所々に読者に印象付けるまたは重要な伏線として過去や未来の場面が挿入される。 例えば物語は第1部のエンディング部分から始まり、再び第1話の冒頭に戻りエンディングに向かって物語は進んでいく。 しかし年表(作中では「星団史」「星団歴」と呼ばれる)が明らかになっていても、登場人物がどのように生きたかまでは年表には記述されていない。 歴史の表舞台や裏舞台が描かれることにより、歴史の詳細が明らかになっていく(ただし、それまでの年表をはじめとした設定の細部が修正されることは時々行われており、新設定では年表自体が大きく修正された)。 それらをつまびらかにしながら歴史という物語を動かし、世界の姿を再構築して提示する手法を本作品はとっている。 この手法は年表と本編との存在は、『』の先行公開された原作とそれを元に製作される映画と同様の関係であると作者自身が語っている。 また、や的な意味合いでの「」や「」が作品に登場している。 作品登場の背景 [ ] 本作品の著者である永野護は、テレビ『』で主に・を担当していた。 デザインを練る上で永野は、作品上には出ない背景となる設定などの創作も行っていた。 これらが後に角川書店から出版された『重戦機エルガイム』のムックにて、登場人物やメカニックの設定として公開したことからこの作品の企画が始まる。 その背景設定「The Five Star Stories」は、歴史年表と数々の設定・多数のイメージボードなどで構成されている。 『エルガイム』の放送は1985年春に終了した。 永野と角川書店は「The Five Star Stories」の漫画化を構想したが、永野はとしてのブランクがあった為、とりあえずは習作を連載することから始めた(厳密には永野は学生時代からSF系同人誌にて、既にSF漫画を描く等の活動をしており、サンライズ所属のメカデザイナーとして活動を始めたのは、その後になる)。 角川書店が創刊したアニメ雑誌『』の創刊号である1985年4月号から連載された『』(『FOOL for THE CITY』、略称『FFC』)である。 『FFC』は永野ののを題材とし、自分の中で暖めていたキャラクター群を用い、独特の作画・題材・切り口により人気を博した。 『FFC』の終了とともに次回作として1986年4月号より『ファイブスター物語』の連載が開始された。 なお、『FFC』の登場人物が『ファイブスター物語』の年表に登場しているなど、両作は世界を同じくしている。 もともと永野は、音楽のみならず・・・などの造形やデザイン面など様々な分野に造詣が深く、『エルガイム』放送当時からそのメカニックデザインはファンの注目を集めていた。 そして連載第1話において、本作品の魅力の一つである全高十数メートルの巨大な「モーターヘッド MH 」が対峙する姿をにより見開きページに収めた。 これは『』に連なるをオマージュして描かれている。 また『フール・フォー・ザ・シティ』に引き続き、作者の嗜好によりMHや登場人物の名前は名や音楽機材に由来するものが多い(たとえばMH「サイレン」の名はの5枚目のアルバムに由来する)。 以来本作品は様々な理由で休載を挟むも続行中であり、近年は作者がアニメーション作品『』(略称GTM)を製作するとして2004年12月号をもって休載していたが、GTMは2012年11月1日に全国劇場公開を果たした。 永野は設定資料集『F. DESIGNS』第1巻(2005年刊行)のあとがきにおいて、単行本にして第20巻に相当する部分までのストーリーとデザインは構想済みであり、『F. DESIGNS』第4巻の発刊と同時に本編の連載再開を予告していた(現在は既刊3巻)。 単行本は2015年8月時点で第13巻まで刊行されている。 『月刊ニュータイプ』2013年5月号から本編の連載が9年ぶりに再開された。 物語の筋は休載前からの引き続きだったが、モーターヘッドがに差し変わるなどのデザイン・名称・設定の大改変がなされている。 それらの最新デザインが収録される『F. DESIGNS』第4巻の発刊は2013年秋と発表された。 なお、連載が再開された『ニュータイプ』2013年5月号は3日で完売し、重版に至った。 ストーリー [ ] クラウン大銀河に存在する4つの系(イースター、ウェスタ、サザンド、ノウズ)と長大軌道を持つスタント遊星により構成されるジョーカー太陽星団が、この物語『ファイブスター物語』の主な舞台である。 星団には極めて発達しつつも緩やかに衰退を始めている人類文明が存在している。 かつては ダイバー 魔導師 パワーを持つ ハイブレンと強力な遺伝操作で作られた 純血の騎士(シバレース)たちの力で全星団を支配した ファロスディー・カナーン超帝國の統治下にあったが、超帝國9代皇帝 炎の女皇帝( ナ・イ・ン)が モナーク・セイクリッドという世界の真理を求めて星団を去った。 強大な女皇帝が去ったことにより超帝國は分裂する。 最も遅く誕生した超帝國のシバレース ネッド・スバースは太陽王国で眠りについていたがカラミティ星の重産業都市国家スパチュラのヨー・タイインが超帝國再建のため追放された暴君ディー・カッツェー皇帝と手を組もうとしていた。 スバースはタイインの圧政から力なき民を守り、超帝國復活を阻止しようと孤軍奮闘していたが、パートナーのバーシャを喪い、タイインのハイブレンに抗うことが出来ず軍門に屈する。 だが、スタント遊星と共に帰還したナ・イ・ンがスパチュラを一夜で滅ぼし、スバースは命を救われ後世に血を遺すよう ドウターチップと共に レディオス・フォーカスライト(天照家の始祖)に預けられる。 また新たな時代に相応しい名として ナッカンドラ・スバースの名を授かる。 後世、復活を遂げたスバースの遺伝子が たちの素となり、スバースの子孫としてデューク・ビザンチン、デイモス・ハイアラキ、慧茄・ダイ・グ・フィルモア、マドラ・モイライといった名だたる剣聖たちとソープの親友として物語を彩るボード・ビュラードが現れる。 分裂し混迷を極めるジョーカーにおいて国家間紛争の切り札が、人型の巨大ロボット(旧設定では ( MH)、新設定では ( GTM))である。 超帝国の純血の騎士たちが用いた MM(マシン・メサイア)から派生したこの兵器は騎士の遺伝子を受け継ぐことで超人的な戦闘能力を持ち、MHを操ることができるたち(人々には「 」と呼ばれる)であり、騎士の戦術をサポートする人造生命体で生体演算装置が「ファティマ 」 」である。 そのジョーカー星団史において、人類を遥かに凌駕する存在が登場する。 ダイバーズ・パラ・ギルド(魔導師協会)の長にしてグリース王国を支配する天照家の6女当主 アマテラスのミコトが処女生殖により世継ぎとなる男子を産み落とす。 その子こそが本作の主人公 (天照帝。 幼名であり異名が レディオス・ソープ)である。 成長した彼は星団随一の美貌と頭脳、財力と長寿を誇り数々の神技を持つ「光の神」としてジョーカーに君臨。 やがてデルタ・ベルンを中心に支配域を広め、連合国家 AKD(アマテラス・キングダムス・ディメンス)を形成し、その象徴として フロートテンプル(空中宮殿)を造営する。 だが、アマテラスは生まれつき感情がなく、すべては母ミコトの教えを忠実に模倣したに過ぎなかった。 ミコトと最初の妻メルクール・リトラーの死後もアマテラスは彼女たちを幽霊として現世に繋ぎ止め、彼女たちを頼る不完全な神であった。 やがてソープは一人の科学者と知り合う。 その人物こそは数々の高名な学者を輩出したバランス一族の裔にして星団一の頭脳と謳われるファティマ マイト(新設定 ガーランド)の クローム・バランシェだった。 バランシェは「不可解の象徴」たるアマテラスを終生の研究対象と認め、ソープもまたバランシェを無二の親友と思うようになる。 バランシェはGTMをコントロールするために産み出されては殺されていくファティマたちに無限の可能性を求め、独立後に最初に手がけた娘 クーンを皮切りに革新的なファティマたちを世に送り出す。 ソープはバランシェの娘たちが成長していく様を見届け、可憐で純情な彼女たちを戦争の道具にしない、いずれはファティマなしで稼働するGTMを作ることを心に誓う。 だが、バランシェの44番目の娘 ラキシスはソープの孤独を想い、永劫の刻を生きるアマテラスの伴侶たるべく自ら過酷な運命を背負うことを父に望む。 バランシェはアマテラスを研究する過程で得た全ての知識をラキシスに注ぎ込んだ。 こうして YY(ダブルイプシロン)と呼ばれるもう一つの超常生命体がジョーカーに誕生する。 アドラー星バストーニュで開かれる お披露目を前に、 運命の三姉妹と呼ばれる三人のファティマが相次いで成人する。 長姉 アトロポスは父と父が自らに課した運命を呪って姿を消し、ラキシスと末の妹、 クローソーがお披露目に出ることになり、バランシェは秘密を抱えた二人の娘をソープに託す。 そんな中、ソープは ボード・ヴュラードという脳天気な騎士と知り合う。 彼の正体はトラン連邦の大統領 ミッション・ルースだった。 ソープがバストーニュに到着するや、クローソーもまた逃亡し、バランシェの親友 モラード・カーバイトを頼ろうとする。 ところが、道に迷い襲われそうになったところをジュノーの大国 コーラス王朝の現当主 コーラス3世(コーラス23世)に助けられる。 3世の後裔でいずれ星団史に登場する コーラス6世(コーラス26世)を真のマスターと想うクローソーは3世の庇護に入ることを望むが、その際ソープに彼女の姉ラキシスがソープを変わらずに想い続け、待ち続けていると知らせる。 ラキシスのお披露目に際して迷い悩んだ末にソープはラキシスをパートナーとすることを選び、彼女が望んだ黄金のMH ナイトオブゴールド KOG、新設定GTM マグナパレス で追跡者を排除する。 こうして星団史に名だたる「最強バカップル」アマテラスとラキシスのコンビが結成された。 だが、ソープはラキシスの持つ超常の力についてはなにも理解しておらず、また正式な伴侶と認めたわけではなかった。 アマテラスは「来たるべき日」に備え、剣聖 デイモス・ハイアラキの協力でアマテラス個人に忠誠を誓う ミラージュ騎士団を創設し、自身の手でミラージュマシンを作り上げていく。 アイシャ・コーダンテ、 F・U・ログナーといったAKD王族関係者から星団中のお尋ね者、凶状持ちの王族までソープは人脈と情報を駆使してありとあらゆる人材を集める。 その真の狙いは戦争根絶のための星団統一にあった。 一方、バランシェはKOGに乗れば誰も太刀打ち不可能なアマテラスとラキシスのコンビに対する抑止力としてクローソーを星団最強のファティマとして作り上げていた。 クローソーはそんな過酷な運命を拒否していたが、コーラスが隣国ハグータとの戦火に見舞われ、3世のパートナー ウリクルが死に、3世が作り上げようとしていた ジュノーン 新設定GTM SR4ジ・エンドレス の開発が頓挫した後にソープの手でレイト・ジュノーンとして生まれ変わり、3世がフィルモアの騎士 ラルゴ・ケンタウリに殺害されたことで、力の片鱗を発揮。 主不在の状況で、 ラルゴ・ケンタウリが操る星団屈強のMH サイレン及び、 ブルーノ・カンツィアン達が操る、サイレンベースの ブーレイを撃破する。 だが、クローソーはコーラス6世を待つため眠りについた。 舞台はかわって星団において唯一国家の存在が許されずドラゴン(新設定 セントリー)の支配する領域である カステポーにおいて物語が展開する。 クバルカン法皇国の ミューズ・ヴァン・レイバックはパートナーの 静と共にカステポーに降り立つ。 ミューズは知人のボードから聞き知った酒場を探し求めるうち、女たらしの放蕩貴族 ヒューア・フォン・ヒッター子爵と知り合う。 ヒッターの正体は星団を股に掛ける剣聖 ダグラス・カイエンその人だった。 カイエンはパートナーの アウクソーを事故で死なせ、バランシェの弟子 プリズム・コークスに蘇生の僅かな望みを託す。 そんなときツァイハイの鉱山で用心棒をしている女騎士 ATと遭遇し、不覚をとる。 やがてカイエンの追っ手が鉱山に現れ窮地に陥る。 ATの正体が行方不明のアトロポスと知ったカイエンは彼女と共に シュペルター(新設定GTM デムザンバラ)で追っ手を打ち払う。 ATが保護していた少女 ミースを預かったカイエンは人々の前から姿を消す彼女を見送った。 巷では「壊し屋」と呼ばれる謎のGTMが猛威を振るい多くの騎士、ファティマをその手にかけていた。 同じ頃、カステポーを訪れていたアイシャはミューズと偶然知り合い、彼と一夜を共にする。 カイエンとミューズは「壊し屋」を追ううち サンダードラゴン(新設定セントリー ブラウ・ブリッツ)と遭遇する。 非道に憤る雷のブリッツに対し、静は自分たちが事態を解決すると約束。 一方、アイシャは女忍者 巴に正体を知られ、パートナーの アレクトーを人質に取られてしまう。 アイシャは「壊し屋」こと メヨーヨ朝廷の新型MH アシュラ・テンプル 新設定GTM ホウライ に挑むが不調により敗北。 アイシャの窮地を知ったミューズは機密兵器 破烈の人形 を用いて「壊し屋」を葬るが、破烈の人形のデータを取られてしまう。 そのとき、雷のブリッツが出現し、空中戦艦を一撃のもとに葬った。 アイシャは雷のブリッツからアマテラスへの伝言を授かる。 ミューズは機密兵器の無断使用による処分を覚悟するが、アマテラスやカイエンの尽力により不問に付される。 また蘇生したアウクソーを再びパートナーとしたカイエンはミースをバランシェに預ける。 バランシェの養女となった彼女はやがてファティマガーランド ミース・シルバー・バランシェとして星団史にその名を刻むことになる。 アマテラスはセントリーの伝言を受け取り、単身カステポーへと赴く。 消滅を迎える LEDドラゴン(セントリー ライブ・コントローラー)の最期に立ち会うためだった。 だが、アマテラスはセントリーの持つ「命の水」を求める小国シーブルの老ダイバー ディ・バローの雇った傭兵 アーレン・ブラフォードに殺害される。 本来、死なないはずのアマテラスだが蘇生が上手く機能しない。 このためアマテラスの力を失ったフロートテンプルでは大混乱が生じ、天照家元王族の サリオン率いるミラージュ騎士団の左翼大隊が王朝動乱を決行し、ラキシス殺害を企てる。 右翼大隊の主要メンバーが不在のミラージュは ルン、 ハインドを中心に抵抗するが劣勢に立たされる。 左翼大隊最強の騎士 シャフトとミラージュダイバーでも屈指の実力を持つ ズームがラキシスに迫る。 だが、ラキシスは様々な技を駆使して二人を圧倒。 また、老臣 ダグエラン・ルスが自らの一存でカイエンを呼び寄せていたため事態はおおむね収束する。 同じ頃、アイシャのもとにも彼女のカステポーでの敗戦に憤る ティン・バイアが迫っていた。 アイシャは激闘の末にどうにかティンを倒し、アマテラスの所在を聞き出す。 アマテラスの危機を悟ったラキシスはアマテラスの建造した巨大MH ヤクト・ミラージュ(新設定GTM天照家J型駆逐戦闘兵器 リョクタイ)を起動し、シャフトを派遣。 またルンもカイエンから預かったデムザンバラと共にカステポーに向かう。 その頃、アマテラスはセントリーの幼生と遭遇し、命の水の力で蘇生していた。 幼生に すえぞうと名付けたアマテラスはライブ・コントローラーの最期の言葉を聞く。 無力なアマテラスはシーブル兵に襲われていたところをアトロポスに助けられる。 やがて追っ手としてブラフォードが二人と一匹に迫る。 アトロポスは オージェ・アルスキュルで一人ブラフォードに立ち向かう。 ブラフォードのパートナー 京はオージェの力と相手がアトロポスだと理解した上で極限の戦いを展開しオージェを倒す。 だが、その代償として彼女の精神は崩壊に向かっていた。 一時的に追跡を逃れたアマテラスたちだったがシーブル軍の探索は続いていた。 ようやくAKD軍がカステポーに到着して軍を展開し、シーブル軍との交戦が始まる。 不慣れな新兵が多く、非常招集により本来の実力からほど遠いAKD軍は苦戦。 AKDの正規騎士団ゴーズもバローの雇った傭兵騎士団パイドパイパーに圧倒される。 その劣勢にまずアイシャの テロル・ミラージュ(新設定 ハウファ・ブリンガー)が加勢、続いてルンのデムザンバラ、最後にシャフトのリョクタイが参戦し、形勢は一気に逆転する。 ブラフォードは京の不調でリョクタイに呆気なく敗北し、激怒したバローから解雇される。 失意のブラフォードはアマテラスと遭遇し、説得を受けアマテラスに剣を捧げミラージュ騎士となる。 命の水を守るよう命じられたブラフォードだがすんでのところで命の水はバローの手に落ちる。 だが、バローは何者かに消滅させられ、復活を遂げたその人物はシャフトをその手に掛けていずこかへと消える。 こうして命の水を巡る攻防は幕を閉じるがそれは新たな物語の幕開けに過ぎなかった。 アトロポスはアマテラスから A-T・ライムの騎士籍を与えられ、すえぞうと共に放浪生活を送ることになる。 星団には重大な危機が迫りつつあった。 多くの人類が居住し、 フィルモア帝国やクバルカン法皇国が支配するカラミティ星には消滅の危機が訪れようとしていた。 また、もう一つの超帝國の遺産であり、ハイブレンの末裔という純血のダイバー ボスヤスフォートはダイバーズ・パラ・ギルド盟主の座を巡りミコトと少年時代のソープに戦いを挑むがソープの「次元回廊」で完敗を喫する。 だがボスヤスはダイバーたちの精神の片隅に生きながらえ、じっと機会を伺っていた。 「命の水」を巡る争いの果てにボスヤスは復活を遂げ、ボスヤスを追跡するAKDは多数の犠牲者を出す。 そんな暗闘に不覚にも足を踏み入れてしまったハスハの騎士 ヤーボ・ビートもまたカイエンとの間に誕生した二人の幼子を残して殺害される。 カイエンはその事への自戒から長き放浪の人生に終止符を打ちハスハAP騎士団長に就任。 また若く才ある騎士を見出すため数々の手合いを受け、天位を与えてゆく。 ダイ・グとノルガン・ジークボゥ、ナイアス・ブリュンヒルデ、ジャコー・クォン・ハッシュ 、クリスティン・Vとママドア・ユーゾッタ。 ボスヤスはソロのダイバーたちをまとめボォス星に バッハトマ魔法帝国を築き上げる。 前 黒騎士ロードス公をその手にかけ、エストに選ばれた黒騎士 デコーズ・ワイズメル、AKDのパ・ラ・ギルドと敵対するユーコン財団の会長 ビューティー・ペールを同志に迎えたボスヤスは挑発と威力偵察のためフロートテンプルを襲撃。 星団会議出席のため不在のアマテラスにかわりサリオンが指揮を執り、ラキシスはスペクターの力で隠される。 アマテラスの分身( エイリアス) メル・リンスの参戦と オービットやログナーといったミラージュ騎士の犠牲でどうにかボスヤスを退ける。 この事件を契機に戸籍を剥奪されていたサリオンは 斑鳩皇子として天照家の皇位継承者に復帰し、戦死し再生に入ったログナーにかわりミラージュ騎士団の司令となる。 ボスヤスはアマテラスが表立って動かないことを確認するや各国を扇動して枢軸軍を形勢、超帝国から様々な伝統を受け継ぐ アトール聖導王朝を内在させるボォス星の大国 ハスハ連合王国を侵略。 カイエンと聖導王朝の女帝(現設定 詩女) ムグミカ・ラオ・コレット(ムグミカ・アトール)を殺害。 カイエンとヤーボの子である次代の詩女 マグダルは二人の危機を察知してボスヤスに挑むが返り討ちで脳に損傷を負う。 だが、カイエンとムグミカの「 血の召喚」(マジェスティック・スタンド)に応じたナ・イ・ンが出現して首都ベイジを炎に焼き、ボスヤスは左腕を焼かれるも難を逃れる。 こうして衝撃的な出来事から始まった 魔導大戦は、戦災のどさくさで各地を支配下に置き、いずれ避難地として自国民を定住させようという思惑を抱くフィルモア、クバルカンといった大国や領土拡大を狙う様々な国家、分裂して独立の構えを見せるハスハ各領の思惑を孕み、戦火を拡大させてゆく。 フィルモア皇帝 ダイ・グ・フィルモア・5世は自らの過酷な選択に苦悩しつつ、凶状持ちのハイランダー クリスティン・Vを従えて 聖宮ラーンに入り現詩女 フンフトの協力を取り付ける。 その一方、コーラスの王族メロディ家の元王女 アルル・フォルテシモが剣聖ハリコンの用いたコーラスの旗機 エンゲージSR1(新設定GTM ハイレオンSR1)を持ち出し、流浪の末にハスハの傭兵になっていた。 それに激怒した3世の娘 セイレイは個人的動機でアルルの命を狙う。 セイレイの暴走に歯止めをかけるため、コーラスはボードの実の妹でハイアラキの最後の弟子である マロリー・ハイアラキを送り込む。 こうして後に 暴風三王女と称されるコーラスの三王女がハスハに介すこととなる。 AKD勢もハスハの混乱に黙っていられなかった。 フロートテンプル襲撃での遺恨を忘れられぬミラージュの騎士 ランドアンド・スパコーンは単身ハスハに入り、昏睡状態のマグダルと彼女を護る騎士 ヘアード・グローバーを保護する。 ランドはヘアードの覚悟を目の当たりにし、ミラージュを退団してハスハの騎士になることを望むようになるが、全て見透かすアマテラスから「休暇」を貰い正式に参戦。 また、「カステポーの黒き女神」 バーシャに鍛えられた ヨーン・バインツェルは黒騎士デコースのパートナーとなった彼女( エスト)を取り戻すためデコースを倒そうとしてアイシャの力を借り、ミラージュの騎士となる。 そのヨーンを心配してアイシャの妹で天照家の皇女 ワスチャ・コーダンテも「微力」ながら参戦する。 また斑鳩に議会運営という厄介事を押しつけたソープもまたラキシスと共にハスハに入っていた。 この戦いはやがてカイエンの3人の遺児たちと彼らに協力したAKD、コーラス、クバルカンの活躍により一応の収束をみる。 だが、戦火はアドラー星へと飛び火してしまう。 国家再編が進むアドラーにおいてアマテラスはバスター砲を用いた情け容赦のない攻撃で制圧する。 星団連合は殺戮者としてアマテラスを告訴するが、アマテラスは星団委員会を離脱。 母ミコトの定めた星団法を無視するようになる。 続いて魔道大戦による疲弊と混乱が著しいボォス星のほぼ全域 を侵略しAKDの統治下に置く。 各国首脳はこれに抵抗するが民衆はAKDの安定した統治を歓迎する。 5つ目の星スタント遊星の飛来に際し、北太陽系ノウズに最接近。 不確定惑星「バスター」が出現していることが判明し、アマテラスはセントリー、全ミラージュ騎士団と共にスタント遊星に向かう。 バスターからナインの旗艦シングが出現し、AD世紀最強のロボットMM 焔星 エンシー、新設定GTM シュッツィエン と星団暦最強のMHLEDミラージュ(新設定GTM ツゥラトウストラ・アプターブリンガー)が共に戦う。 カラミティ星の地殻変動が激しくなり星の崩壊が始まる。 アマテラスはカラミティ星にもAKDへの編入を要請するが彼らは拒否。 人類の生存と誇りを掛けて神である彼と戦う道を選ぶ。 アマテラスはカラミティ星崩壊の影響から星団を守ろうと人々を避難させ、星団への影響を最低限に留めようと奮闘するがその戦いの最中ラキシスを失う。 ラキシスはカラミティ星の爆発で飛ばされたマグナパレスと共に長い長い旅に出ることになる。 やがてジュノーにアマテラスに滅ぼされた国家の騎士やファティマが集まり始め、 コーラス5世はジュノー星代表に祭り上げられる。 ジュノーから不満分子が星団に広まっている事実を認めたアマテラスはミコトの代から続く最友好国コーラス王朝を滅ぼす決意を固め、ジュノー侵攻を開始する。 だが、思いのほか苦戦。 その窮地を助けるため現れたのはアトロポスだった。 彼女の助力によりコーラス城は陥落して5世は戦死。 その遺児6世が女官の手で逃れる。 また5世からコーラスの旗機ジ・エンドレスとAFクローソーを託され、これを隠した5代目黒騎士 グラード・シドミアンはMH バッシュ・ザ・ブラックナイト(新設定GTM ダッカス・ザ・ブラックナイト)でエストと共に奮戦し、僅か数騎で星団を灰にしたツゥラトウストラ・アプターブリンガーを駆るミラージュ騎士 カーレル・クリサリスと激闘を繰り広げる。 長時間の戦いの末に遂に倒されたグラードは亡くなり、エストは新たな黒騎士を探すことをやめダッカスと共に永遠の眠りにつく。 この戦いで自らの手を汚してコーラスを滅ぼし、星団統一を成し遂げて星団皇帝となったアマテラスの心痛は極限に達する。 ラキシス、バランシェ、ボード、3世、アイシャといった親友や部下を喪った痛み、星団の人々の怨嗟を引き受ける心労から隠棲を決意。 バランシェから託された42番目のAFでアマテラスのコピー ユーパンドラ・ライムを影武者として自らは航宙宇宙船ザ・ウィルに引き籠もる。 アマテラス個人に忠誠を誓うミラージュ騎士団も彼と共に表舞台から姿を消した。 アマテラスは人類を凌駕した存在でありながら星団法の戒めで数多くの悲劇を味わってきたAFに未来を託したつもりだった。 だが、ユーパンドラは愚かにも人間的に振る舞い、反感を抱く人々をで支配しようとする。 ガーランドの技が喪われてAFやGTMも次々と活動を停止し、騎士の力が枯渇するAKDはテンプル騎士を薬物や人体改造で強化し、GTMは発掘やレストアで得て、エトラムル型ファティマを用いることで戦力を維持していた。 アマテラスが事実上退位し隠棲した事実を知らない星団の人々はユーパンドラ率いるAKDの支配に不満を抱き、星団統一後もAKDの支配が及ばぬカステポーを中心に反抗天照軍を形勢していく。 反抗天照軍はジュノーの密林に隠されたジ・エンドレスとAFクローソーを発見するがこれを起動するにはコーラスの王子と制御システムであるAFが必要だった。 やがてアマテラスに父母を殺された大学院生の ラベル・ジューダ、「宝石の人」レディオス・ソープに命を救われたマイスナー家の王女 デイジナ・マイスナー、剣聖スバースの末裔である ウェイ・ルースが巡り会い、彼らは反抗天照軍に加わる。 ラベルは謎の少女に剣を教えられて騎士となり、ラーンの詩女からAF デルタベルンを託され後ろ盾を得てコーラス軍のリーダーとなる。 またAKD軍所属の「すみれ色の騎士」 ロレッタ・ランダースはGTMを盗みだし寝返る。 こうしてジュノーの内戦が開始し、星団に散っていた不満分子たちが続々とジュノーに集結してコーラス軍に加わる。 ジュノーに続き、アドラー星バストーニュを解放したコーラス軍にミラージュ騎士 アラート・エックスも「AKDを滅ぼせ」というアマテラスの勅命を受けて参加する。 アドラー、ボォスを解放したコーラス軍はAKDの本星デルタ・ベルンの内戦に突入する。 この戦いにおいてラベルとクローソーの駆るジ・エンドレスとユーパンドラ、アトロポスの駆るマグナパレスは相討ちとなる。 ウェイとロレッタはフロートテンプルに潜入していたがテンプル騎士に囲まれたところをミラージュ騎士ウピゾナに助けられ、ウピゾナも戦死覚悟で戦おうとした所をログナーに助けられる。 またアトロポスとの約束を果たしたライブの閃光により惑星デルタ・ベルンは二人の女神をも巻き込んで消滅する。 アマテラスはザ・ウィルにて星団を去り、星団を解放した人々はボォス、ジュノー、アドラーの3つの星に散って国家を再建または新たに産み出していく。 だが、デルタ・ベルンの戦いで星団に残されていたGTM、ファティマは大半が失われた。 残されたファティマもかつてのエストのように人知れず姿を消していく。 モナークセイクリッドは沈黙し、星団暦は記録を止める。 その後も続く人類の歩みをアトロポス、クローソーはライブとともに見守り続ける。 二人の窮地を救ったのは再び幼生となっていた「すえぞう」だった。 人類にジョーカー星団の未来を託したアマテラスはラキシスを探す長き旅に出る。 ラキシスはマグナパレスと共に様々な世界、様々な時代を巡る旅を続ける。 その終わりは緑の星フォーチュンにおける最後の戦いの後にアマテラスとラキシスが再会。 花の詩女ラーンが託した種が蒔かれ、二人の娘として第85代天照家女帝 カレンが「出現」し、ムグミカの預言どおりカイゼリンとタワーはフォーチュンに残って人々を見守り続け、カレンはマグナパレスと共にタイカ宇宙に旅立つことで幕を閉じる。 アマテラスは全能神 天照大神となって ジョーカー(スペクター)を産み出し、ファーンドームの星王マキシやシルヴィス、ARCと共にクラウン大銀河と人の営みを見守り続けることになる。 モナーク・セイクレッドの解析が終わりその実態が判明したあたりでクラウン大銀河の歴史が「何者か」により旧設定から新設定に突如として改変されたことがアトロポスとすえぞうのやりとりや楊貴の様子から示唆される。 登場人物 [ ] 詳しくはおよびを参照。 膨大な登場人物の中でここでは各エピソードにまたがる人物のみ簡単に(名前も通称で)紹介する。 [ ] 建前上の主人公。 天照家の現当主にしてAKDの盟主。 長寿・美貌・財力に加え、騎士としての戦闘力やダイバーとしての能力を兼ね備えた光の神。 GTMガーランドでありミラージュマシンはほとんど自らの手で開発している。 冷徹なる為政者であり、誰も愛さず特別扱いはない。 星団連盟においても絶大な発言力を持つが、ラキシスの尻に敷かれている。 詳しくはリンクを参照。 レディオス・ソープ 実質的な主人公。 ミカドの別人格。 高名なGTMスライダーで神出鬼没。 美貌に加え、喜怒哀楽の表情豊かで気さくな人柄。 様々な人物から慕われている。 その正体については知る人ぞ知る。 ラキシス 形式上のヒロイン。 AFガーランド、クローム・バランシェ公爵の手がけた44番目の娘。 ファティマではなくダブルイプシロンと呼ばれる超人類。 表向き行方不明あるいは事故死とされており、ミカドの妻というのはAKD内でのこと。 通称「姫様」。 アイシャ・コーダンテ(ルーマー) 全巻に登場している唯一の人物。 「連載上最強の騎士」と記載される強力な騎士。 ミラージュ騎士にして天照家の皇族だったが後にルーマー王国の女王に降格させられた。 AKDの評議会では絶大な支持を得ている一方で他国の関係者からは デルタベルンの行かず後家と揶揄される。 ミカドに心底惚れ込んでいることが自身の最大の不幸であり、妹のワスチャの人生まで台無しにしたことを気に病んでいる。 バランシェ、ミューズ、ヤーボ、ヨーンと様々な人物との繋がりを持つ。 パートナーはアレクトー。 ログナー ミラージュ騎士にして「ドウター・チップ」により不死を誇る劇中最強の騎士。 上記のアイシャと対して「設定上最強の騎士」と評される。 生身でGTMと渡り合えるほどの戦闘力を持つが滅多に披露する機会はない。 通称は バビロン王。 劇中の様々な場面に様々な姿で登場する。 態度は横柄。 性格は偏屈。 大の甘党。 パートナーはイエッタ。 ダグラス・カイエン 剣聖カイエン。 シルバーナイトとして星団中を股にかけるお尋ね者にして超帝國の遺産。 方々でフラフラしているが正式にはミラージュ騎士団のエース。 女と見れば追い回し、男とは面倒だから戦わないという主義の持ち主だが、ログナー唯一人を除けば最強の騎士。 ヤーボの死に責任を感じ、ハスハAP騎士団長となる。 若く才ある騎士たちに天位を与える。 パートナーは前期はクーン、後期はアウクソー。 良くも悪くも影響力の大きい人物。 魔導大戦緒戦にて自身の死を予知してアウクソーを解任。 ハイブレンであるボスヤスフォートに敵わないと諦め、ムグミカの盾となって命を散らせた。 元天照家皇族だったがアイシャとワスチャの両親を殺害した両親を誅殺。 この第一次王朝動乱で自身のシナーテ家を潰し、戸籍を剥奪された。 第二次王朝動乱を経て、ブラックスリー襲撃事件を機にエミーテ家の皇子として表舞台に復帰した。 二度の謀反はAKDの将来を憂いてのことで根が真面目な苦労人。 アイシャに替わって国政を担う。 パートナーは魔邪。 ランドアンド・スパコーン ランドクロス公爵。 ミラージュ騎士団右翼大隊の騎士。 マシンボディと生身を使い分ける。 ブラックスリー襲撃事件ではログナーと共に活躍しサリオンを護った。 「ボスヤスフォートに一太刀浴びせた剛の者」として星団中の騎士から尊敬される。 ボスヤスフォートへの遺恨を忘れられず魔導大戦の勃発したハスハに赴いたが、偶然にもへアード、マグダルを助けたことで自らの小ささを痛感させられ、ハスハのために働きたいと願うようになる。 その意を汲んだミカドの休暇とギラの計らいでスバース隊支隊長として正式参戦。 パートナーはティスホーン。 アーレン・ブラフォード ミミバ族という少数民族と同じボォスのカラッカ地方出身。 主の命令により一般人を虐殺し、傭兵に落ちぶれる。 妻キュキィとの夫婦格差や京のパートナーという分不相応な身に悩みつつ、理想の仕官を求めていた。 「命の水」を巡る攻防でソープを殺害。 だが、失態を責められて傭兵解任後、ソープのはったりに気圧されてソープの騎士(=ミラージュ騎士)となる。 入団後は右翼大隊を代表する騎士として能力相応の扱いを受けるが、妻と共に契約金ナシで騙されて入ったのがトラウマ。 入団前はネイティブアメリカン風。 入団後は和装がトレードマーク。 通称 スパーク。 父はバキンラカンの天位騎士オルカオン・ハリス。 幼少期に父に試されるが無抵抗で怪我を負い、才無しと見なされる。 だが、聖帝ミマスは彼女の中に超帝國の騎士の殺戮本能を感じ取る。 ミマスに依頼されたカイエンに挑まれ、超絶技を浴びせられるも全く隙を見せずカイエンを敗北させた。 実剣は持たず木刀のみを扱うがマドラはジュノーで大虐殺を起こして国一つを滅ぼした。 あまりにも危険な存在であるため詩女フンフトはマドラの中から「良心」を引き出し、凄腕の騎士ピッキング・ハリスの中にマドラ・モイライを封印した。 AP騎士時代にはヤーボと恋仲で自身の秘密を明かしている。 素行不良でクビになった後、犯罪組織に入るも自らの手で壊滅させミラージュに入団した。 第二次王朝動乱では玉座を死守せんとしたゴーズ騎士団をパイソンと共に全滅させたがカイエンの登場で剣を収めた。 ブラックスリー襲撃ではミラージュ騎士が戦死・苦戦する中、スパークモードでデコースと包丁で互角に渡り合い「慧茄の出来損ない」と罵られ、痛み分けとなるも撤退させる。 スパークのパートナーはクラカライン、マドラのパートナーはベルクトと二人のAFを持つ。 ベルクトのガーランドであるクープ博士を訪ねた際、カイエンの死で空位となった剣聖を預かり 薔薇の剣聖となる。 ワスチャ・コーダンテ アイシャの年の離れた妹。 優秀すぎる姉がコンプレックスという表向きはごく普通の少女。 11巻で初登場し、その後は主役の一人。 ちゃあ・てぃの方が馴染み深い。 騎士としては最弱レベルでパートナーはヒュートラン(エミリィ)。 詳しくは後述のサイドストーリーを参照。 ヨーン・バインツェル ファティマの魔性に取り憑かれた悲劇の騎士。 カステポー滞在中にはぐれAFのバーシャと出会い、彼女に剣技を叩き込まれる。 超一流の騎士として育てられるがバーシャに隠されたエストに黒騎士として選ばれることはなく、街で遭遇したデコースとの対決に敗れる。 バーシャだったエストはデコースを次の黒騎士に選んだ。 デコースを倒してバーシャを取り戻すことを目的としてフェイツ公国からボォスに舞い戻るがバッハトマの騎士団長となったデコースに近付くことも出来ず、旧知のアイシャを利用するつもりが逆に丸め込まれ、彼女の一存でミラージュ騎士となる。 パートナーはパルスェット。 騎士は特権を振りかざす汚い存在だと軽蔑しており、剣は持たない。 後述のサイドストーリーも参照。 フィルモア帝国 [ ] レーダー8世 フィルモア皇帝。 在位中は野心家で各国の紛争に介入。 騎士たちを我が子同然に愛する偉大な君主。 コーラス3世を死に追いやったラルゴはノイエ・シルチスの騎士で愛情が裏目に出てしまった。 また無名のデコースに不覚をとったバーバリュースを庇うが、クリスティンの事件で自害され、クリスを恩赦するためダイ・グに皇位を譲る。 現在は気儘な老人として年寄り仲間たちと共にクリスの後ろ盾となっている。 パートナーはクラトーマ。 ダイ・グ・フィルモア5世 現皇帝であり、カイエンに天位を授けられたハイランダー。 カラミティー星の崩壊から国民を救うという至上命題解決のため苦悩する若き皇帝。 心底愛するのはクリスだが、許されぬ関係であり、詩女フンフトとの婚儀を進める。 パートナーはチャンダナ。 クリスティン・V 帝国のハイランダーにして凶状持ちのシバレース。 愛称はクリス。 父バーバリュースを貶され、壮絶なイジメに遭い一般人の上級生を殺害してしまった。 この事件で父は自決する。 そうした事情で身も心も命も帝国に捧げることを誓う。 カイエンとの手合いに敗北し、慧茄に天位を授けられた。 悲劇のヒロインではあるが多くの人々から愛され、庇護されている。 パートナーは父から受け継いだ町。 慧茄・ダイ・グ・フィルモア 夫の在位中は剣聖慧茄として帝国の隆盛を支える。 夫の死後はエラルド島に隠棲し、孫のダイ・グやジークと共に幸福な時間を過ごす。 老境を理由に剣聖を退いた身だが往年の技を駆使する。 クリスティンの後ろ盾の一人。 チャンダナをダイ・グに譲り、騎士を引退したレーダーからクラトーマを譲り受ける。 ナイアス・ブリュンヒルデ フィルモアの騎士だがバキン・ラカンでの天位授与式で事件を起こし、その後は傭兵騎士団を率いる。 ゴチック・ナイアスの異名を持つ。 現在はブーレイ傭兵騎士団のリーダーにしてノイエ・シルチス教導騎士団の団長。 かつてカイエンと服装の趣味を巡るトラブルで対決し完敗。 その後、カイエンを恋い慕うようになるが再会前に故人となってしまった。 デコースと対決しながら見逃されたヨーンにシンパシーを感じてスカウトするが断られた。 ハスハ連合共和国 [ ] ムグミカ・ラオ・コレット ハスハント王コレットの孫娘にして 転生の詩女。 生涯人前に出る機会も少なく王宮暮らしを余儀なくされる。 だが、メル・リンス(ミカドの分身)と並ぶ偉大なる預言者でラキシスの預言、ライブの消滅、次代の詩女、ベイジの炎上、フォーチュンでの終焉など様々な事象を預言。 その力をもってセントリー、パルサー・フローラの転生を止めていた。 魔導大戦緒戦において、ボスヤスフォートの襲撃で短い生涯を閉じるが自らの血を対価に「血の召喚」を行いナ・イ・ンを召喚してボスヤスを撃退した。 ヤーボ・ビート ハスハの毒蛇の異名を持つ凄腕の女騎士。 ただやり過ぎが原因で一時放逐された。 ムグミカの目となり耳となることを約束し、カステポーで様々な人物と交流を持つ。 更に未婚の母となって騎士権を剥奪されるが、ムグミカの騎士としてネードル・シバレースの称号とGTMディー・カイゼリンを受け取る。 女誑しの割に生涯子供がなかった(作れなかった)カイエンの双子を妊娠・出産する。 だが、カイエンに遭うためカステポー逗留中にボスヤスフォートとミラージュ騎士の戦闘の巻き添えとなり亡くなる。 パートナーはコンコード。 マグダル・アトール(マグダル・ビート) カイエンとヤーボの娘。 ムグミカに次代の詩女と預言された少女で 時の詩女。 ヤーボの危機を察知しボスヤスフォートの結界を破って母に警告したことでボスヤスフォートに睨まれる。 更にマグダルとカイエンを助けるためボスヤスフォートに挑むが経験の差でボスヤスフォートに敗北し、脳に損傷を負う。 へアードの決死の働きと途中から加勢したランドの活躍で一時難を逃れたが、陰謀渦巻く聖宮ラーンから遠ざかるようにというフンフトの密命もあって戸籍を偽り、身を隠す予定が何者かの介入で戦闘に巻き込まれ、宇宙で行方不明となる。 デプレ・ツェン・アトール(デプレッサー・ビート) カイエンとヤーボの息子。 カイエンから天位を、ヤーボからディー・カイゼリンとコンコードを受け継いだハスハの王子。 双子であるマグダルと精神的なリンクを持つ。 後に異母弟のマキシと共にハスハ奪還と魔導大戦終結を果たす。 マイケル・ジョーイ・ギラ ヤーボと並ぶハスハの騎士でありスパース隊の支隊長。 だが、政治に忙殺されて本職を果たせず、魔導大戦勃発後はいよいよ身動きが取れなくなる。 バルンガを参謀代理に引き上げ、ランドが「休暇中の助力」を申し出ると自らの席を譲る。 ロータス・バルンガ 元スクリティ隊の隊長。 現在はハスハ参謀代理。 汚れ仕事をさせられていたが根は高潔にして忠誠心に厚く知謀に優れる。 アルルを雇い入れた張本人で彼女のために様々な知恵を絞る。 パートナーはスパリチューダ。 コーラス王朝 [ ] コーラス3世 後に大帝と称された偉大な王にして騎士かつGTMガーランド。 コーラスの旗機ジ・エンドレスを開発する。 フィルモア、ハスハが軍事介入した隣国ハグータとの戦いに勝利するもラルゴに殺害される。 次代のコーラス王のパートナーとなるクローソーの保護者。 ミカドの生涯で数少ない友人の一人。 パートナーはウリクル。 セイレイ・コーラス 3世の長女。 弟にかわりコーラスの騎士としての才気に恵まれる。 母であるエルメラの血もあってヤンキー体質。 破滅的に頭が悪い。 アルルを逆賊として、フィルモアを父の仇として憎む。 暴風三王女の一人。 パートナーはシクローン。 アルル・フォルテシモ・メロディ メロディ家はコーラス王族の一つで王女だったが父ピアノと詩女フンフトの不義密通により家名断絶となり、星団を流離った後、イズモ・アストロシティでバルンガのスカウトでハスハの傭兵として雇われる。 自身を悲劇のヒロインとみなすペシミスト。 地黒がコンプレックス。 パートナーはラ・ユリケンヌ。 暴風三王女の一人。 マロリー・ハイアラキ(マイスナー) ボードの実妹で剣聖ハイアラキの弟子。 マイスナー王子の婚約者。 性格もやることも兄にそっくり。 経済観念が破綻している。 セイレイの暴走を止めるためエルメラの意向で送り込まれる。 暴風三王女の一人。 パートナーはモンスーン。 グラード・シドミアン 5代目黒騎士。 ミカドのジュノー侵攻に抗い、コーラス5世に協力してAKDと戦う。 5世に託されたジ・エンドレスとAFクローソーをジュノーの密林に隠す。 僅か数騎で星団中の国家を灰にしたツァラトウストラ・アプターブリンガー 旧L. ミラージュ とも互角の長期戦を戦うが、ミラージュ騎士カーレル・クリサリスの思い切りの良さに不覚を取って敗れ亡くなる。 グラードを喪ったエストは新たな黒騎士を求めようとせず、ダッカスと共に眠りについた。 頭は良く大学院まで進学する。 ミカドの影武者ユーパンドラの圧政から星団を開放するため騎士として修行し、詩女の後ろ盾でジ・エンドレス 旧エンゲージSR4 とクローソー、エトラムルAFデルタ・ベルンを継承した。 コーラス軍を率いA. に戦いを挑む。 のジュノー侵攻の最中、ミカドに命を救われセントリードロップを預かった。 命の恩人である「レディオス・ソープ」を探している。 コーラス軍による星団解放後、ラベルの妻となってコーラスを再興した。 容姿は作者の希望でウリクル、血縁上マロリーに似ている。 バッハトマ魔法帝国 [ ] ボスヤスフォート もう一つの超帝國の遺産である純血のハイブレン。 かつてダイバーズ・パラ・ギルド盟主の座を巡ってミコトと若きミカドに挑むがミカドの前に完敗を喫した。 その後、ダイバーたちの精神の片隅でじっと復活の機会を伺い、セントリーの「命の水」を得て完全復活を果たす。 シャフトを皮切りにミラージュ騎士、ダイバーを次々とその手に掛けヤーボも殺害。 ボォス星にバッハトマ魔法帝国を一代で築き上げる。 遂にはフロートテンプル襲撃を決行する。 ミカド不在の隙をついてラキシスを亡き者にしようとするが事前に察知したスペクターに隠され、サリオンの命を狙うもののランドの活躍とログナーの犠牲、リンスの到着で深手を負い撤退した。 が動かないと知るやメヨーヨなどを枢軸軍としてハスハ侵攻を開始する(魔導大戦)。 デコースら騎士団がAP騎士団とぶつかる間にハスハ王宮に潜入し、ムグミカとカイエンを殺害し、マグダルとのダイバー戦を制して脳に損傷を負わせるが、「血の召喚」に応じたナ・イ・ンに完敗を喫し左腕を焼かれる。 ハスハントを占領しながらわざと空白地帯とすることで混乱を加速させる。 高慢な人物かと思いきや、礼節も弁えた人物でバランシェ伯に負傷者の手当を要請する。 デコース・ワイズメル 天位クラスの腕前を持ちながら歪んだ精神で人々の運命を狂わせる自称「狂乱の貴公子」。 「権威」「名声」というものが嫌いで大騎士団や銘入りのファティマが嫌い。 劇中最初の登場はラキシスのお披露目においてユーバー・バラダの養子としてソープの美貌に目をつけて迫り、ソープとラキシスが逃げ出すと後を追って挑みかかるが二人の駆るマグナパレスに完敗した。 それ以前に中古のGTMとエトラムルAFでフィルモア帝国のノイエシルチスを相手に3機を倒す。 バーバリュース・Vに強さを見せつけるためわざと見逃し、生き恥をかかせた。 GTMを失ってからはカステポーでチンピラ騎士を装いロードス公をその手にかける。 やがてバーシャとヨーンに遭遇しヨーンの片腕を落とす。 バーシャのブレイクダウン・タイフォーンをかわし、エストとして覚醒した彼女に3代目黒騎士に指名され、それこそ我が意に適うとダッカスとエストをその手に収めるがヨーンは見逃した。 ボスヤスフォートに見込まれてバッハトマの騎士団長に就任。 ブラックスリー襲撃ではミラージュ騎士数名を殺害し、スパークと痛み分ける。 身の置き所と人の上に立ったことで精神の安定を見出し、魔導大戦緒戦ではAP騎士団とも互角以上の戦いを展開。 デコースとスパークの息子で剣聖ベルベット・ワイズメルはミラージュ騎士としてラキシスに忠誠を誓うことになる。 ビューティー・ペール メル・リンスと対立するユーコン財団の長。 かつてはシーブルのディ・バローを、その後はボスヤスの協力者としてサポートする。 騎士を相手に互角以上の戦いを見せる強力なダイバー。 ミラージュダイバーであるズームの実の母親。 クバルカン法国 [ ] ミューズ・ヴァン・レイバック クバルカンの枢機卿にして次期法皇。 高貴ではあるがやや堅物。 融通が利かない性格はカイエン(ヒッター)やボード、アイシャを友人に持つことで次第に解消された。 MH S. カステポーに出向し武者修行中だったが魔導大戦勃発で本国が大戦に介入することになり苦悩する。 パートナーは静。 ハスハント開放戦ではルーン騎士団を率いハスハ側として参戦予定。 ノンナ・ストラウト ミューズを法皇にするため汚れ仕事を一手に引き受ける女騎士。 慈悲のノンナとして知られる。 ナイアスとは因縁浅からぬ関係。 法皇の命でボォス移住計画を画策する。 お気楽極楽かつ大食漢で見境のないスケベ。 剣聖スバースの直系ながら血の発現が遅かったことで母親から精神的虐待に晒された過去を持つ。 自ら最弱クラスと嘯くが、実はスバースの剣技を受け継ぐ相当な騎士。 ミカドの生涯で数少ない友の一人。 彼の一言がミカドに星団統一を決意させた。 パートナーはメガエラ。 好戦的で野心家。 父を倒し、実力で玉座を掴んだ。 GTMホウライの開発をダイアモンド・ニューの協力で完成させる。 その過程においてカステポーで壊し屋騒動を引き起こした。 魔導大戦緒戦では大国フィルモアと互角に渡り合ったが、へなちょこ騎士ワスチャの駆るマグナパレスに自慢の部下パイドルが敗北し、かなり落ち込んでいる。 天照家の皇女であるワスチャにプロポーズする。 過去にAF娼館を摘発してエストを救出し、彼女から様々な情報を得たとのこと。 パートナーはアンドロメーダ。 ガーランド [ ] クローム・バランシェ公爵 優秀な科学者を輩出してきたバランス一族の裔。 天才科学者にして3大AFガーランド筆頭。 彼が独立後に手がけた45人の娘たちはいずれ劣らぬ優秀なAFとして星団史を彩るのだが、彼の傑作はろくでなしにばかり嫁ぎたがるのが悩み。 倫理観や道徳観に欠けた狂気の科学者で研究のためならばあらゆる手段を試し、クーンを借り腹に使い超帝國の騎士の子カイエンを誕生させた。 延命に次ぐ延命によりボロボロの状態で運命の三姉妹を送り出す。 ラキシスの願いを聞き入れて超常の力を持つバケモノにし、未来も見通す彼女の要望でザ・ウィルの設計も行う。 ミカドの生涯で数少ない友の一人であり、バランシェの死がミカドやソープに様々なことを教えた。 ミース・シルバー・バランシェ伯爵 女騎士A-T(アトロポス)に保護されていた娘。 両親を喪いツァイハイの鉱山に居た。 カイエン追跡隊の攻撃で負傷するがミハエル・レスターに救われ、人々の前から去ることになったA-Tからカイエンに託される。 しかし、お尋ね者でやもめのカイエンが年端もいかない女の子の面倒が見きれるはずもなくバランシェ公の養女となる。 数学のテストで答えしか書かず、学校から苦情が来たことでガーランドの才能が判明。 AFを超える計算能力を持ち、バランシェ公から正式に後継者として認められ、理論だけで未完成の46人目マキシマムを託される。 その後、モラードの許でガーランドとしての経験を積み、バランシェ伯として独立。 成人後はカイエンに対する歪んだ愛情からアウクソーの協力で彼の子供を宿し、剣聖マキシの母となる。 バランシェの名ばかりか狂気も受け継いでしまった美貌のガーランド。 モラード・カーバイト バルチックアカデミー出身の天才AFガーランドで3大ガーランドの一人。 バランシェ公の友人でありライバル。 GTMダッカス・ザ・ブラックナイトとワンセットで開発したエストの誕生により、彼を引き入れたい各国の思惑から追われるように各地を転々とするがコーラス3世の存命中はジュノーで庇護され、黒騎士ロードス公に護られる。 3世のパートナーとなるウリクルも開発。 ジュノーでのラキシスとの邂逅が彼をも狂気に走らせる。 ムグミカの依頼でセントリーの幼生をベースにしたAFタワーを完成させるのはまだ先のこと。 一方で、早とちりも多く、女心も分からない。 プリズム・コークス バランシェ公の弟子。 だが、世間はバランシェの愛人と揶揄する。 優秀なガーランドであり医師。 カイエンが事故で死なせたアウクソーの蘇生を行い、記憶の復活という奇跡を目の当たりにする。 妹弟子にあたるバランシェ伯の相談役でもあり、様々な人脈も持つ。 ナトリウム・シング・桜子 ピアノ・メロディと詩女フンフトの娘。 ダイバーパワーも持つAFガーランド。 貧乳と背の小ささがコンプレックスだが、気が強く自負心も強い。 ファティマの魔性に取り憑かれたヨーンの命の恩人で学友。 ちゃあ・鼎の素性を知らずにペットのつもりで接していたら天照家皇女だと分かり天照家の報復を畏れている。 次世代を担うガーランドとしてバランシェ伯と共に期待される存在。 サイドストーリーの項目も参照。 ダイアモンド・ニュー 元は不遇な宇宙生活者。 だが、世界の真理「モナーク・セイクリッド」に触れたことでAFとGTMのダブルガーランドという希有な存在となる。 旧設定のテンプルシリーズは彼が手がけたもので、中でも傑作なのがメヨーヨの旗機GTMホウライ。 国家の干渉を嫌ってイズモ・アストロシティで活動し、売り込み役をじゃーじゃー姫ことタイトネイブが行う。 タイトネイブがミカドに騙されてA. に囚われたと勘違いしてA. に乗り込むが拍子抜けする実情に加え、ソープに一目惚れしてしまう。 ソープからツゥラトウストラ・アプターブリンガーのエンジンを三基受領し、バカにしか扱えない3機のGTMを作成する。 その正体はシステム・カリギュラの一人でありサイボーグ。 騎士でもある。 ミカドへの興味が恋愛感情になってしまい、思い切って彼の許に飛び込んでみたところミラージュ騎士団入り。 ミカドよりもGTMについて詳しいため「スペック」と呼ばれる。 反面、世情に疎いため女子高生からやり直すことに。 その他 [ ] ナ・イ・ン ファロスディーカナーン超帝國の9代目女帝。 人の姿をしていないが人の心を持つ存在。 「世界の真理」モナーク・セイクリッドの秘密を探るべく深宇宙へと旅立つ。 そこで目にしたのは彼女の想像とかけ離れた真理の正体だった。 共通の秘密を知る光のタイフォンをパートナーに迎え入れ、ジョーカーへと帰還する。 シゲルブ・ユキノジョウ カステポーを中心に活動する預かり屋。 お客の秘密厳守がモットーの気のいい人物。 ただの一般人だがトラフィックスを中心に様々な人物たちと交流を持つ。 また、裏面にも通じている。 魔導大戦勃発後はナカカラ王国ムンスターに出張営業中。 ジョルジュ・スパンタウゼン 元イオタ宇宙騎士団長。 カステポーで騎士専門の酒場WAXTRACKSを営む。 一方で情報屋という側面があり様々な人物と繋がりを持つ。 ロードス・ドラクーン 2代目黒騎士。 剣術指南役として国家に帰属せず星団を股にかけて飛び回り、彼の名声と活躍が黒騎士の評価を尊敬と崇拝の対象にした。 見識も高く、他国の情勢にも通じるなど、随所に剣豪らしさを窺わせる人物。 ジュノーのコーラス王朝とは3世の師という関係もあって親しい。 モラードを護る用心棒役も引き受けている。 コーラス-ハグーダ戦に参加し3世の死を看取る。 カステポーを荒らしていたチンピラ騎士のデコースを注意しようとしたことで不覚を取って敗死。 その後しばらくの時を経てエストが彼を3代目黒騎士にしてしまう。 パートナーはエスト。 ガマッシャーン共和国、レイスル3党首の一人でレイスル騎士団長のナオ・リンドー・レイスル(シュバイサー・ドラクーン)はロードスの孫である。 その力は、ファロスディーカナーン超帝国においてマシン・メサイアを駆った戦士たちの血が発現した結果である。 騎士の血が発現すると驚異的な速度で肉体が再構成される。 その過程において死に至る者も少なくない。 騎士としての才覚は血の発現率によって格付けされる。 たとえ年端のいかない少年少女であっても発現率が高い騎士は将来を嘱望され、瞬時に騎士の能力を見分けるバキンラカン帝国の 聖帝自身もしくは彼女たちが任命した 剣聖から天位など潜在する能力に相応しい称号が与えられる。 だが、反面として戦場で敵に狙われやすくなり真価を発揮する前に命を落とす者も多い。 騎士の遺伝情報は、全星団の人々に行き渡っているが、一般には その発現率は極めて低い。 白兵戦闘能力だけならばミミバ族など騎士に匹敵する力を持つ者たちも存在する。 騎士たちから一般人の人権を守る法律として星団法が定められており、騎士は一般人を殺めてはならないという決まりがある。 これに反した場合、筋弛緩剤などの薬漬けにされて生涯をベッドで送ることになるか、賞金をかけられて星団中のお尋ね者となるか、あらゆる人権を剥奪されて国家に奉仕する シバレース(呪われた騎士)となるかのいずれかになる。 剣聖 一時代に一人現れるとされる最強の騎士。 星団における大国には一人以上いる形となっている。 なお、剣聖級でありながら諸事情から天位・剣聖を拒否している者(レディオス・ソープやF・U・ログナーなど)もいる。 また相応の品格がないとそもそも選ばれない。 純血の騎士 AD世紀の時代に遺伝子改造されて生まれた戦闘人種。 星団歴の騎士とは別次元と言える戦闘能力を持つ。 また体液の組成も一般人とは異なるらしく、開発初期の騎士の体液が一般人の体内に入るとT細胞や染色体を破壊したという。 彼らが子を成すと必ず騎士かダイバーが生まれるとされる。 星団歴の騎士は彼らの血が一般人と混血し血が薄まった結果生まれたものである。 ただ後世でもごく稀に純血の騎士の遺伝子が完全な形で発現する者がいる。 純血の騎士はほとんどがナ・イ・ンと共に星団を去っており、星団歴において現時点で確認されている純血の騎士はほぼ全員が上記の剣聖に序せられており、彼らを除くと疑いが濃厚なのは デコース・ワイズメルぐらいのもの。 騎士もダイバーもその発現率は低いため、両方を顕現するとなるとさらに発現率は低く、物語中でもティン、サリオン、カイエンなど数人しか確認されていない。 ダイバー(バイター)がその行動の遅さを弱点としているのに比べ、騎士の持つ圧倒的なスピードで力を放てるという利点を持つ。 王族など、それらの血が比較的濃い家系に発現率が多いとされ、ティンのように異常性格を持つ者も少なくない。 新設定においては「 ツバイ」という名称で呼ばれている。 詳細は「」を参照 ダイバー [ ] ダイバーとは先天的に備わるいわば超能力、 ダイバー・フォースを持つ人々を言う。 太古の超帝国において支配階層にあった ハイブレンが遺した力であるが、騎士よりもさらに稀な存在である。 かつてはハイブレンが騎士たちを精神制御し、支配していたが、長い時間を経て騎士たちの血が薄まり制御下を離れた結果、身体能力に優れた騎士たちがダイバーを使役するようになり主従関係が逆転した。 ダイバー・フォースには「 ダイバーパワー」・「 パラ・サイマル」・「 ハイブレン」・「 ルシェミ」の4種がある。 天照家は有史以来代々優秀なダイバーを輩出する一族であり、劇中現在 2988年~ ダイバーたちを統括するギルド(ダイバーズ・パ・ラ・ギルド)の長は先代の長にして母たるアマテラスのミコトからその地位を受け継いだ(メル・リンス)が持つ。 ボスヤスフォートはその地位を求めてアマテラスのミコト、ミカドに戦いを挑んだが敗れた。 ダイバー・パワー 物理的に作用する能力。 戦闘に参加するダイバーの多くはこれである。 ダイバー・フォースで代表的な能力である為、他の3種の能力の持ち主であってもダイバーと称することが多い。 身体能力自体は一般人と同じである為、騎士と対峙した場合はその圧倒的な身体能力の差が弱点となる。 故に敵に「ダイバー」と悟られぬよう行動する事が重要とされる。 パラ・サイマル 予知や探査など精神的現象を扱う能力。 物理的に何かに影響を与える能力ではないため、直接には戦闘に参加はしない。 ハイブレン 生物を制御する能力。 超帝國の支配者が持っていた代表的な能力で、ハイブレンで騎士を支配・利用することで民衆をより強固に支配していた。 ルシェミ 物質を変性させる能力。 騎士や兵器など技術開発に貢献したが、現在では消失している。 しかしファティマやモータヘッドの製作者であるマイトは素質的にこの能力を持っているという。 バイター [ ] 新設定においてダイバーに相当する存在。 グリント・ツヴィンゲンと呼ばれる精神パワーを扱う魔道士達で、バイター達が集まったギルドの事を ブリッツェン・バイターと呼ぶ。 旧設定と同様に「 ボルテッツ」・「 スコーパー」・「 オペラ」・「 グレイン」の4種に分類されている。 ボルテッツ 最も代表的なバイターの能力で、プラズマを発生させて対象を攻撃したり、バリアを張って防御などを行う能力。 能力の増幅器として多くの場合杖や腕輪、リングなどを装着している。 スコーパー 女性のみが持つ霊的な力で、別の生き物を通して離れた場所を見通したり、念話による会話などを行う能力。 詩女の能力もこのスコーパーの一部であるとされている。 オペラ 人間の思考中枢を制御して、他人を操る能力。 グレイン 物体を組成して物質の構造を変える能力。 ガーランドに名残が見えるものの星団歴の時代にこの能力を持つ者は非常に希で、強力なものになると別の生命体を召喚することもできるという。 モーターヘッド [ ] 旧設定における最強の戦闘兵器であり、決戦兵器たる巨大人型ロボット。 管制システムとして、生体コンピュータであるファティマの搭載を必要とする。 驚異的な戦闘人種である騎士の力を完璧にトレースすることが可能で敵の攻撃からの回避能力が非常に高く、そのパートナーたるファティマたちの演算能力の高さも相まってミサイルなどの誘導兵器や戦車・空中戦車(エア・バレル)といった通常兵器ではかすり傷をつけることさえ困難(但し、第2巻で空中戦車でハグーダ帝国のMHマグロウを撃破したコーラス王国軍のリスト大尉が登場する。 なお、同じ部隊の准尉がルサ軍曹に「当たりゃいける」「命中させればの話だが」「1分間に1,200発の発射ができる180ミリメートルガンランチャーで5,000発かましてもかすりもしない」「10台の戦車で予測射撃をしてもだ」と説明をしている)。 このためモーターヘッドを倒せるのは、モーターヘッドだけであるといわれる。 3大MHと呼ばれ星団中から恐れられているのが、フィルモア帝国のサイレン、ハスハ連合王国のAトール、クバルカン法国のバングドールである。 これを上回る圧倒的な力を持つのがAKDの保有するLEDミラージュだが、AKDの方針上他国の戦争に介入する機会はほとんどない(コーラス戦に参戦しているが公式ではなく、国籍を偽っての参戦)ため、その実力は周知されていない。 表面装甲は自己修復能力を持つが、その一方で非常にデリケートな兵器であるため、性能維持には整備士たるMHマイトたちの手を借りる必要がある。 作中では何もない荒野で戦っている印象が強いが、カステポーなど荒野に囲まれた地域は別にして2騎以上のMHが戦闘を始めれば、どのような建造物であっても跡形もなくなぎ倒し吹き飛ばしてしまうため、結果的にそうなってしまう。 よって本作では戦争が起きる度に住む土地を失くした難民も発生する。 詳細は「」を参照 その他 [ ] 星団法 星団の全ての国にまたがる的法律。 天照命、コーラス・ディス・バイス19世などの尽力により定められた。 度々改正などの会議が行われている。 星団暦2310年に発明されたファティマも、星団法での規制対象となっている。 主に一般人の人権保護や騎士についての交戦規定やファティマについての行動や服装、処置についての制限などが厳しく定められている。 星団法は星団暦2000年代初頭にボォス星の聖宮ラーンで発生した「東宮西宮の乱」をきっかけに、ラーンを始め、フィルモアやクバルカンといった当時の列強国にグリース、コーラスなどの新興国が加わって制定したとされている。 デルタベルン星のグリース王国パトラクシェ島(のちのフロートテンプル)には星団法制定を記念したモニュメントが存在する。 ただ、作った張本人である命の息子アマテラス(彼本人はともかくお尋ね者と知っていてミラージュに加えたりしているなど身内に違反者が多すぎる)をはじめとしてヴォード・ビュラードやDr・クローム・バランシェ、ダグラス・カイエンなど主要人物に「星団法なんか糞くらえだ! 」という違反者が多い。 星団暦 星団共通の。 本作品の主な時代背景でもある。 人類生存5惑星の諸国間で条約(「歴史年表」では「協定法案」と呼ばれる)が締結されたAD世紀10,003年をもって星団暦元年としている。 騎士公社 MH(GTM)本体からその予備パーツ。 騎士・ファティマの装備品、日用品まで扱う施設。 利用するには星団法に基づく騎士やスライダー・ガーランドとしての登録で配布されるIDカードが必要で、逆に騎士やファティマ・MH(GTM)技術者以外は用がないが、出入りできる者の中には質の悪いブローカーもいて、経験値の低い騎士や単独で動いているファティマを食い物にしようと施設内をうろついている。 カステポーの騎士公社では身元が知れると手合いの申し込みが押し寄せる様な大物騎士や、カイエンの様な賞金首であるため命そのものを狙われるような立場の騎士用に「正式な仮IDカード」という笑い話にしかならない便宜が図られている。 AD世紀 星団法制定を持って紀元とする星団歴の時代より以前を、AD世紀と呼ぶ。 「エンシェント・ディメンジョン・センチュリー」の略で、星団歴に先行する10,003年間の時期を指す。 AD4000年頃成立したファロスディー・カナーン超帝國(新設定・超帝国ユニオ)の初代皇帝アッセルムラトワ・ディスターブと、第9代皇帝AD9(ナ・イ・ン)の治めていた時期が、ジョーカー人類の文明の最盛期だと言われている。 AD世紀の情報の大部分は、星団歴には伝わらず、失われた。 一部の技術情報のみが残り、利用されている。 植民星 もともとの母星に対し、元は人類が住んでいなかった惑星を差す。 カラミティ、デルタベルンは古くから人類が住んでおり「どっちが先か」という論争が起きる古い惑星だがアドラーはAD世紀まで植民星。 ボォスは星団歴初頭は植民星。 ジュノーは改造せずに移住出来たがまだ惑星自体が安定しておらず人の住めない地域も多い。 逆に言うとカラミティ星は星の年齢が進んでおり崩壊の危機にある。 星団歴換算で18000年代に人類が唯一居住している惑星は一番若いジュノーだけとなっている。 カラミティとデルタベルンの国家と住民は長い歴史を誇るため貴族主義の傾向が強く、殊にフィルモア帝国とA. D は国家としてのシステムが複雑極まりなく、アドラー、ボォス、ジュノーの国家や出身者を植民星(出身者)だとバカにしている節がある。 工場星 F. において「宇宙に国家はない」。 あるのはいずれかの国家に属する工場星や資源衛星で、年単位の契約で資源採掘を行う仕事も多い。 そもそも宇宙居住者はその存在を意図的に無視されている。 宇宙居住者の悲哀については極めて例外的な自治都市イズモ・アストロシティの泰千錫華市長やダイアモンド・ニュー、タイトネイブが語る通り。 また、イオタ宇宙騎士団長のジャコーが指摘している通り、宇宙では人身売買などの重犯罪行為がまかり通り、星団法で取り締まる警察組織もない。 国家元首で宇宙を意識しているのはミカド唯一人であり、タイトネイブの買い取り契約については「冗談のつもり」と劇中で語っているが、貧しいシージラック王国出身の彼女にA. 皇族・王族であるサリオンやパナールと同等の高等教育を受けさせる意図があった様子。 宇宙生活者の権利拡大を訴えるタイトネイブへの「客分扱い」、錫華御前とニューへの「イズモ・アストロシティへの不可侵表明」、イマラ、ジャコー をミラージュとして重用しイマラに宇宙軍を任せるといった姿勢に如実に現れている。 イオタ宇宙騎士団 宇宙空間における治安騎士団。 イオタ・コルテッサが創設者。 その息子タブロとイマラの間に生まれたのがジャコー。 団長であるジョルジュ・スパンタウゼンの名前と共に割と早く登場しているにもかかわらず、具体的になにをしている組織なのかが不明だったが後を継いだジャコーが語る言葉が全て。 海賊の犯罪行為から人々を守っている任侠集団であり、まともに仕事もしてくれない「遠くの警察(国家)より地元のヤクザ」を地で行く組織である。 イマラはミラージュ入団前に「アティアの鬼姫」として海賊達に恐れられている。 イレーザー・エンジン MHのエネルギー源。 のみならず宇宙艦船から民生用のスキッパー(居住設備付き飛行艇)、ディグ(浮上式バイク)にまで装備されている普及したエネルギー源である。 AD世紀に開発された技術で、「化石燃料」等を消費し装置内部でエネルギーを取り出す『内燃機関』とは異質の、「装置の外」からエネルギーを取り出す『外燃機関』である。 (作中では)光を動力源とし、永久にエネルギーを取り出すことが可能であるという。 このエンジンを使用する乗り物はその気になれば機種問わず飛行可能であるが、その必要のない状況では地上・水上を航行している。 そのため、乗り物は全て「航空機」として登録されている。 超高温・光化・高温を外部に漏らさぬようにシールドが施されており、MH用の場合は本体が灰になってもエンジンは大丈夫である。 一説には太陽に放り込んでも平気とも。 ハーモイド・エンジン 新設定においてイレーザー・エンジンに置き換わった、GTMを始めとする星団で幅広く普及している動力源。 恒星などから放射される電磁波を動力源として高出力のエネルギーを発生し、合わせて使用されるポリスケール・ジェネレーターなどの機器などとまとめたハーモイド・システムとして使用される。 メトロ・テカ・クロム GTMの外装甲に使用される稀少金属。 イズモ・アストロシティで精錬された物は「玉鋼」と呼ばれ、産地は戦争で奪い合いの対象となっている。 新設定では「 ヘリオス超鋼を精製する触媒物質」と改められている。 旗騎 国家を象徴するモーターヘッドの事。 それぞれその名に見劣りしない高い性能を持ち国家の顔となる騎士が搭乗している。 スパッド(光剣)・スパイド(実剣) 騎士が主に使用する武器。 超絶な反射神経と運動能力を持つ騎士の闘いにおいては、銃などよりもはるかに有用な武器であり、騎士の身分の証明にもなっている。 また彼らの駆るモーターヘッドの主武装でもあり、MHを破壊できるのは基本的にMHの剣のみである。 スパッド(光剣)はレーザー剣。 軽量で携帯が容易。 スタンモードに切り替える事で峰打ちも可能。 スパイド(実剣)は重くて携帯には不便 だが、玉鋼を鍛え上げた その威力はスパッドの比では無い。 JOTA宇宙騎士団ではスパッドの事を「ダイナミック・オプチカル・スオード」、略して「D. S(ドス)」と呼び、スパイドは「ヤパニーズ・プレシジョン・アームス」、略して「JAP. A(ヤッパ)」と呼んでいる。 新設定においてはガット・ブロウが同様の位置の武器として置き換わっている。 ガット・ブロウ 新設定において騎士やGTMの使用する武器。 正式名称は「エレクトロ・マグニフィケーテッド・カーソル・ガット・ブロウ」または「エレクトリック・マグニフィケート・カーソル・ガット・ブロウ」とも言う。 刃は無く、任意で電磁波を放って電解エネルギーで対象を叩き切る他、射撃機能も持っている。 一部のワンオフ品以外は刃が付いていないため鞘は必要なく、抜き身で携帯する。 通常の物の他に軽量化や伸縮機能などにより携帯性を高めた「ヴィーニッヒ」や、より長く重い刀身を持たせた「ラングン」が存在している。 懐園剣(かいえんけん) アマテラスとラキシスの娘カレンが作り出したとされ、一振りの光剣と大太刀(実剣)とが対となっている。 光剣は雌剣、大太刀は雄剣と呼ばれる。 時や空間など次元を超え数々の強力な騎士に受け継がれたといわれる。 「ミスト・ブレーカー」と呼ばれることもあり、単に懐園剣と表記した場合は、雄剣(大太刀)の方を指す事が多い。 雌剣はジョーカー宇宙でのみ力を発揮し、雄剣はタイカ宇宙でのみ力を発揮するという。 雌剣はカイエンからミースに託された。 雄剣はハリコンからアルルに受け継がれる。 新設定では雄剣、雌剣ともにガットブロウになっている。 雌剣は通常サイズ。 雄剣は鞘に納められたラングン。 ドーリー MHを運搬する車両。 MHの騎体のほか、修理設備と部品・オプション兵器などを搭載する。 搭載MHは1騎で騎士が車長を務め、騎士とファティマや部下や客人などが住まう居住施設も備える長期滞在が可能なものが多い。 地上走行型をモータードーリー、浮上飛行型をエアドーリーと呼ぶ。 ドラゴン セントリー ジョーカー星団の守護者であり、ボォス星に生息する巨大な体を持つ5匹の巨竜。 その力はテレポートでの移動も可能で、放たれた一撃はバスター砲さえも凌ぎ、惑星を消滅させる力をも持つ。 個体進化し、時を経て消滅して幼生として転生。 長き養育の後に再び巨竜となる。 分泌物がドラゴン・ドロップと呼ばれる宝石。 養育の代償として人に支払われるのが命の水。 それぞれ L. ドラゴン(幼生名 すえぞう、新設定 ライブ・コントローラーまたはライブ)、 フェザー・ドラゴン(幼生名 楊貴(やんぎ)、新設定 パルサー・フローラ)、 サンダー・ドラゴン(幼生名 ショウメ、新設定 ブラウ・ブリッツまたは雷のブリッツ)、 ジェット・ドラゴン(新設定 カラット・ヴィンダー)、 アース・ドラゴン(新設定 マグマ・バイブレーション)。 また、タイトルにもなっている5つの星はドラゴンを指すともされる。 新設定ではボォス星における超常の力とされ、ライブを除いては通常は詩女以外には人の目には見えない存在となった。 このため魔導大戦緒戦でカステポーに踏み込んでジェットに制裁された連合騎士団も目に見えない力で消滅させられたことになった。 人の目にも見える姿が幼生である。 幼生名は前設定からそのまま引き継がれた。 それぞれ縁の深いファティマがいるようで、ライブはアトロポス 、ブリッツは静、カラットはエスト 、マグマはクーン といった具合。 ドラゴン・ドロップ(セントリー・ドロップ) ボォス星に生息する5体のドラゴンの分泌物。 として星団最高の価値を誇り、所有者はドラゴンにより願いを叶えられると言われている。 色はドラゴンにより異なり、これまでサンダードラゴンがファティマ・静に与えた青色の物と、すえぞう(L. ドラゴンの幼生)がラキシスに贈った赤色の物とが登場している。 新設定ではドラゴンがセントリーに変更されたことに伴い、こちらもセントリー・ドロップと名称を変えている。 5つのセントリー・ドロップから成る首飾りがラーンの至宝 ファイブスターである。 身に付けているだけで死んだ人間も蘇生するという大変な代物。 命の水 ドラゴンの幼生が人々に与えるとされる、どんな願いでも叶えられるとされる物質。 ドラゴンによると幼生の養育には人一人の人生を費やす程の年月と労力が費やされる為、その代償として与えるという。 その者の持つ「力」の増強のみならず、死者の蘇生も可能とし、ボスヤスフォートがアマテラスに対抗する為これを探し求めていた。 かつてサタンたちもこれを求め人類に戦いを挑んだこともあった。 血の召喚(マジェスティックスタンド) 貴重な血またはセントリー・ドロップと引き替えにしてセントリーを召喚する技。 これについては第6巻冒頭でソープが乗り合わせたバスの中で母親が子供に読み聞かせていた童話の内容そのもの。 3030年、ボスヤス率いる枢軸軍によるハスハント侵攻時、事前に楊貴の転生を抑えていたムグミカが超帝國の騎士カイエンの血と自身の処女血をもってスタント遊星にいるナインを楊貴の体に召喚し、ベイジを焼いてボスヤス・フォートを退けた。 4100年、アトロポス、クローソーの血の召喚による「ライブの閃光」(旧設定クェーサーフレーム)によりデルタ・ベルン星が消滅する。 これはアトロポスが養育の代償に命の水やセントリー・ドロップを受け取らぬかわりにアトロポスとすえぞうの間で結ばれた約束による。 バスター砲 AD世紀に超帝國が開発したバスター・エネルギーを利用した強大な威力を誇る兵器。 その想像を絶する威力により、戦争での使用は星団法で全面使用禁止となっている。 しかし反面、国家の主な艦船には装備されており、MHにもオプションとして用意している騎士団も少なくない。 そのような状況下でバスター砲が滅多に使用されずにいるのは、バスター砲で土地を破壊してしまうと占領する価値がなくなってしまうため、また前述の星団法による規制により、戦場でバスター砲を使用した国家は他国から孤立してしまうためである。 構造により3種類ある。 しかし種類によっての威力の違いはない。 バスター・ロック 砲身とイレーザー・エンジンが一体となっている形式。 巨大になるために艦船などに装備されることが多い。 ユーバー・バラダ大公やシーブル国軍が使用したが、前者は発射前にK. のバスター・ランチャーで逆に撃ち落とされ、後者はシュペルターのバスター・ランチャーにて砲弾をされている。 バスター・ファウスト 砲身とイレーザー・エンジンが個別に存在する形式。 MHが装備するサイズも可能だが、対MHには命中しないので意味がない。 バスター・ランチャー 砲身のみでイレイザー・エンジンは他で用意する形式。 エンジンにより威力が変わり、エンジン側の出力制御により威力が変えられるという特徴がある。 サイズは最小のA型から最大のE型までが存在する。 本来使用できない兵器であるが、MHが装備するのはこの形式がほとんど。 固定装備としているMHはミラージュ騎士団のみである。 砲身を二つ折りにして携行しやすくしているK. や、E型のうえエネルギーをカートリッジ化して連射を可能としているヤクト・ミラージュまで様々。 フェザー(F、Fesor) 全星で流通、使用される。 貨幣や紙幣には高度な偽造防止対策が施されているが、一般にはクレジットカードが普及しており、現金が用いられることは取引の際の見せ金や設備が整っていない一部地域を除いてほとんどない。 「フェザーゴールド(F-G、1フェザーゴールド=100フェザー)」と呼ばれる高額金貨も存在する。 モナーク・セイクレッド クラウン大銀河の中心、時の停止する空間に存在する聖典と呼ばれる。 「全宇宙の全記録を書き記された書物」、「この世の全てを手中に収めた者が求めるであろう聖典」とも伝えられ、時の支配者や一部の識者がその存在を知るが、それを見た者はいまだかつて存在していなかった。 また、その存在に関しての情報が全ての生命体の生体コードの表面に刻まれている。 ファティマ 光のタイ・フォンによる永き解析により、その実態とは過去現代未来にかけてクラウン大銀河に存在する(した)総ての人間の誕生から死までの詳細を記憶する(した)媒体の集合体であることが判明した。 詩女(うため) 旧設定のアトール聖導王朝女帝。 ボォス星に現れ、非戦を説き人々から崇拝される聖女。 炎の女皇帝ナインと歴代の詩女の記憶を継承しているとされ、AD世紀以前の時代から星団暦に及ぶ過去と遙か未来にも及ぶ膨大な知識を持つ。 ナインの実子でヤーン・バッシュ・カステポー超帝國王女の妹(ヤーンの子であるカイエンの叔母)にして初代詩女 詩女原母(うためげんぼ)とも呼ばれる 花の詩女ラーンから継承され、後継者を前の詩女が「認承」することで受け継がれる。 新たな詩女は約1年間生まれ故郷に戻り、再びラーンに戻る 都行きと呼ばれる儀式において記憶の整理を行う。 スコーパー能力を持つことが絶対条件で詩女同士の間で血縁関係はない。 詩女はセントリーの加護を受けており、前述の至宝ファイブ・スターとMH ジ・エンプレス(新設定GTM ディー・カイゼリン)を所有する。 そして、カイエンとヤーボの間に誕生し、ボスヤスとの戦いを経て「魔導大戦」を終結させた(させることになる) 時の詩女マグダル(とわのうため)など。 歴代詩女の名は聖宮ラーン(旧称ハ・リ)、ナカカラ王国、ボルサ諸島列島などボォス星各地に残っている。 劇中現在(3030年代)、ムグミカの死と共に、ムグミカから認承されていたマグダルがボスヤスとの戦いでスコーパー能力を喪失し、「楊貴」の姿を借りたナインの指名によりフンフトが再び詩女になっている。 2013年の連載再開後の大幅な設定変更は詩女の設定を盛り込んだためで、年表も詩女を中心に書き換えられた。 ジ・エンプレス(ディー・カイゼリン) 詩女が持つ超帝國からの遺産であり、炎の女皇帝のGTMシュッツィエン(旧設定「焔星」)のエンジンを搭載された強力なGTM。 星団一美しいGTMと呼ばれる。 ミグノシア大動乱において剣聖デューク・ビザンチン、AFインタシティと共にハスハを守った伝説のGTM。 ムグミカからシバレースの称号と共にヤーボに贈られた。 寿命の尽きるインタシティへの餞であったようでインタシティの最期に立ち会ったヤーボとボードを除く騎士(バルンガとスクリティ隊、ハレー)、ファティマ(コンコード、スパリチューダ、ビルト)が魔導大戦でハスハを守る戦いの軸となる。 ヤーボの死後、息子デプレの力が天位騎士と知ったカイエンの命でAFコンコードと共にデプレ・カイエンが受け継いだ。 魔導大戦の後、アマテラスが所有することになりモラードがムグミカの依頼で製作したAFでミラージュ騎士 タワーと共に物語の最終幕におけるフォーチュンで最後の戦いに参加することになるらしい。 システム・カリギュラ 「カリギュラの手」などとも称される謎の集団。 「国家の執事」として契約関係にある国家に有益な情報を与え、覇業を補佐する歴史の黒幕であり、各国にGTMを配給している。 その実体はAD世紀に創立されたガーランド(ここではGTMやファティマの開発者という意味ではなく科学者集団という意味)でありスタント遊星太陽系の調査が本来の任務。 彼らは喪われた技術であるサイボーグ(重合人間)で超帝國の騎士であり、アマテラスよりも長寿を誇る。 「シオの門番」は代表騎士団。 前述通りスタント遊星に拠点があり、単機での恒星間飛行能力と光学迷彩機能を備えたGTM ゲートシオンで星団のどこにでも現れ、介入する。 ただし、その理由は単なる知識欲の探求でしかなく、その所業からモラードにはと呼ばれた。 だが、彼らにも手出しが出来ない存在として詩女、アマテラス、クローム・バランシェと運命の三姉妹が挙げられる。 彼らが引き起こした星団史最大の事件が451年に起きた 詩女暗殺計画。 星団中の国家を巻き込んでラーンの殺害を目論むがラーンの「都行き」に同道したドナウ帝国の皇子 サイレンの活躍により阻止された。 この後、サイレン皇子は分裂していたドナウ帝国と太陽王国を統合してフィルモア帝国を建国する。 また、僅か1年の剣聖期間で短い生涯を閉じた剣聖ハリコンはカリギュラとの戦いで命を落としたとされている。 星団暦初頭に ストーイ・ワーナーの名でGTMガーランドとして活躍した エルディアイ・ツバンツヒはアマテラスへの知的好奇心が恋愛感情にまで高まってしまい、システム・カリギュラを裏切ってミラージュ騎士 スペックとなっている。 ポリメリゼーション・キャスター 超帝国にて開発された技術によって作られた。 生物の肉体全てを重合物質に転化することでジョーカー人の数10倍の寿命とモーフィング変形による武器化という戦闘力を手に入れることが出来る。 公にはロストテクノロジーであり、システム・カリギュラを始めとした組織も技術を秘匿している。 主要な惑星と主要勢力等 [ ] ジョーカー太陽星団は、イースター、ウェスタ、サザンド、ノウスの4つのと、移動性太陽系スタント遊星によって構成される。 クラウン大銀河の中にある星団で、我々の宇宙とは別にある。 56億7000万年後の変わり果てたジョーカー太陽星団にはフォーチュンという星が存在するらしい。 イースター太陽系 [ ] ジョーカー星団の第1太陽系。 「東太陽系」とも言う。 惑星には太陽に近い軌道順にピョトー、アドラー、デルタ・ベルン、バルーン、シュルース、ラワス、コートがあり、さらに外側に恒衛星シミターがある。 人間の居住可能な惑星はアドラーとデルタ・ベルン。 惑星デルタ・ベルン イースター太陽系第2惑星。 隣の惑星アドラーとは。 と近い星年齢と気候を持つが、平均気温はやや低く、直下においても、地球の程度である。 から温暖期に移行しつつあり、氷河が溶け出しているため海洋が占める割合が多い。 北半球を占めるエイダス大陸の他に、ソドン大陸、南北に二分されたナルキア大陸で構成されている。 総人口は約34億人で、その多くはエイダス大陸の東方10か国周辺に集中しているため、南半球には豊かな自然が残っている。 を敷く国家が多い。 星団暦2899年、グリース王国により惑星全土が統一され、星全体が政治的にも経済的にもきわめて安定したA. というとなっている。 人類の歴史は古く、星団暦以前からカラミティ・ゴーダースとの確執が根強く残っているため、アドラーやボォスを舞台に代理戦争を行う事もしばしばであった。 その他に「ジョーカー人類発祥の星」の座を廻ってカラミティ・ゴーダースと争っており、デルタ・ベルン側は人類の進化の形跡が残っている事を根拠として起源を主張している。 4100年、ライブの閃光で消滅する。 その中心はアマテラス家が代々治めるグリース王国等10カ国からなる天照王朝(「東方10か国」とも)である。 公式の筆頭騎士団はゴーズ騎士団(命星親王騎士団)だが、アマテラス直属の私設騎士団「」(東方第一等幻像軍団)が事実上の筆頭騎士団と見なされている。 ミラージュ騎士団はアマテラス自身が設計に携わった新型機「」を初めとする「ミラージュシリーズ」と呼ばれる数十体のMHを保有する。 ゴーズ騎士団の主力MHはブラッド・テンプル。 筆頭騎士は不明。 旗艦はベル・クレール、後にザ・ウィル。 天照王朝(東方10か国) グリース王国を筆頭とする天照家の支配する集合国家群の総称で、天照家に縁のある王族・貴族が国家を運営している。 ただし10か国にある全ての土地の所有権は天照帝個人にあり、各王家は土地を借り受ける契約をしているということになっている。 グリース王国 天照家が直接統治する王国。 その起源はAD世紀にまで遡る非常に歴史の古い王国で、王朝10か国の長を務めている。 首都グリステリアはA. の首都でもあり、地上部と島全体を空中に浮遊させた外宮の「フロートテンプル」から成る。 グリステリア地上部にある全長9. 7kmを誇る巨大な内宮は、宇宙からでも形状が確認できるという。 内部にコーダンテ大公国、クリサリス公国、オービット王国、ライム公家領、ヘンシェル家領、エミーテ家領などの周辺王家の運営する領地が複数存在する。 バビロン王国 グリース王国の北に接する、バビロン王家の治める国家。 内部にダグエラン領を含み、グリースに次ぐ地位にあるA. の中心国家。 国王はファルク・U・ログナーで、首都はファルス・バビロニア。 アトワイト公国 アトワイト公エックス家が代々治めている領地。 首都はアトワイト。 クロス王国 東方10か国の中で最も北に位置する国家。 コーダンテ大公家の領地でもある。 魔導大戦開始時の領主は、ミラージュ騎士のランド公爵であった。 首都は魔法都市グリッド・メルツァーク。 ルーマー王国 かつてメルカ公家が治めていたが、3007年に前コーダンテ大公アイシャが女王となった後は、実質コーダンテ大公家の領地となっている。 後年は、コーダンテ家の親類であるイーシ・ルーマー王女が継ぐ予定。 シウト公国 バビロン王国の西に接し、属国でもある。 首都はシート。 パストーク 東方10か国の中では北西の端に位置する国家。 首都はトークォ。 パスポート グリース王国の南西に浮かぶ島国。 首都はカラメー。 ムスルチカ王国 グリース南の島の大半を占める王国。 王都はムスルチカ。 の学問の中心地。 人口は約6万人と非常に少ない。 かつての領主リチウム・バランスが星団で初めてファティマを生み出した地でもある。 東方10か国の西に位置するエラン連邦の構成国であるが、天照家との親交が深く、星団暦3020年に天照王朝に加わっている。 外伝『プロムナード』の舞台となったメサ・ルミナス学園があるのもこの国である。 クローム・バランシェ公爵の死後、養女のミース・シルバー・バランシェ伯爵 が受け継いだが、魔導大戦勃発後は拠点をボォス星のトリストに置いており、公国はアドラー星バストーニュに残る旧バランシェ邸の執事たちが管理している。 その他 ミューリー王国 メルカ公家の一族、ミューリー・キンキー皇女の母国。 スカタ・グリース統治領 グリースの南に位置する島国。 クリサリス公家の領地。 シャール公領 ランド公こと、ランドアンド・スパコーンの旧領。 惑星アドラー イースター太陽系の第3惑星。 軌道は第2惑星デルタ・ベルンの軌道のすぐ内側であり、二重惑星といわれている。 AD世紀の頃から長年植民星としての地位にあり、デルタ・ベルンとカラミティの対立に翻弄されることが多かったが、星団暦以降の天照家の台頭によって他国の影響力が減少すると共に力を付け始め、最終的に独立した地位を獲得するに至っている。 大ロマン大陸、小ロマン大陸、アダマス大陸、ヨーグン大陸で構成されており、トラン連邦共和国、バキン・ラカン帝国、ダスニカ神聖連合の3国に寄り添うようにして複数の国家が点在している。 旧設定では、乾燥気候が広がり、人間が居住するにはあまり適さないとされていたが、『F. DESIGNS 2』において、他星からの観光客も多い快適な気候の星とされた。 トラン連邦共和国 アダマス大陸のレント自治連合、シュリーズ共和国、ラ・バカン共和国を中心とした小国や自治区から成る民主制連邦国家。 首都はトラン共和国のノーフォート。 星団7位の軍備を持つものの、筆頭騎士団や筆頭騎士、旗騎は特に置いておらず、連邦公安騎士団(SPI)が筆頭騎士団相当、ミッション・ルース大統領の私有騎であるクルマルス・ビブロスが旗騎とみなされることが多い。 主力MHはヌーベル・イザッド。 自由な気風の国で芸術や工芸が栄える。 ファティマ・マイトも多く在住する。 トラン共和国 連邦首都ノーフォートが含まれる、トランの立法機能を担う国家。 単独の共和国としての機能はほとんど持っておらず、行政機能などは連邦議会が持っている。 ラ・バカン共和国 バキン・ラカンとの貿易のアダマン大陸側の中心として栄えている共和国。 共和首都はナンシーズ。 シュリーズ共和国 トラン南に位置する共和国。 学術都市バルチック・アカデミーがあり、数多くの政治家、学者を輩出している。 共和首都はダルメクスタン。 レント自治連合 かつてのレント王国で、トラン連邦の一部でありながら旧王制の一部を引きずり、立憲・司法を独立して行う立場にある。 ファティマが誕生した星団暦2300年代、当時の国王ビギハの在位120年記念行事において、王孫ジェスター王子 が、王国騎士団に貸し出され、ジェスターの后アラド(剣聖ナッカンドラ・スバースの次女)に優先使用権が与えられていた ファティマ「ザ・ニーヴ」から「マスター」と呼ばれた出来事により、星団法に「ファティマは完成時、『お披露目』によって自ら相手となる騎士を選ぶ権利を有する」との事項が設けられ、それまで国家や騎士団が有していたファティマの保有権は騎士に移った。 この一件がきっかけで、ファティマのお披露目はトラン国内にて行われるしきたりになっている。 第1話の舞台となった自由独立都市バストーニュや、クローム・バランシェの屋敷もこのレント自治連合に含まれている。 バキンラカン帝国 大ロマン大陸北部に位置。 フィルモアなどの大国から独立した経緯があり、現在でも国内にフィルモア領(エラルド島)が存在し、フィルモア王家の1つダイ・グ・フィルモア家が領主となっている。 政治的に中立であることを国是とする。 首都はラッカ。 君主である聖帝は、騎士の力量を瞬時に見抜くという特殊な能力を代々受け継いでいる。 これにより、騎士に剣聖以下天位の称号を与える権限を有する。 なお、騎士でもあるフィルモア皇帝やその代理騎士に対して、特別に「ハイランダー」の称号を授与している。 星団暦3030年現在の聖帝は前帝ミマス・サオリレナの娘カンパー・ラ=シーラ。 筆頭騎士はママドア・ユーゾッタ。 旗騎のクルマルス・バイ・オ・ラはトラン・ルース家のクルマルス・ビブロス、フィルモアのアビエン・ヒートサイが有するクルマルス・バイロンと兄弟騎で、超帝國の騎士ナッカンドラ・スバースにゆかり深いMHである。 主力MHはフェードラで、筆頭騎士団「ラッカン・フェードラ騎士団」の名はここから採られている。 永世筆頭騎士はディモス・ハイアラキ。 ディ・ヨーグン統一連邦 ヨーグン大陸の諸国家(ポー・ヨーグン、マブーブ連合、ライ・ヨーグン青民帝国)が連邦を組み、魔導大戦が終結した3075年に誕生した。 初代大統領はダジャー・ビームス。 ナッカンドラ・スバースの妻で、デューク・ビザンチンとディモス・ハイアラキという2人の剣聖の祖母となり、「トラン連邦の始祖」とも言われるダイバー、サローン・バスコの出身地である。 そのトランとは建国後より緊張関係にある。 星団暦3159年に始まる天照の星団大侵攻は、この国の都市グラスフォートへのミラージュ騎士団の侵攻から幕を開けることになる。 ダスニカ神聖連合 大ロマン大陸中部に位置。 トラン、バキンラカンと並ぶアドラーの主要国。 魔導大戦終結後、北隣のバキンラカンとの関係が悪化する模様。 現在の皇帝はアグラハ。 首都はダスニカ。 ウエスタ太陽系 [ ] ジョーカー星団の第2太陽系。 「西太陽系」とも言う。 惑星には太陽に近い軌道順にトゥルス、ボォス、アンスリノ、カーマントー、ステンがある。 カーマントーの公転軌道の外側に宇宙都市イズモ・アストロシティが存在する。 人間が居住可能な惑星はボォス。 その他、鉱業資源の採掘地として重要なカーマントーにも移住コロニーがつくられ、数千万規模で人が住んでいる。 惑星ボォス ウェスタ太陽系第2惑星。 AD世紀に植民された惑星で、星団暦以降にミノグシア連邦、後のハスハ連合共和国が成立するまではアドラーと同じように列強国家の影響を絶え間なく受けていた。 星団暦2000年頃からその他の国家が次々と誕生し、現在の国家構成に至っている。 なお、ボォスの名称は星団暦562年に改名されたもので、それ以前はカーマインと呼称されていた。 主な大陸構成はミノグシア大陸と、その西にカステポーを有し、南部にコーネラ帝国のあるナン大陸、そして東にメヨーヨのあるグンカ島(メヨーヨ島)を跨いでバッハトマ帝国、ガマッシャーン共和国のあるハツーダン大陸となっている。 気候は比較的乾燥しており、地帯が広がっている。 また海洋部が少なく、ほとんどの大陸が陸続きとなっているが、各地にドラゴンによる攻撃の痕跡が見受けられる。 人口は約120億と、星団の惑星の中でも最も多い。 また、一部地方には少数民族ミミバ族が住んでいる。 ナン大陸のカステポー地方は、超帝國時代の人類との契約によりの聖域として、いかなる国家の統治・軍事行動が許されない不可侵の土地となっており、ある種の無法地帯となっている。 アトール聖導王朝 アトール聖導王朝は実体を持たない国家である。 政治的実権も領土も持たず、象徴としてのみ存在する。 しかし、ミノグシア民族の精神的な支柱として絶大な支持を得ている。 王朝はAD世紀からの超帝國の血統を受け継いでいるが、アトール皇帝(「アトールの巫女」とも呼ぶ)は血縁による世襲制ではなく、全ての民衆の中から前皇帝からの託宣により選ばれ任命される。 皇帝は、すべて強力なパラ・サイマルである巫女であり、代々の記憶と力を受け継いでいく。 皇帝唯一の法的権限は、皇帝を守る騎士「ネードル・シバレース」の任免である。 ネードル・シバレースは通常、旗騎「ジ・エンプレス」に騎乗する。 皇帝の座は、先帝ナトリウム・フンフトがジュノーのメロディ公ピアノとの不倫によって廃除され、ハスハ代表議長ラオ・コレット・クルルの孫娘ムグミカに渡るが、3030年の魔導大戦開戦と同時にムグミカは戦死し、フンフトが暫定的に復帰した。 ムグミカは生前に剣聖ダグラス・カイエンの娘マグダル・ビートを後継者に指名していたが、正式なものとはなっていない模様。 ネードル・シバレースは2997年のごく短期間にヤーボ・ビート(マグダルの母)が就き、ヤーボの死後2998年にカイエンがAP騎士団総団長と兼任で就任した。 カイエンの戦死後は空席となっている。 2013年の連載再開後の新設定により聖導王朝の設定は「詩女」と刷新された。 詳しくは劇中用語「詩女」を参照。 ミノグシア連合 ミノグシア大陸の赤道上に位置し、超帝國の末裔である12か国を束ねたである。 前身であるハスハ連合共和国の成立は星団暦2800年頃の事で、それ以前には崩壊した超帝国の末裔が興したとされるギーレル王朝ハスハ帝国とハスハント王国による、アトールの巫女とその在所である聖宮ラーンを巡る争いが絶えず行われていた。 皇帝ナカカラ在位時の星団暦2000年代初頭には聖宮は東西に分裂し、フィルモア、コーラス、クバルカンの諸国や天照家のダイバー組織「典星舎」が介入する事態となった。 この争いは星団諸国のを拘束する憲法的条約「星団法」制定のきっかけになった。 また2500年代に聖宮とギーレル朝ハスハが組んだ「ミノグシア連邦」とハスハントとの間で起こった戦争は「ミノグシア大動乱」と呼ばれ、ナッカンドラ・スバースの孫に当たる西ハスハントの王子デューク・ビザンチンの活躍は2900年代においても語り継がれている。 その後もミノグシア連邦とハスハントは大陸全土を巻き込んだ戦乱の末統一され、ハスハントの王都ベイジ(ハスハントと呼ばれる場合もある)を首都としてハスハ連合共和国が成立することになる。 3030年、バッハトマ魔法帝国の宣戦布告により「 魔導大戦」が始まると、ベイジはバッハトマ軍の急襲を受けて陥落し、代表議長(「民政王」と呼ばれる)ラオ・コレット・クルルは戦死した。 連合議会と軍司令部はハスハント西部の都市スバースに移動するが、中核であるハスハントが事実上滅亡したことでハスハ連合共和国はその機能を喪失し、一部の構成国は連合議会からも独立した。 筆頭騎士団であった「」はなおその名称こそ残っているものの、司令系統は分断され、国家騎士団としては解体同然の状況下にある。 魔導大戦前のAP騎士団は13の騎士団から構成されていた。 旗騎は流動的で、星団暦2997年から魔導大戦勃発まではカイエンの私有騎であるシュペルターを旗騎としていた。 筆頭騎士であるAP騎士団総団長は2997年まではマイケル・ジョーイ・ギラ、2998年から3030年まではカイエン。 カイエンの戦死後は一時的空席を経て、3045年よりカイエンの子デプレッサー・ビートが就く。 主力MHはクルマルスを製作した名工ゼビア・コーターの手になるA-トール。 ハスハント共和国 ミノグシア大陸西部の端に位置するハスハ連合共和国議会・アトール皇帝を有する中心国家。 首都ベイジ(ハスハント)は連合全体の首都も兼ねている。 かつてはクルル王朝ハスハント王国としてミノグシア大陸西部をまとめ、東のギーレル王朝ミノグシア連邦とアトールの巫女を巡る争いを繰り返していた。 魔導大戦開戦と同時に首都圏が戦場となり壊滅。 コレット民政王は実の孫でもあるアトールの巫女ムグミカ、AP騎士団総団長カイエンと共に戦死した。 ベイジ陥落により西部のスバースに遷都したが、国家機能は失われつつある。 開戦時点のハスハの中心地としてAP騎士団スバース隊・スキーン隊・ドーチュー隊・スクリティ隊・ラーン近衛騎士団を配備していた。 このうちラーン近衛騎士団は本来の駐屯地である聖宮ラーンに戻ったが、残る4隊は「ミノグシア連合AP騎士団」の名の下に、スバースの連合議会の統制下にある。 ギーレル・ハスハ王国 かつてのギーレル・ハスハ帝国、ハスハ連合に編入された後は共和制を採っているが王国を名乗っている。 首都はパーフェーン。 魔導大戦勃発時はAP騎士団パローラ隊と、MH保有数の多いスパチュラ隊が駐屯していたが、スパチュラ隊が分裂してギーレルを離れてしまったため、残ったパローラ隊が「ギーレル・パローラ騎士団」として、侵攻してきたジャスタカーク公国に対応している。 ナカカラ・クルル王国 大陸中部の南北に広がり、ハスハ東西を結ぶ要となっている王国。 王都はナカカラで、名前はかつてのアトールの巫女ナカカラに由来する。 ハスハント王家のコレット・クルル家はここの王家の支流であった。 魔導大戦時はAP騎士団の中でも屈指のMH配備数を持つディスターブ隊が駐屯していたが、フィルモア帝国が進出してきたために身動きの取れない状況下にある。 同隊はシーゾスから移動したマルコンナ隊の一部と共に「中部ミノグシア連合AP騎士団」と称し、ディスターブ隊隊長ダーナー・ラドンウェイ主導でフィルモアとの停戦協定締結に動いている。 第6話序盤の舞台として、フィルモア-メヨーヨ戦、コーラス軍やブーレイ騎士団の進駐、ワスチャ・コーダンテの初陣などの様々な出来事が起こった場所でもある。 カッツェー公国 連合に西端に位置する国家。 首都はサスーン。 魔導大戦時にはAP騎士団・エンブリヨ隊が駐留していた。 開戦後もエンブリヨ隊は駐留を続け、ギーレルを離れたスパチュラ隊の一部が防衛に回っている。 両隊はスバースの連合議会の統制下にある シーゾス王国 ハスハント共和国の南に接する王国。 首都はスクワルト。 魔導大戦時にはAP騎士団・マルコンナ隊が駐留していた。 しかし開戦後にマルコンナ隊は分裂し、シーゾスに残った部隊は「シーゾス騎士団」として国家防衛に当たっている。 ベラ国 ハスハント北の国家。 首都はインクイン。 魔導大戦時はAP騎士団・ツラック隊が「北部ミノグシア連合AP騎士団ツラック隊」としてバッハトマからの侵攻に対する防衛を担っていたが、国境で出会ったの助力によって通常を遙かに上回るMH稼働数を保ち続けていたという。 バトラント共和国 ハスハ連合東端に位置する共和国。 首都はダルタン。 国土の一部がカステポーに隣接し、ドラゴンの周回コースにも入っている。 魔導大戦時にはギーレルを離れたAP騎士団・スパチュラ隊の一部が防衛に回っている。 イェンシング共和国 バトラントの隣、連合北端の共和国。 首都はシドラ。 国内にA-トール生産工場を持つ。 AP騎士団・ジャグード隊が駐留しており、魔導大戦開戦後は隣国バトラントに進駐してきたスパチュラ隊の一部とともに「バトラント共和国・イェンシング共和国AP騎士団」を構成している。 ボルサ諸島列島 ハスハント北西の海に点在する列島。 名前はかつてのアトールの巫女ボルサに由来する。 ナオス国 ミノグシア大陸南東の半島を占める国。 広大な領土のほとんどが砂漠地帯となっている。 イェンシング同様国内にA-トール生産工場を持つ。 首都はエダクダ。 魔導大戦開戦後は隣国ナカカラと一体でディスターブ隊とマルコンナ隊(一部)が駐留する。 イースト・ハスハ ハスハ連合共和国を構成する国の一つだが、カステポーの一部であるため、軍団などの駐留はされておらず、法律などの影響も一部にしか及んでいない。 魔導大戦時にウモス・カラン・ロッサムなど4か国の連合軍がこの地域を通過しようとしたが、ドラゴンの攻撃によって全滅している。 宇宙都市ダンダグラーダ ウェスタ太陽系アンスリノ付近にある宇宙都市国家。 ハスハの工場都市として機能しており、最も新しく連合に加盟した国家である。 AP騎士団の宇宙騎行支隊で「最強の宇宙騎士団」と呼ばれるS-P-K(スペース・パイレーツ・キラー)隊が常駐している。 魔導大戦勃発後にS-P-K隊ごと連合議会から離脱し、独立している。 聖宮ラーン イースト・ハスハにある小都市。 アトールの巫女(新設定での詩女)の本来の在所である。 神官議会による自治がなされ、騎士団「アイル・フェルノア」と「ラーン近衛騎士団」、高等教育機関「ラーン教導学院」が置かれている。 なお、ラーンの名称は星団暦562年に改名されたもので、それ以前はハ・リと呼称されていた。 皇帝フンフトの失脚に伴い、新たな皇帝としてハスハ民政王コレットの孫ムグミカが選ばれたが、コレットは政治的意図からムグミカをベイジに置く事を望んだ。 聖宮はこれを拒むことが出来ず、聖宮は巫女不在の状態となった。 魔導大戦でムグミカが戦死し、ナ・イ・ンによってフンフトが暫定的に復帰することになったが、長い巫女不在で聖宮は腐敗が進んでいる。 ベイジのラーン近衛騎士団はムグミカ即位に伴って駐屯することになった分隊で、AP騎士団の一部とされるが、厳密には神官議会の統制下に置かれている。 ムグミカの戦死によって神官議会は聖宮への帰任を命じたが、分隊長ニナ・エリスのみは命令を拒み、ミノグシア連合AP騎士団に加わった。 また分隊員の一人であるヘアード・グローバーは、ベイジ陥落後は聖宮ともスバースの連合議会とも切り離された形で、ムグミカが後継者に指名したマグダル・ビートの護衛に当たっている。 バッハトマ魔法帝国 元々はシーブルというハツーダン大陸北部の小国であった。 シーブルを独裁していたディ・バローにしていた超帝國の純血の魔道士ボスヤスフォートが、本来の能力を取り戻したことで興った。 ボスヤスフォートを元首とし、ダイバー・パラ・ギルドに反発するダイバーを纏めるビューティ・ペールを魔道士団長、黒騎士デコース・ワイズメルを筆頭騎士とする。

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ファイブスター物語とは (ファイブスターストーリーズとは) [単語記事]

ファイブ スター 物語

極めて高い反射速度と耐久性・筋力を持ち、(新設定では)を駆り戦場にて戦うことを生業としている人々を指す。 ヘッドライナーともいうが、シリーズが進むにつれ死語化し「騎士」としか呼ばれなくなっていき、2013年の連載再開以降の新設定では、正式名称は「 ウォーキャスター」で通称が「ヘッドライナー」および「騎士」という事となっている。 どちらにせよ最も多用されている呼称は「騎士」となっている。 おおむね国家や各種騎士団・傭兵騎士団に所属する他、各地組織の用心棒などとして雇われることも多い。 一般には自らのモーターヘッドとを持つことが、騎士としての最低条件と見なされる。 騎士は超帝國に誕生した騎士達の血を受け継いでいるが、その血を濃く受け継いでいる者らの能力は絶大で、純血の騎士として一般の騎士とは区別される場合がある。 騎士の起源 [ ] 星団暦以前のAD世紀「ファロスディー・カナーン超帝国」の時代に、遺伝子改造によって生み出された戦闘人種を原種とする。 彼ら戦闘人種の完成形は「純血の騎士」と呼ばれ、その余りに強力な戦闘能力のため額に「ハイブレン・コントロール」の紋章を刻まれ、「ハイブレン」を使うダイバーによって制御・支配されていた。 特に超帝国の泰皇帝の管理調整下で生まれてくる純血の騎士は「超帝国剣聖」という、より強大な力の持ち主であったが、後に第9代泰皇帝である炎の女皇帝と共にスタント遊星群に向かい、太陽王の元に残されたネッド・スバース以外の「超帝国剣聖」は行方不明となっている。 超帝国崩壊後、騎士の血は一般人との混血で薄まりながらも広まり、星団歴に入った頃には全ての人類に騎士の血がとして受け継がれており、全く騎士とは無関係と思える家系からも、時折ヨーン・バインツェルのような強力な騎士が誕生している。 逆に超帝国剣聖の血統で有りながらも一生涯騎士の血に目覚めなかったスジャータ・ルースの例もあることから判るように、騎士同士の組み合わせからすら確実に騎士が生まれる保証は無く、コーラス王家の様に直系嫡出子が必ず強力な騎士として生まれてくる様な例は、あくまで特殊例に過ぎない。 なお星団暦3031年(単行本第12巻)現在、前述の「超帝国剣聖」は2家系が現存している。 ひとつは「太陽王」及び「天照家」の元で長期間凍結され、星団歴2200年後半に覚醒した「最後の純血の騎士」である前述のネッド・スバース(ナッカンドラ・スバース)を祖とする家系。 もうひとつはAD世紀に超帝国剣聖スキーンズと超帝国の皇女ヤーン・バッシュ(新設定ではヤーン・ダッカス)という「純血の騎士」同士の自然受胎受精卵をL. ドラゴンが預かり、そこから星団暦2600年代にファティマを代理母として誕生したダグラス・カイエン(カイエン・バッシュ・カステポー)を祖とする家系である。 生物学的特徴 [ ] 人間と比較して極めて高い反射速度と耐久性・筋力を持つ。 男女共に総じて大柄な体格になる傾向があり、女性でも身長が2mを超える事は珍しくない。 無論、全員が大柄になる訳ではなく、160cm前後の小柄な騎士も存在するが、相対的に見れば少数派になる。 騎士の能力と体格は必ずしも一致する訳ではない。 また、騎士の能力が高いからといって、身体も頑健であるとは限らない。 騎士はの家系に現れる事が多いと思われているが、「純血の騎士」の血は全星団にとして広く行き渡っており、約20万分の一と確率は低いものの庶民の中からも騎士が生まれることがある。 逆に騎士同士では子供が出来るのは難しく、一般人との子供も含めて必ずしも騎士になるとは限らない(ただし例外もあり、コーラス王家の長子は間違いなく騎士の能力を持っている。 またボォス星のであるミミバ族は騎士並の能力を持っている者が多く、優秀なヘッドライナーを輩出している)。 この様に存在自体が貴重で世襲が不可能であるため、騎士の身分は貴族より上に置かれている。 騎士の超人的能力は、生まれながらに有しているものではなく、成長過程で起こる「騎士代謝」と呼ばれる生理現象によって、身体が作り変えられることで獲得されるものである。 騎士代謝は、一般的に幼少期に起こるものであるが、ミッション・ルース(ボード・ヴュラード)のように、稀に成人後に起こる例も知られており、この場合には変態時の身体的負担がより大きくなるために死亡する確率(ルースによれば生存率は30%)が高い。 またの製造技術を応用した有機合成による四肢再生技術においても、完全な回復には一般人より時間がかかる(騎士能力の完全な回復には数年を要する)。 このため、騎士は普段から身体の各パーツを複製しておき、戦闘による損傷時はそれを移植する事で早期回復を図る事が多い。 騎士が銃ではなく剣を武器として使うのは、その身体能力に起因する。 時速数百キロ以上で走り、瞬間的には衝撃波を起こして疾走し、巨大なコンクリートを素手で破壊し、レーザーさえ目視で回避できる騎士にとって、点の攻撃である銃よりも線の攻撃である剣を用いた接近戦で目標を一刀両断にするのが最も能力を生かせる戦術となるのである。 ファティマと騎士 [ ] 星団歴2200年、凍結されていた「最後の純血の騎士」ナッカンドラ・スバースが覚醒し、各国を放浪。 その際リチウム・バランスに遺伝子情報を提供し、ファティマを生み出す基となった。 ダイバーと騎士 [ ] 星団にはもう一種の戦闘人種として ダイバー(魔導士)が存在するが、騎士と直接対決した場合は反応速度の速さでまず間違いなく騎士が勝つのと、モーターヘッドのコクピットは完全シールドによりダイバーパワーも通用しないため、ダイバーはもっぱら裏舞台での諜報・暗殺などを担当する。 また少数ながら騎士とダイバーの両方の力を持つ バイアと呼ばれる者も存在する(ダグラス・カイエン、サリオン他)。 社会における騎士 [ ] モーターヘッドを駆り戦場にて戦うことを生業とする。 彼らが出陣すれば通常の軍隊はおよそ役に立たないため、騎士同士の戦いで戦場の勝敗が左右される「戦の全権代理人(イアン・ケーニヒの弁)」である。 それ故に彼らには多くの特権と制限が付与される。 騎士はその超人的な身体能力故に、一般人から尊敬される一方で妬みや羨望、恐怖の対象となっている。 また「星団法」により、如何なる理由があろうとも職務に無関係な形での一般人への暴行は重罪と見做されるなど、人権を制限されている。 これらの制限は騎士の能力が発現していれば年齢などに関わらず適用され、例えば幼少の頃であっても周囲からのに対して暴力をもって仕返しをすることは決して許されない。 貴族や有力者の家系であってもこれらの制限を免れないが、国王やそれに準じたクラスともなると、往々にして法違反行為をもみ消すこともある。 騎士である以上は、強ければ国家や傭兵団のヘッドライナーに、弱くても「騎士警察官」や警備員の様な仕事に就かなければならず、実質上「」は存在しない。 但し騎士としての本分を果たした上での他の職業との兼業は多く見受けられる。 主な兼業の職種としては元々支配階級から多く輩出される為か政治家兼任の騎士は多い。 他、法律家、科学者(マイト、マイスター含む)、財団・会社経営者など。 また騎士は「プロスポーツ選手」にはなれない。 騎士が一般人に混じってスポーツをするのは、人間のにが参加したり、人間のにが参加したり、人間のにが参加したりする様な物で、まるで勝負にならないからである。 極めて珍しい例としては王城内部や王族クラスの別邸などでメイドなどの「使用人として」軍人・騎士が働いているが、これは警護役としての意味合いもあるため精鋭揃いと考えられる。 なお、騎士本人が未成年の間は一般人と同様に学校教育を受けることができるが、処々で一般人の学校に在籍し一般人に混じって教育を受けていることを伺わせる描写が見られる一方、騎士専用の教育施設と言った描写は見られなかった。 新設定ではA. Dのグリース王国内宮学校を始めとした各国立の学校に「騎士科」が存在する旨が記されている。 国家騎士団に属している騎士は一般兵を指揮する必要から教育も与えられる。 騎士に求められているものはヘッドライナーとしての活躍であるが、そのためにはファティマの存在が欠かせない。 しかしながら、「マスターの選択」はファティマに許された数少ない権利の一つであり、弱い騎士はファティマには選ばれないことがある。 ファティマがなければモーターヘッドの操縦はできず、ファティマを持たない騎士は一般市民からは「半騎士」と呼ばれて馬鹿にされ、騎士としての特権を得られないのに騎士の制限はきっちり受けるという極めて不当な立場に置かれてしまう。 しかし女性騎士を中心にファティマに対して嫌悪感を持っている者も少なからずあり、彼らは人間的外観を持たないエトラムル・ファティマを所有することを選ぶか、もしくは活動にファティマを必要としない忍者・スパイといった職業を選ぶことになる。 名声を上げるためには、国家騎士団などに所属し出世するのが近道であるが、デコーズ・ワイズメルの言葉を借りれば「能力があったとしても従順な騎士を選ぶ騎士団が少なくない」ため、出世の道は険しい。 貴族や高名な騎士の家系に生まれた騎士達は、家の名声ゆえに武功を立てる事が強く期待され、それ無しには高い地位に就いたり庶民を治める力を持つことができない。 また、騎士には戦争において「」が優先される、自分の名誉を守るなど独特の権利である「騎士権」が認められている。 騎士の称号 [ ] 星団には特定の騎士に与えられる称号が存在する。 「ハイランダー」のように特定の国家が所属する騎士に与えるもの、「天位」のように特定の人物が騎士一般に与えるもの、「黒騎士」のように特定のファティマ・モーターヘッドと結びついたもの、「シルバーナイト」のような世間に認められた自然発生的呼称などがある。 天位と剣聖 [ ] 代表的な称号としては「天位」と「剣聖」がある。 天位は相対的なものだが、剣聖は絶対的なものである。 剣聖は騎士として最も優れた者に与えられ、天位の中でもより優れた者には、各時代一人ずつ強天位(ごうてんい)と小天位という称号が与えられる。 バキンラカン聖帝は、初代聖帝アロコマタ・ルリエ以来騎士の技量を見抜く能力があるとされ、聖帝のみ(剣聖の位はアトール皇帝も含む)「天位」「剣聖」位を授与する権利を有する。 騎士は様々な 剣技を使うが、その難易度により各称号相当のランク付けがあり、 剣聖剣技・ 天位剣技がある(中には「ミラー」の様に、ダイバーパワーも同時に持ち合わせていなければ使えない技も存在する)。 また肉体での戦闘に限らず、これらをMH騎乗時に応用して MH剣技として使う者もいる。 剣聖(フレール・デ・イペル・シュバリエ) [ ] その時代で最も優れた技能を持つ者に与えられる称号。 基本的に騎士の力を見抜く能力があるバキンラカン聖帝、もしくはアトール皇帝(「アトールの巫女」とも呼ばれる)のみに称号授与の権限がある。 他の称号を持つ者と比較して技能に明確な差がある。 原則として空位はなく、剣聖の死亡あるいは行方不明、また引退などにより空位になった場合には、星団の有力者らにより次の剣聖の選出が行われる。 強天位を持つ者が剣聖として選ばれる可能性もあり、適格者不在の場合は剣聖の称号を返上した者が再度剣聖に就く場合もある。 現在(第6話)は剣聖カイエン死亡直後のため一時的に空位。 AD世紀の時期にも同名の称号が存在していたが、最も強力な騎士という点が同様であるだけで、現在のものとの連続性は無いと思われる。 現時点で発表されている剣聖は、その殆どが「純血の騎士」もしくはその数代以内の子孫である。 純血の騎士の力がいかに絶大なものであるかが垣間見えるともいえる。 過去の剣聖は以下の通り。 カッコ内は剣聖在位期間である。 初代 (ネッド・スバース) 星団暦2310~2460 …フェイツ公国騎士団長。 AD世紀に作られた最後の「純血の騎士」。 2代目 2464~2549 …西ハスハント(ハスハ連合共和国の前身の一つ)王子。 後に国王。 ナッカンドラの孫(長女ネリスの子)。 弟子ハイアラキは従弟。 3代目 2550~2610 …サヤステ公国(クバルカン法国の構成国の一つ)元首。 デュークの子。 ナッカンドラの曾孫。 4代目 (ハリコン・メロディ) 2619~2620 …コーラス王朝の分家・メロディ公家王子。 現在判明している唯一の「純血の騎士」の家系からではない剣聖だが、実態は超帝国剣聖ララファのリストア体。 5代目 (ディモス・ルース) 2620~2809 …バキン・ラカン帝国永世筆頭騎士。 元レント(トラン連邦共和国の前身の一つ)王子。 ナッカンドラの孫(次女アラドの子)、師ビザンチンは従兄、慧茄の伯父。 6代目 (カイエン・バッシュ・カステポー) 2810~2819 …ハスハ連合共和国AP騎士団総団長。 アトール聖導王朝皇帝騎士(ネードル・シバレース)。 AD世紀の剣聖アッサラム・スキーンズとイ・ヤーン・バッシュ・カステポー王女(二人とも純血の騎士)の子。 7代目 2819~2892 カイエンの行方不明により再着任。 8代目 (慧茄・バスコ) 2899~2970 …フィルモア帝国前々皇后。 ナッカンドラの曾孫、ハイアラキの姪。 高齢のため離任。 9代目 2970~3030 再着任。 10代目 (ピッキング・ハリス) 3030? ~3075? …バキン・ラカン人だがAP騎士団やミラージュ騎士団で活動。 ナッカンドラの(五代目)、デュークの玄孫、ヘリデの曾孫。 カイエンの戦死により剣聖預かり。 実態は超帝国剣聖アルゴン・プロミネンスのリストア体。 11代目 (蒔子・アイツ・フェイツ・バランス12世) 3075? ~3225? …ミラージュ騎士。 カイエンの子。 12代目??? …ミラージュ騎士。 ナッカンドラの(六代目)、マドラの子。 上記の他、『F. DESIGNS 2』では、レント王妃アラド・バスコ・スバース(ナッカンドラの次女・ハイアラキの母)に対しても剣聖の称号が与えられている。 ただし同書のアラドに関する記述には矛盾する箇所もある。 強天位(ごうてんい/メガマスター) [ ] 剣聖に次ぐ称号で、その称号は一時代に一人に限られる。 天位を授ける権利を持つ。 魔導大戦時は、フィルモア帝国ブラウ・フィルモア女王の。 次代は、イオタ宇宙騎士団団長のの設定になっている。 それ以前はフィルモア帝国の(ヒートサイ)。 小天位(しょうてんい/イボルマスター) [ ] 強天位に次ぐ称号で、その称号は一時代に一人に限られる。 天位を与える権利を有する。 現在はの。 天位 [ ] 騎士として優れた技能を持った者へ与えられる称号。 しかし明確な基準はなく、絶対的な強さを保証するものではない。 称号を持つことは名誉だと考えられているが、存在を知られていない者や称号を希望しない者もおり、天位でなくても天位を超える能力を持つ者も数多く存在する。 天位のみバキンラカン聖帝やアトール皇帝だけでなく、天位よりも上位の称号(小天位、強天位、剣聖)の所有者からも与えられる。 クリスティン・Vとがダクラス・カイエンにこっぴどくやられた後に天位をもらったことや、デプレッサー・ビートが父カイエンとの初対面の時、乱入者として認識したため母ヤーボの代わりにムグミカ女王を守ろうとした姿勢を買われて幼児でもあるにもかかわらず天位をもらったケースから察すると、功績ではなく将来性の高さで授与されるようである。 剣聖クラスまで成長できる見込みがあれば、今は(魔導大戦初期における)ワスチャ・コーダンテ並に弱くても問題がないため、ダイ・グ・フィルモア5世がクリスに語ったように天位持ちが初陣で戦死しても珍しいことではない。 皇帝代理騎士(ハイランダー) [ ] フィルモア帝国の皇帝代理騎士(および騎士であるフィルモア帝国皇帝)の称号。 戦場でのフィルモア帝国皇帝の代理をつとめ、絶大な決定権を有する。 Vサイレン・ネプチューンかVサイレン・プロミネンスを駆る。 現在はと、現皇帝。 黒騎士 [ ] がマスターとして認め、MHバッシュ(バッシュ・ザ・ブラックナイト)を駆る者を黒騎士と呼ぶ。 エストのマスターであっても、バッシュに乗らない場合は黒騎士とは呼ばれない。 初代 2代目 3代目 4代目 5代目 騎士の剣技 [ ] 騎士にはその身体能力を生かした戦闘のため特別に考案され伝承されている技術が存在し、これを「剣技」と呼ぶ。 ショック・ブレード(仁王剣) 腕をを遥かに超えて振るう事により発生したを手首のひねりで調節して相手に叩きつける技。 手刀の基本技とされる。 メイデン・ブレード(真空剣) 腕をを遥かに超えて振り切る事で真空波を発生させる技。 手刀の基本技とされる。 ソニック・ブレード(真空斬り) メイデン・ブレードとショック・ブレードを組み合わせた最高ランクの騎士剣技。 腕をを遥かに超えて振るう事によりを巨大なストームウェーブに昇華させ、素手で離れた相手を倒す事ができる(一般の騎士でもスパイド(実剣)を振るえばただの衝撃波で数十m先の科学技術の頂点を極めたジョーカー宇宙の戦車を破壊可能)。 設定変更される以前の「強力」な騎士程度だった頃のカイエンが使用した際でも数十人を一薙ぎで切り刻み吹き飛ばした。 応用として、両腕で同時に衝撃波を発生させる 母ちゃんソード、指先で相手を倒す ストラト・ブレード 七音剣)などがある。 タイフォーン スパイラル・ソニック・ブレード ソニック・ブレードの応用技で、竜巻状の衝撃波を発生させる。 ダムド・ストローク(連弾衝撃波) ソニック・ブレードの応用技で、ストームウェーブをのように放つ。 分身術 高速移動によるにより見かけ上複数に分離する。 劇中ではファティマ・クーンやバーシャ エスト も使用している。 攻撃に用いる場合、分身しての間合いと攻撃方向を見切らせない パラレル・アタック(分身攻撃)、ミラージュ騎士「パイソン」ことエイドリアン・タークが使った、打ち込みタイミングを見切らせない ディレイ・アタック 残像攻撃)がある。 リング・スライサー 真空光輪 指や手を回転させて形成し投げつける切断力の高い光輪。 ラキシス、カイエン、慧茄らが使用。 飛燕剣 デューク・ビザンチンによって編み出された剣聖剣技のひとつ。 剣を頭上に掲げる構えが特徴。 切りかかる方向を左右自在に切り替えられるようで、は「版変位抜刀霞切り」と説明している。 ビザンチンの弟子ディモス・ハイアラキ、孫弟子ダグラス・カイエンの決め技として知られる他、劇中ではクローム・バランシェによりその体技をプログラムされていたファティマ・アトロポスも使用している。 ミラー 剣聖剣技のひとつ。 次元反転分離攻撃。 分身術とは異なり、完全な2体同時分離分身攻撃のため、分身技とは違い、一方は剣を振るい、もう一方はソニック・ブレードを放つといった具合にまったく別々な行動を取らせることが可能。 ディモス・ハイアラキも未修得に終り、カイエンやサリオン等ダイバーパワーを併せ持つ者しか使えない事から、エイリアス(ダイバーパワーによる分離術)の一種と考えられる。 フロートテンプル内乱の際にラキシスも使用した。 ブラインド・ブレード(無走剣) 剣聖剣技のひとつ。 ものすごい速さの抜き打ちのショックウェーブで相手をスライスしてしまう。 ブラフォードが使用。 ログナー、デコースも多用する。 ダブル・ヘクサグラム 剣聖剣技のひとつ。 12分身をしかけ、分身各一体に付き両手からリング・スライサー 真空光輪 を計24放つという大技。 剣聖慧茄・ダイ・グ・フィルモアが編み出した技で、これだけの大技でありながら彼女は敵の足止めの為だけに放ったという。 劇中ではミラージュ騎士「スパーク」ことピッキング・ハリスがデコース・ワイズメルに対して使用。 また、慧茄が手を12分身させそれからリング・スライサーを放つという「不完全版」を使ったことがある。 剣聖カイエンもマドラ・モイライ(=スパーク)に対し使用したことがある(他の技との複合技。 もっとも本人は「トリプル・ヘキサグラム」と自称、要するに36個のリング・スライサーを放っている?)。 ブレイクダウン・タイフォーン 剣聖剣技のひとつ。 3体分身と同時にソニックブレードを放ち、ソニックブレードの後を追う形で突撃して攻撃する大技。 使い手によってはMH戦で使用する事が可能である。 剣聖ハリコン・メロディが編み出した技で、コーラス王家に伝承されてきた。 劇中ではエストがデコースに対して使用している。 暴風三王女やアルルの弟子であるマヨール・レーベンハイト、ディモス・ハイアラキ、ロードス・ドラクーン、デコース・ワイズメルなど使い手が比較的多い技である。 なお、黒騎士のデコースが使った時は ブラック・ストームと呼ばれる。 マキシマム・バスター・タイフォーン 剣聖剣技のひとつ。 生身の騎士がMHを破壊できる程の大技で、劇中ではファルク・U・ログナーがボスヤスフォートの創り出したMH級の怪物を倒すのに使用した。 またカイエンがバランシェ邸に殴り込みを掛けた際、メル・リンスのミラーを暴こうとして使用している。 強大な威力を持つが反面隙も大きく、カイエンはメル・リンスにこの技を撃ち込もうとした隙を突かれ反撃されている。 母ちゃんキック・姉ちゃんキック ミラージュ騎士イマラ・ロウト・ジャジャスが編み出した技。 作中ではもっぱらギャグ要素の強い場面で用いられる。 スカートを一瞬捲り、中身に相手が見とれている間に股間を蹴る。 技の性質上、男性に対して絶大な威力を発揮する。 2種類の名称があるが技の内容に差異はなく、単に使用する人物が子持ちであるか否かによる。 劇中ではイマラとヘアード・グローバーが使用している。 またアルル・フォルテシモもイマラから伝授されており(ヘアードはアルルに教わった)、デプレが恐れをなしていた。 真空投げ 手のひらを返す事で指1本ふれずして相手を投げる。 剣聖が使用しオルカオン・ハリスを転ばした。 ボディソニック 全身を高速で震わせその振動波を全身から放出し、炎やプラズマを吹き飛ばす防御技。 アイシャ、ログナーらが使用。 十文字霞切り 十字に相手を切り裂く。 キンキーが無手 手刀 で使用。 モーターブーム(列破波) MH剣技の一つで、MHの質量を剣に乗せて叩きつけるというもの。 脈動上昇点での分身 アーレン・ブラフォードがアトロポスとのMH戦に使った分身技で、文脈から察するとエンジン出力を最大限にしたところでそのパワーを用いて分身を使用したという事らしい。 脈動を利用しMHのパワーを瞬間的に大きく(恐らくはMHの本来想定される出力を超える力)引き上げる手法は、元はレディオス・ソープがブラフォードのファティマ京に伝授したもの。 並の騎士では制御が非常に難しくなり、この状態から更に難度の高い動きを行うには高度な技量が必須であると思われる。 地味ではあるが、レディオス・ソープが言うには、ログナーやカイエンクラスの騎士にしかできない技であり、ブラフォードが評価される要因の一つとなった。 脚注 [ ]• 天照の力は表向きはバイアとなっているが、実際は神の力である• また国家騎士団に属している騎士の場合、戦力維持のためにその国家の力の及ぶ範囲で罪状が無効にされる事も多い。 なお騎士には通常の拘束や牢獄は全く役に立たないため、神経を麻痺させて行動を封じる「パラライズ・ワーム」などの特殊な道具が必要になる• 「プロムナード」でちゃあが体育の授業を見学していたのも同様の理由• もっとも高等部に入れられたスペックはともかく、初等部に入れられた恋ダウド・バーナー(オージェ)は普通科。 本人は超帝国時代から縁がなかった「普通の生活」に感動している。 この血統は父方の祖母(ナッカンドラの孫、ヘリデの娘)から見た系譜であり、父方の祖父は慧茄の兄クリュ・バスコ(ナッカンドラの曾孫)であるため、彼女はそちらからもナッカンドラの血を引いている。

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