クリスティン コリンズ。 逢う魔が時、黒い怪鳥が群れ飛ぶ木立の下にたちこめていた、禍々しき空気…90年目の『チェンジリング』事件現場探訪|洋画専門チャンネル ザ・シネマ

ゴードン・ノースコット|犯罪・私的メモ

クリスティン コリンズ

事件の概要 、で場を営むゴードン・スチュアート・ノースコット(Gordon Stewart Northcott)は、のから当時14歳の甥のサンフォード・クラーク(Sanford Clark)を引き取っていた。 2月にラ・プエンテの溝の中で、身元不明の少年の首のない死体が発見された。 さらに近所の2人の兄弟がゴードンと一緒にいるところを目撃されたのを最後に行方不明になっていた。 9月にはゴードンの養鶏場をのためにしたが、そこでメキシコ人少年の頭部を発見した。 警察がクラークを追及したところ、ゴードンが2人の少年を性的虐待したうえで撲殺したことを自白した。 またゴードンが母親のサラ・ルイーズ(Sarah Louise Northcott)の助けを借りて何人もの少年を誘拐しては、養鶏場に監禁し猥褻行為をした挙句に殺害した後、周辺に遺体を埋めていたことも判明した。 警察が捜索したところ骨片しか発見できなかったが、これはクラークの証言では証拠隠滅のためにで処分したためであるというものであった。 なお、当時21歳のゴードンは警察が養鶏場を捜索する前にカナダにしていたが、ヴァーノンで拘束され、カリフォルニアに送還され3人の殺害容疑でされた。 ゴードンは、連続少年誘拐殺人犯であった。 彼は少年を誘拐してきて養鶏場に監禁し、自己の歪んだ性的欲求の捌け口にしただけでなく、時には金銭目当てに身元不明の同様な性的嗜好を持つ顧客に「貸し出して」いたというものであった。 彼ら被害者の少年は飽きて必要がなくなれば撲殺して生石灰で肉を溶かし骨を養鶏場周辺のに遺棄されていた。 この作業を手伝わされていたクラークが証言した遺棄現場からは大量の人骨が発見された。 クラークは事件の重大な証言をしたことから、の見返りとして刑事裁判では起訴されなかった。 氏名の変更命令を出され少年院送致となり、その後カナダに強制送還された。 彼は事件の関係者の中では最も長生きし家庭を構えに死亡した。 事件の波紋と刑事裁判 裁判でゴードンはウォルター・コリンズなどを殺害したことを認め、母親のサラも5人の殺害に関与したことを認めた。 サラはメキシコ人少年を殺害した罪で12月31日にが宣告されたが、によれば女性であるからを免れたとされた。 彼女は12年後に仮釈放されている。 一方のゴードンは、弁護人を雇わずに裁判をしたが、いいかげんで矛盾した供述を行い、結局のところ事件の全貌は明らかにならなかった。 法廷でゴードンは精神異常者ではないと主張し、その主張が認められたために責任能力があるとして死刑が言い渡された。 その後の監房に収監されたが、自らが犯した罪の大きさを認識したゴードンは、次第に精神の均衡を失い始め、死に至る病気になったと思いつめて一連の大量殺人の詳細をクリントン・ダフィ副所長に告白した。 ゴードンは病気が回復した後の10月2日に、恐怖に脅えながらサン・クウェンティン刑務所の刑場で死刑が執行された。 クリスティン・コリンズに降りかかった災難 「」も参照 ウォルター・コリンズ(当時9歳)は1928年3月10日にの自宅から行方不明になっており、全米の注目を集めていた。 は5ヵ月後にでウォルターを発見し、母親のクリスティンに引き渡した。 しかし発見された少年は、成長期であるにもかかわらず身長が低くなっているなど、明らかにウォルターではなかったため別人であるとクリスティンは歯の治療記録を根拠に主張していた。 市警察はクリスティンの訴えに取り合わないだけでなく、彼女を「警察が認定した事実を認めない異常者」として(ロサンゼルス郡立病院精神科閉鎖病棟)に強制入院させた。 だがゴードンの自白によりウォルターが殺害されていたことが明らかになり、クリスティンは退院する。 もし警察が初めからきちんと捜査していればウォルターを救出できた可能性もあり、そもそも警察が連れてきた少年は何者かということが問題になった。 この異常な展開により、警察の逆鱗に触れた者は異常者と決め付け精神病院送りにするという当時の市警察の腐敗体質が暴露された。 ウォルターとされた少年はアーサー・J・ハチンズ・ジュニア(Arthur J. Hutchins, Jr. )であった。 彼が後に語った、自分がウォルターであると偽った理由は、継母と折り合いが悪く遠くに行きたかった、L. に行けば映画スターたちに会えると思ったためというものであった。 ウォルター捜索の担当であった市警察失踪人課警部J・J・ジョーンズは明らかに違う事に気づくはずなのに、自身の功名心のためにアーサーの幼稚な芝居に加担したばかりか、真相究明を求めるクリスティンを精神病扱いした。 彼女は自らを精神病院送りにしたジョーンズに対して民事訴訟を起こし勝訴したが、発見された骨片がウォルターのものかどうか判らなかったことから、生涯にわたり息子の生存を信じていたという。 ジョーンズとデーヴィス市警本部長は後に・された。

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映画『チェンジリング』のネタバレあらすじ

クリスティン コリンズ

1928年。 ロサンゼルス郊外で暮らすシングルマザーのクリスティンは、電話局の主任として働きながら9歳の息子ウォルターを育てていた。 3月10日土曜日。 休日だったクリスティンはウォルターと映画に行く約束をしていたが、会社から電話で急な仕事の依頼が入ってしまう。 落ち込むウォルターに明日映画に行こうと約束し、クリスティンはウォルターを残して仕事へ向かった。 仕事が長引き急いで帰宅したクリスティンだったが、自宅にウォルターの姿はない。 近所を探しても見つからず、辺りが暗くなってもウォルターは戻らなかった。 クリスティンは警察に連絡するが、「子供の行方不明は99%翌朝には戻るので、24時間は捜索しない方針だ」と言う。 クリスティンは泣きながら懇願するも「朝までには戻りますよ」と軽くあしらわれてしまう。 翌朝ようやく警察がやってきて捜索が始まるが、ウォルターの行方は全くつかめないまま2週間が経過した。 教会のブリーグレブ牧師はラジオ演説でウォルターの無事を祈るとともに、ロス市警の腐敗しきった体質を訴えた。 それから5か月。 クリスティンは仕事以外のすべての時間を、ウォルター捜索に費やしていた。 疲弊しきった彼女のもとにある日、ロス市警青少年課のジョーンズ警部がやってくる。 そしてウォルターがイリノイ州で保護されたことを告げる。 ウォルターの無事を知ったクリスティンは泣き崩れ、ジョーンズ警部に感謝を伝えた。 再会の日。 ウォルターを乗せた列車を待つ駅には、沢山の新聞記者が詰めかけていた。 ロス市警のデイヴィス本部長は、市民の警察批判が殺到するなかでのこの吉報を、警察のイメージアップとして好都合だと考えたのだ。 列車が見えるとクリスティンは、はやる気持ちを抑えきれずに駆け出す。 そして降りてきた少年を見つけて呆然と立ち尽くす。 そこにいたのは息子ではなかったのだ。 ジョーンズ警部に「息子ではない」と訴えるも、「5か月で体重が減り印象が変わったのだ」と信じてもらえない。 そして警部が名前を尋ねると、少年は「ウォルター・コリンズです」と名乗り、「僕のママだ」と抱きついてきた。 それでもクリスティンは息子ではないと訴えるが、記者たちが待ち構えているのを見たジョーンズ警部は、「今は混乱しているからとりあえず一緒に帰るべきだ。 何かあれば私が対処する」と説得し、記者たちに親子の写真を撮らせた。 納得がいかないまま少年を連れ帰宅したクリスティンだったが、少年が割礼されていることや、ウォルターより7㎝も身長が低いことから、息子でないことを確信する。 そして警察を訪れ、やはり息子ではないと訴えるが、ジョーンズ警部は「身元は専門家によって確認された」と言い、「なぜ母親としての責任から逃げるのか」と糾弾した。 さらに警部が派遣した医師は、「少年の肉体的変化は医学的に説明がつく」と言い、少年を連れて近所をまわり、「母親は自分の息子がわからないようだ」と吹聴したのだ。 絶望に打ちひしがれたクリスティンは、自分のことを「ママ」と呼ぶ少年に対し「あなたの母親じゃない!」と怒鳴ってしまう。 翌朝、ラジオで演説をしていたブレーグリブ牧師からクリスティンに「新聞記事を見たうえで、話がしたい」と連絡が入る。 記事には、少年をウォルターだと断定し、その肉体的変化をクリスティンのせいだと思わせるような内容が書かれていた。 牧師は、その裏には政治家やマフィアと癒着し、汚職にまみれたロス市警の実態があると言い、「それを明らかにするのが私の使命だ」と語った。 そんな牧師の協力のもと、歯医者や学校を訪れ、少年がウォルターではないという証拠を集めるクリスティン。 そしてその事実と、ミスを認めない警察の実態を記者たちに公表した。 しかしそれはすぐにジョーンズ警部の耳にも入り、警部はクリスティンと少年を警察へ呼び出す。 そしてクリスティンに対し、「無責任な母親か、気が変なのか、そのどちらかだ」と決めつけ、危険な人物としてロサンゼルス病院の精神科病棟に拘束してしまう。 病院で眠れぬ夜を過ごしたクリスティンは、病棟で出会ったキャロルという女性から、警察を困らせた女性たちが「コード12」として病院へ送り込まれていることを知る。 クリスティンは医師に対し冷静に対応するよう努めるが、今までの言動から治療が必要だと決めつけられ、「ここから出たければ自分の発言が間違いであることを認め、サインをしろ」と迫られる。 サインを拒否したクリスティンは興奮状態であるとされ、無理やり薬を飲まされそうになる。 そしてそれを阻止しようとして医師に暴力をふるってしまったキャロルは、治療という名の拷問を受けることになる。 その頃、カナダ警察から不法滞在の未成年の送還を依頼されたヤバラ刑事は、ワインヴィルのノースコット牧場でクラークという少年を保護していた。 クラークはカナダ警察に任される予定だったが、その前にヤバラ刑事と話したいと訴えた。 そしてヤバラ刑事が到着すると、「従兄のゴードン・ノースコットに脅されて子どもを殺した」と打ち明けた。 ゴードンはクラークを利用し子どもたちを誘拐、監禁し、20人以上を殺したというのだ。 それを聞いた刑事は行方不明になった子供たちの写真を見せ、見覚えのある子の写真をテーブルに置くよう指示する。 そしてクラークがテーブルに置いたたくさんの写真の中には、ウォルターの写真があった。 ヤバラ刑事はそのことをジョーンズ警部に連絡するが、「不法滞在の言い訳に嘘をついている」と相手にしない。 納得のいかないヤバラ刑事は独断でクラーク少年を連れ、ノースコット牧場へと向かう。 牧場には誰もいなかった。 しかし刑事がクラークに少年たちを埋めた場所を掘らせると、そこからたくさんの人骨が出てきたのだ。 ヤバラ刑事はすぐに署に連絡させ、ゴードン・ノースコットを指名手配した。 そしてウォルターと名乗っていた少年はハッチンズという名前であることが判明。 少年はウォルターになりすました動機を「ロサンゼルスに来れば映画スターに合えるかもしれないと思ったから」と語った。 その一報はすぐに記事になった。 ブリーグレブ牧師は弁護士を連れ病院へ乗り込み、新聞記事を見せて今すぐクリスティンを解放するよう要求した。 ようやく解放されたクリスティンだったが、町で新聞を売る少年が「ウォルター坊や死亡か」と言っているのを聞いてしまい、その場に崩れ落ちる。 クリスティンは失意のなか「もう失うものは何もない」と、警察と最後まで戦う覚悟を決めたのだった。 ブリーグレブ牧師の紹介で、市に4度も勝訴した経験のあるハーン弁護士が、無償で弁護を引き受けてくれることになった。 クリスティン達はまず、「コード12」の名目で拘束されている女性たちの解放を要求。 キャロルも無事解放された。 そして警察に対し、聴聞会を開くことを要求。 本部長はすべての責任をジョーンズ警部に押しつけ、彼の操作ミスということでピリオドをうつつもりだったが、警察を糾弾する市民の怒りは収まらなかった。 ハーン弁護士の活躍もあり、ジョーンズ警部は永久停職、本部長は解任された。 9月20日。 カナダのバンクーバーで、ゴードン・ノースコットが逮捕された。 彼の裁判は聴聞会と並行して行われ、ゴードンは無罪を訴えたが、第一級殺人として有罪、刑務所に2年間収監されたのち、絞首刑という判決が下された。 判決前、ゴードンは傍聴席にいるクリスティンに「ウォルターを殺していない」と告げる。 多くの人間はウォルターがゴードンに殺されたと考えていたが、クリスティンだけはどこかで助けを待っているかもしれないという思いを捨てることができなかった。 それから2年の月日が流れた。 クリスティンは息子を探し続けていた。 そんな彼女のもとに、死刑を目前にしたゴードンから電報が届く。 「ウォルターを殺していないと言ったのは噓だった。 面会に来ればすべてを話す」と。 死刑前日、クリスティンはゴードンのもとを訪れる。 しかし彼は「本当に来るとは思わなかった。 もう懺悔を済ませたから話したくない」と言い出す。 クリスティンは息子を殺したのかと詰め寄るが、ゴードンは真実を喋ることなく、処刑された。 1935年2月27日。 ウォルターと同じくゴードンに誘拐された少年が見つかったという連絡が入る。 クリスティンは警察へ駆けつけ、少年がウォルターの手助けによって逃げることができたことを知る。 そしてクリスティンは、息子の生存を信じ、生涯をかけて息子を探し続けたのだった。

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『チェンジリング』

クリスティン コリンズ

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