日弁連 会長 選挙。 次期日弁連会長(たぶん)にボロ負けした若僧が、18年後に一矢報いた?話~第1話~

日弁連会長に仙台の荒氏「旭川から沖縄まで支持を受け、オール日弁連の礎築けた」

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日本弁護士連合会(会員約3万2千人)は14日、宇都宮健児会長(65)の任期満了(3月末)に伴う次期会長選挙の再投票を実施した。 史上初の再選を目指す宇都宮氏と、元日弁連副会長で東京弁護士会所属の山岸憲司氏(64)の決選投票となったが、両氏とも当選条件を満たせず、候補者公募からやり直す「再選挙」が決まった。 再選挙は初めて。 法曹人口を巡る議論や裁判員裁判への対応、東日本大震災の被災者への法的支援など、日弁連が直面する課題は少なくないが、かじ取りを担う会長が決まらない異例の事態になっている。 日弁連の会長は会員弁護士の投票で選ばれる。 当選には総得票が最多になることに加え、全国52の弁護士会の3分の1超(18会以上)でも最多票を獲得することが必要。 4人が立候補した2月の1度目の選挙では条件を満たす候補がおらず、上位の山岸氏と宇都宮氏が再投票に進んだ。 14日の再投票では、総得票が山岸氏8558票、宇都宮氏7486票、弁護士会が宇都宮氏37会、山岸氏14会(同点1会)。 総得票は山岸氏が上回るものの、弁護士会の支持は宇都宮氏が上という1度目と同様の結果となり、決着がつかなかった。 投票率は50. 日弁連の会則では、再投票でも当選者が決まらない場合は、候補者公募から仕切り直す「再選挙」になる。 再選挙は28日に公示、4月2日に立候補が締め切られ、投開票は4月27日。 新会長が選出されるまでは宇都宮氏が会長職にとどまる。

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日弁連会長選挙のチラシでわかる弁護士業界の現況

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先日、次回の日弁連会長選挙に立候補を予定されている山岸良太弁護士が、選挙運動の一環として岩手弁護士会の会員を対象に行った懇談会に参加してきました。 山岸先生は第二東京弁護士会の会長をはじめ日弁連などの要職を歴任されてきた方で、いわゆる主流派と呼ばれる方々が擁立した候補であり、来年2月頃?の選挙に当選して、次期=令和2年及び3年度の日弁連会長をつとめる可能性が非常に高いと思われます(私に認識違いがあれば、ご指摘ください)。 ちなみに、日弁連会長選は、昔から主流派と非主流派の対立があり、次回の選挙も対立候補の方が出馬されるとのことですが、非主流派が勝ったのは、民主党政権の時期に「反主流旋風」を受けて宇都宮健児弁護士が当選された1回だけだと聞いており、あとは、主流派=長年、単位会(自身の所属会)や日弁連(本山)で重職を歴任されてきた方々から選出されるのが通例となっています。 で、役職に長年縁の無い岩手弁護士会きっての窓際族たる私が、なんでそんな行事に参加したのかと言えば、10年ほど前に私が破産管財人を手がけた県南の規模の大きい企業さんの申立代理人を担当されていたS先生(東京のビジネス弁護士さんで、選対の中心とのこと)から電話で呼出・・・もといお声がけいただき、その事件で大変勉強になった(スケールが大きく裁判所から過分な報酬もいただいた)こともあって、めんどくさいから行かない、では忘恩の輩になってしまいそうだ、というのが直接のきっかけなのですが、実は、もう一つ、隠された?理由がありました。 平成12年に東京で弁護士登録したばかりの私は、実は2~3年ほど、山岸先生率いる「天下の森綜合法律事務所の企業法務エース級チーム」の方々と、典型的な企業支配権紛争事案で対決したことがあります。 などと書いても誰も信じてくれないでしょうから、17年以上も前の話なので時効でご容赦下さいということで、差し支えのない?範囲で補足します。 あれこれ書いたところ、全4話の大作になってしまいましたが、昔話に興味はないよ、という方は今回の懇談会について触れた第4話まで飛ばしていただいてもよいかもしれません。 自身の経営陣復帰(と将来の継承など)を希望するB氏は、企業法務で著名な某先生に依頼したのですが、私の勤務先のボスは某先生と盟友関係にあり、顧問格としてその事件に参画していました。 これに対し、A氏が自身を当事者とする紛争の代理人として依頼したのが、このようなガチガチの企業紛争の対決力では日本トップクラスとも呼ばれる森綜合法律事務所(現在は、もう少し長い名前になっています)であり、4名の弁護士さんが対応していましたが、その筆頭格(期が一番上)の方が、山岸良太先生でした。 ちなみに、4名の方とも、当時(現在も?)日経新聞が行うビジネス弁護士ランキングの類でトップクラスに入っている方々で、支配権紛争のエース級が集結したドリームチームと評しても過言ではありませんでした。 (以下、次号).

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澤藤統一郎の憲法日記 » 2020年日弁連会長選挙事情

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2020年日弁連会長選挙事情 2年に1度の日弁連会長選挙が迫っている。 来週の金曜日2月7日が投票日となっている。 立候補者は以下の5人。 かつてない乱戦である。 武内更一(東京弁護士会・38期) 及川智志(千葉県弁護士会・51期) 荒 中(仙台弁護士会・34期) 山岸良太(第二東京弁護士会・32期) 川上明彦(愛知県弁護士会・34期) 私は、弁護士会の選挙は会内の私事ではないと考えている。 公法人であり、公的な任務を持つ弁護士会である。 その重要な社会的役割にふさわしく、弁護士会の姿勢はもっと社会の関心事となるべきだし、会内でどのような政策が争われているか社会に知ってもらいたいと思う。 あらゆる団体のリーダー選出においては、選挙権を持つその団体のメンバーの利益向上を最大限化する政策の選択が争われる。 弁護士会選挙の場合も例外ではない。 しかし、弁護士会の場合は、それにとどまらない。 弁護士会が弁護士の使命をいかに遂行すべきか、その理念や具体化のありかたの選択も争われる。 会員の直接的な利益向上に関するテーマの最大のものが法曹人口抑制問題だろう。 かつて年間500人だった司法試験合格者数が,今は1500人となっている。 弁護士の急増は弁護士の窮乏化を招いている。 法曹人口を適正規模に調整しなければ、弁護士の経済的利益が損なわれる。 ことは弁護士の経済的利益侵害にとどまらず、弁護士の質を変えることになりかねない。 不祥事が増えるというだけでなく、資本の意のままにカネで動く理念なき弁護士が跋扈することになると語られている。 そして、会員の直接的な利益を超えた理念的なテーマの最大のものが,今の時点では憲法改正問題だろう。 全員加盟制の弁護士会の中では、なかなか「憲法改正反対」は口にしにくい。 改憲の是非は政治的な臭いのする問題と捉えられ易いからだ。 そこで、「現行憲法の理念擁護」とか、「立憲主義の堅持」と言い換えられることになる。 今年の5名の候補者の中に、国民の人権擁護や社会正義実現に無関心の候補者はない。 弁護士自治を不要と広言する「理念なき弁護士」は見あたらない。 各々が、人権を語り、法の正義や平和を語っている。 心強いというべきだろう。 権力の横暴を抑止するため、在野に徹することを使命とする分野として、《メディア》と《大学》と《法曹》とがある。 《教育》もこれに加えてよい。 他の分野はともかく、弁護士の世界は、まだまだ在野派健在なのである。 ところで、これまでの選挙で投票先を迷うことはほぼなかった。 「革新」と「保守」、あるいは「理念派」対「業務派」の色合いが、分かり易かったからだ。 今回は違う。 一見しておかしな候補はない。 誰か一人を選ぶことが、なかなかに難しい。 各陣営から、投票依頼の電話が頻繁にかかってくる。 とりわけ、山岸良太候補と荒中候補。 各々の陣営で、信頼できる人が選挙運動に携わっている。 例年なら、同じ陣営にいるはずの活動家が、今回に限っては割れているのだ。 私が所属している、東京弁護士会・期成会は、激論の末に今回は推薦者なしと決議した。 異例のことである。 それぞれの選挙公報の冒頭の一部を並べて比較してみよう。 山岸良太候補(元二弁会長・日弁連憲法問題対策本部長代行) 一 立候補するにあたって 「憲法・人権・平和」と「業務基盤の確立」。 この2つの課題に日弁連のリーダーとして正面から取り組み、「頼りがいのある司法」を築くため、日弁連会長選挙に立候補することを決意しました。 1 憲法・人権・平和で頼りがいのある司法を築く 私は、幼い日に父を亡くし、母子家庭で育ちました。 多くの困難に遭いながらも、弱者の 痛みを自分のこととして感じることができました。 幼い頃目にした傷痍軍人の姿を通して、 戦争が引き起こす悲惨さを心に刻みました。 中学の時に日本国憲法について解説した『あたらしい憲法のはなし』で憲法と出会い、憲法の3つの原理、特に平和主義の理念に新鮮な息吹を感じました。 これらが私の人権感覚、平和への強い思い、憲法観を形作りました。 憲法・人権・平和を弁護士としての出発点とし、登録当初から袴田事件の再審弁護団で活動し、二弁、 日弁連で憲法問題等に取り組んできました。 議論が本格化しつつある憲法改正問題は、まさに次の日弁連会長の時に正念場を迎えます。 この問題に法律家団体として正面から取り組まなければ、日弁連は、市民・国民の信頼を大きく損なうことになりかねません。 日弁連は、これからも憲法・人権・平和の分野で「頼りがいのある司法」の中心とならなければなりません。 荒中候補。 (元仙台会会長・日弁連事務総長) 私は、これまで全国の数多くの会員の皆さんと日弁連の抱える課題について徹底的な議論を重ねました。 立候補に当たり、次の7つの重点政策の実現を掲げます。 やや乱暴なくくりだが、 喫緊の改憲阻止を弁護士の使命として重視する向きは山岸を、 日弁連会長が大単位会の大会派(派閥)の回り持ちで決まることは許せないとする 組織内民主主義を重視する向きは荒を推している ように見える。 (2020年1月31日・連続更新2496日)• ご案内• 過去の記事•

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