ラ カンパネラ 解説。 リストの「ラ・カンパネラ」は、弾くのは難しいですか?

銀河鉄道の夜

ラ カンパネラ 解説

この曲は出だしの難しさに比べますと、コーダの部分はかなり楽なのではないかと思います。 もちろんプロ並みに猛スピードで弾こうとすれば難しいのですが、まずまずのスピードが出せればかなり迫力のある終結部を形作ることができます。 それでモチベーションを高めるために、ここはひとつコーダに挑戦してみることをお勧めいたします。 この曲は数々の変奏からなっていますが、大音量で引くよう指示されているのはコーダの部分以外にはあまりありません。 小さな音で弾くのは思いのほか難しいので、ここはまずフラストレーションのたまらないコーダの部分をある程度まで仕上げることを提案します。 コーダが弾けるようになると、導入部や中間部が難しくても、「いつかはコーダに辿り着くんだ」という目標が持てて、「もうや~めた」といって途中で放り出すことを避けられます。 だってこんなに格好のいいコーダがあなたを待っているんですよ!続けましょうよ。 というわけです。 で、わたしが何小節目からを「コーダ」と呼んでいるかというと、最後から11小節前のAnimatoからさらに2小節さかのぼった、半音階からの部分です。 もう1小節前からでもよいと思います。 ここからぐっとクレッシェンドして、比較的優しい半音階があってフォルテシモに突入します。 「比較的優しい」半音階というのは、右手は最後の3音、左手は最後の2音に入るときに半音飛ばすので、そこだけは注意です。 でも繰り返すことでこれは容易に克服できます。 コルトー先生が檄を飛ばしているのは3か所あります。 まず左手の「タンタカタン」というオクターブの演奏です。 これはリズム変奏で乗り越えるようにということです。 楽譜は書き写せませんが要するに、ソ#とレ#の行き来を様々なリズムで繰り返し練習することにより、音を外さないこと、均等な音で引けることを目指せ、ということのようです。 これはもう手の位置を体に覚えさせるしかないのと思いますので、最終的には目をつぶっていても弾けるくらいまで頑張れば OKだと思います。 実演では目は開けておきましょう。 2か所目は右手でレ#をオクターブ 1-5 で継続的にたたきながら、挟まれた2-4の指でメロディーを弾く部分です。 コルトー先生の指導ではよく出てくる手なのですが、この場合、レ#のオクターブは8分音符、メロディーは16分音符というパターンとその逆、つまりオクターブを16分音符、メロディーを8分音符で弾いてみなさいということです。 これはつまり、オクターブを弾く指とメロディーを弾く指を独立させなさい、別々に動かせることができるようになりなさいということのようです。 目的はもちろん、メロディーを明確に弾くためです。 3か所目は左手最後、4オクターブに及ぶ跳躍の練習です。 これは1-3と3-5の指を組み合わせて2音で練習することを進めています。 それができたら1-3-5で引くのですね。 弾き方も32分音符で「タタッ・タタッ・タタッ・タタッ」と短く2度ずつ弾くように勧めています。 理由はよくわかりません。 経験則なのかもしれません。 この部分まだ翻訳できていませんので。 さて、この跳躍に関する私の見つけた良い方法、「秘伝」をお伝えしてしまいましょう。 それは、左手を開いて、やや反るくらいにする、というものです。 こうすると実際に鍵盤に当たるのは指先ではなく指の腹か、第一関節と第二関節の部分になるかもしれません。 それくらいに反るのです。 幸いにしてこのジャンプはすべて黒鍵ですから指先で弾くよりミスタッチが減るのです。 これは明らかです。 邪道かもしれません。 音質が変わる可能性もあります。 確かに、指先で弾くなら確かにしっかりした音が出しやすいかもしれませんが、黒鍵と黒鍵の間の白鍵を叩いてしまう確率は上がってしまいます。 指の腹でも関節の間でもしっかりとした音が出せるように、手の形をしっかりとホールドして十分な音量が出るようにトレーニングするならば良い結果が得られると思います。 ただし、この「秘伝」は専門家の評価を受けたことがありません。 それでも一番最後なのでここではミスりたくないですよね。 そこまでしても事故を完全に防ぐことはできません。 でも大丈夫。 リストは最後から3つ目の和音でペダルを一度離すように指示しています。 もし不協和音が鳴ってしまってもここで消せるわけです。 それですから、最後の2音は落ち着いて弾きましょう。 この2和音はペダルを踏みっぱなしにします。 ここに注意すれば最後に音が濁ってしまったという印象はなく、素晴らしいエンディングを迎えることができるのです。 一緒に頑張りましょう!.

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これで攻略!リスト『ラ・カンパネラ』難易度と弾き方のコツ!

ラ カンパネラ 解説

リストが「ラ・カンパネラ」を扱った作品は4曲存在なかで、『パガニーニによる大練習曲』第3番は、最も演奏される機会のある曲です。 作曲家の紹介:フランツ・リスト ハンガリーの作曲家,19世紀を代表するビルトゥオーソの一人。 超絶的な技巧を持つ当時最高のピアニストで「ピアノの魔術師」と呼ばれ、どんな曲でも初見で弾きこなした。 母はオーストリア人。 エステルハージ家の執事だった父に7歳からピアノを習い,9歳のとき各地で公開演奏会を開く。 1821年にウィーンに出,チェルニーにピアノを,サリエリに作曲を学び,翌1822年ウィーンでピアノ奏者として正式デビュー。 ワーグナーと結婚する)。 1865年カトリックの聖職位を受け修道院に入るが1869年ワイマールに戻る。 多彩な作品を書き,2つのピアノ協奏曲(1849年,1861年),《ハンガリー狂詩曲》,《超絶技巧練習曲》(1851年),《巡礼の年》3巻(1849年,1854年,1877年),単一楽章の《ピアノ・ソナタ・ロ短調》(1853年)などのピアノ曲は有名。 また,《前奏曲(レ・プレリュード)》(1848年),《タッソー》(1849年)など12曲の交響詩でその創始者とされ,標題音楽の発展に重要な役割を果たした。 ほかに,《ダンテ交響曲》(1856年),《ファウスト交響曲》(1857年)など。 無調(無調音楽)の書法を含む晩年のピアノ作品は生前には発表されなかったが,その先見性で後世の注目を集めた。 ・名前:フランツ・リスト ・出身:ハンガリー ・時代区分:ロマン派 ・生年月日:1811年10月22日 ・没年月日:1886年7月31日(74歳没) ・職業:作曲家、ピアニスト ・代表曲:愛の夢 ラ・カンパネラ 交響詩第3番「レ・プレリュード」 ハンガリー狂詩曲 ピアノ協奏曲第1番 巡礼の年 パガニーニによる大練習曲 2つの演奏会用練習曲 超絶技巧練習曲S. ボレットは神童として知られ、12歳でカーティス音楽院に入学、ゴドフスキーに師事もしている。 ヴィルトゥオーゾ・ピアニストの直系の後継者としてリストやラフマニノフなどロマン派音楽を得意とした。 特にリストは全集も録音しており、ベヒシュタイン・ピアノを使った独特の音色を持ち、リスト弾きとしての名声を確立。

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MIDI,MP3: ラ・カンパネラ

ラ カンパネラ 解説

この曲は出だしの難しさに比べますと、コーダの部分はかなり楽なのではないかと思います。 もちろんプロ並みに猛スピードで弾こうとすれば難しいのですが、まずまずのスピードが出せればかなり迫力のある終結部を形作ることができます。 それでモチベーションを高めるために、ここはひとつコーダに挑戦してみることをお勧めいたします。 この曲は数々の変奏からなっていますが、大音量で引くよう指示されているのはコーダの部分以外にはあまりありません。 小さな音で弾くのは思いのほか難しいので、ここはまずフラストレーションのたまらないコーダの部分をある程度まで仕上げることを提案します。 コーダが弾けるようになると、導入部や中間部が難しくても、「いつかはコーダに辿り着くんだ」という目標が持てて、「もうや~めた」といって途中で放り出すことを避けられます。 だってこんなに格好のいいコーダがあなたを待っているんですよ!続けましょうよ。 というわけです。 で、わたしが何小節目からを「コーダ」と呼んでいるかというと、最後から11小節前のAnimatoからさらに2小節さかのぼった、半音階からの部分です。 もう1小節前からでもよいと思います。 ここからぐっとクレッシェンドして、比較的優しい半音階があってフォルテシモに突入します。 「比較的優しい」半音階というのは、右手は最後の3音、左手は最後の2音に入るときに半音飛ばすので、そこだけは注意です。 でも繰り返すことでこれは容易に克服できます。 コルトー先生が檄を飛ばしているのは3か所あります。 まず左手の「タンタカタン」というオクターブの演奏です。 これはリズム変奏で乗り越えるようにということです。 楽譜は書き写せませんが要するに、ソ#とレ#の行き来を様々なリズムで繰り返し練習することにより、音を外さないこと、均等な音で引けることを目指せ、ということのようです。 これはもう手の位置を体に覚えさせるしかないのと思いますので、最終的には目をつぶっていても弾けるくらいまで頑張れば OKだと思います。 実演では目は開けておきましょう。 2か所目は右手でレ#をオクターブ 1-5 で継続的にたたきながら、挟まれた2-4の指でメロディーを弾く部分です。 コルトー先生の指導ではよく出てくる手なのですが、この場合、レ#のオクターブは8分音符、メロディーは16分音符というパターンとその逆、つまりオクターブを16分音符、メロディーを8分音符で弾いてみなさいということです。 これはつまり、オクターブを弾く指とメロディーを弾く指を独立させなさい、別々に動かせることができるようになりなさいということのようです。 目的はもちろん、メロディーを明確に弾くためです。 3か所目は左手最後、4オクターブに及ぶ跳躍の練習です。 これは1-3と3-5の指を組み合わせて2音で練習することを進めています。 それができたら1-3-5で引くのですね。 弾き方も32分音符で「タタッ・タタッ・タタッ・タタッ」と短く2度ずつ弾くように勧めています。 理由はよくわかりません。 経験則なのかもしれません。 この部分まだ翻訳できていませんので。 さて、この跳躍に関する私の見つけた良い方法、「秘伝」をお伝えしてしまいましょう。 それは、左手を開いて、やや反るくらいにする、というものです。 こうすると実際に鍵盤に当たるのは指先ではなく指の腹か、第一関節と第二関節の部分になるかもしれません。 それくらいに反るのです。 幸いにしてこのジャンプはすべて黒鍵ですから指先で弾くよりミスタッチが減るのです。 これは明らかです。 邪道かもしれません。 音質が変わる可能性もあります。 確かに、指先で弾くなら確かにしっかりした音が出しやすいかもしれませんが、黒鍵と黒鍵の間の白鍵を叩いてしまう確率は上がってしまいます。 指の腹でも関節の間でもしっかりとした音が出せるように、手の形をしっかりとホールドして十分な音量が出るようにトレーニングするならば良い結果が得られると思います。 ただし、この「秘伝」は専門家の評価を受けたことがありません。 それでも一番最後なのでここではミスりたくないですよね。 そこまでしても事故を完全に防ぐことはできません。 でも大丈夫。 リストは最後から3つ目の和音でペダルを一度離すように指示しています。 もし不協和音が鳴ってしまってもここで消せるわけです。 それですから、最後の2音は落ち着いて弾きましょう。 この2和音はペダルを踏みっぱなしにします。 ここに注意すれば最後に音が濁ってしまったという印象はなく、素晴らしいエンディングを迎えることができるのです。 一緒に頑張りましょう!.

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