はめ ふら キース。 『はめふら』ボイスドラマ第2弾「キース編」公開!義理の弟キース・クラエスの心はどう変化した?

#はめふら #二次創作 キース十二歳 ひとつの転機

はめ ふら キース

クラエス侯爵家の一人っ娘であったが、8歳の時転んで頭を打った拍子に前世の記憶を思い出し、乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の破滅フラグしかない悪役令嬢に転生しまったことに気がつきます。 前世は17歳の女子高生で乙女ゲームにはまったオタク女子だったのです。 (小さい頃は木登りが得意で「野猿」の異名をほしいままにしていた?) 前世の記憶を取り戻してから(周りからすれば怪我をしてから)、以前の高慢ちきぶりが成りを潜め、周りを気遣う程で周りを驚かせました。 (以前どんだけ酷かったのか…) しかしそれは別に貴族らしかぬ奇行や今まで嫌がっていた剣術や魔力の稽古に前向きに取り組むようになり、別な意味で周囲を驚かせています。 15歳の学園に入学するころには乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の登場人物ほどんどを虜にしてしまっています。 性格は母であるミリディアナにどんなに怒られても直後は確かに落ち込むが、翌日には忘れてしまいケロっとしているとメイドのアンが羨ましがる程のさっぱりしたものです。 ジオルドとキース曰く、「凄まじいタラシ」であるらしい。 本人に自覚がないので「天然タラシ」と言えるでしょう。 さわやか笑顔の腹黒ドS王子。 カタリナの言うところの「第1の破滅フラグ」にあたる人物である。 第三王子という微妙な立場に生まれ、皮肉にも何でも簡単にこなせてしまう彼は 双子の弟が病弱だったこともあり手間のかからない子供として王宮では存在を忘れられており、退屈な日々を過ごしていた。 カタリナ・クラエスとの婚約を進めたのも怪我をさせてしまった責任は建前で、余計な政争に関わるのを避ける為の打算的なものであった。 だが彼女との出会いが彼の灰色だった世界を色鮮やかに変えたのである。 怪我をしたカタリナ(前世の記憶を取り戻した)の行動は今までの高慢ちきさは成りを潜めたが、貴族らしからぬ奇行の上予測できない行動(可笑しな言動と行動)にジオルドはとても興味を持ち、2日に1度はクラエス邸に通う程である。 退屈、つまらないといった感情しかわからなかった彼に嬉しさや楽しさ、嫉妬、切なさを与えてくれたのがカタリナなのである。 気が付けばジオルドにとって、カタリナ・クラエスという存在はこの世の誰よりも愛おしい存在になっていた。 成長してカタリナに「怪我は痕も残らず治ったから」と婚約解消を打診された際は自分の気持ちに気づいてもらえない切なさと、決して誰にも渡すものかとちょとした怒りと独占欲を出して「まだ怪我は治ってない」と周囲に認識される程である。 乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』では… 本当に婚約は打算的なものであって怪我が治っても、治っていないと言い張るカタリナに嫌気がさしていたころに主人公であるマリア・キャンベルに出会い、彼女に興味を持つ。 バットエンドは主人公マリアを殺そうとするカタリナを返り討ちにして殺してしまい異国に旅に出て、ハッピーエンドだと主人公と結ばれカタリナは国外追放になる。 今作とは異なりカタリナとは本当に敵同士?という関係性だったようである。 カタリナの言うところの「第2の破滅フラグ」にあたる人物である。 生まれもっての魔力の高さを理由にクラエス家の分家より引き取られた経緯を持つが、実際のところは分家が魔力の高いキースを持て余し、また娼婦の母より押し付けられたという出自の問題があり、どう扱っていいかわからかったのが理由であろう。 容姿がカタリナの父ルインに似ていることから、母ミリディアナに不貞の子であるとクラエス家に激震が走るがなぜか誤解が解けた様である。 魔力の高さが尋常ではなく子どものキースでは制御ができなく、分家の義理の兄弟に怪我を負わせてしまった過去を持つ。 クラエス家に引き取られてからも魔力を使わないように義父ルインと約束をしていたが、実の弟のように大切に接してくれるカタリナに心を開き、カタリナのお願いで魔力を見せるがまだ制御に失敗し、カタリナを傷つけてしまう。 カタリナを傷つけてしまったことを後悔し、部屋に引き籠もるキースの下に目を覚ましたカタリナがやってきて、キースは悪くないと言われるが頑なに孤独であろうとする。 そんなキースにカタリナは部屋のドアを斧で破壊し、キースに一緒に魔力の制御を学んでいこうと言い、一人にしないよと言われ再度心を開く。 これをきっかけにキースはカタリナに対し異性としての恋心を抱き、彼女を守る為に頑張ろうと奮闘する。 しかし、何年経ってもカタリナには気づいて貰えないが…。 キースはカタリナのタラシぶりに苦悩することになるが、カタリナを大切に思っている気持ちは揺るがず、ジオルドとの婚約解消を企てる程である。 (この企てに理由は別にあるが義母ミリディアナが賛同している) 乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』では… クラエス家に引き取られてからも孤独は解消されず、学園に入るころにはチャラ男と化している。 また彼のルートではカタリナは魔法で殺されるか、国外追放されるかのバットエンドを迎えることとなる。 見事にカタリナは破滅フラグを回避したと言える。 カタリナの言うところの「第3の破滅フラグ」にあたる人物である。 生まれてすぐは病弱であった為、周りから甘やかされて育つが、兄のジオルドの完璧超人ぶりに周りから出涸らし王子と呼ばれ、強い劣等感を抱えている。 その為ほとんどジオルドとは兄弟にもかかわらず、交流がほとんどなかった。 そんなある日、政略で婚約者となった、ハント侯爵家のメアリとの出会いで転機が訪れる。 政略で決まった婚約であったとはいえ、メアリ・ハントはとても愛らしい少女であった為、アランとしても可愛い妹ができたみたいに嬉しく感じていた。 ところがメアリが世話をしている庭を褒めた際に自分が言おうとして言葉をカタリナ・クラエスなるものに先に言われたと聞き、ショックを受ける。 メアリがカタリナのことを恋する乙女のように語り、そしてカタリナがあのジオルドの婚約者だと知り、ジオルドだけでなくその婚約者までも自分から何もかも奪うのかとコンプレックスを爆発させてしまう。 そのコンプレックスからくる怒りを胸にカタリナに会いに行き、メアリを誘惑するなと文句を言うとカタリナに「あなたに魅了がないのよ!」と面と向かって言われてしまう。 面と向かって何かを言われるのは初めてだったアランはカタリナに勝負を申し込むがなぜか木登り勝負になり、何度も勝負するが勝てずにいる。 勝負するにつれ、自分と面と向かって付き合ってくれるカタリナといることに居心地の良さを覚えはじめたころ、兄であるジオルドとカタリナの家で鉢合わせしてしまう。 その際、カタリナの気転でピアノによる勝負になるがアランのピアノの演奏は才能を感じさせる素晴らしいものだった。 それを周りが褒めるが、アランは素直に受け止めることができず、逃げ出してしまう。 追いかけてきたカタリナに向き、不向きの問題でありジオルドにも苦手なものがあると励まされる。 ジオルドの苦手なものが蛇と知ったときはそれは違うと思ったがなぜか納得してしまう。 ジオルドにだって苦手なものがあり、自分と同じだと気づき、その後はジオルドとの関係は以前より良好になる。 そして音楽に真剣に向き合うようになる。 だが、この時アランはコンプレックスを解消してくれたカタリナに恋心を抱くも自覚がなく、その後もジオルドやキースの策略により気づけず仕舞いである。 乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』では… ジオルドとの関係が良好になるのも、音楽に真剣に向き合うのも、学園に入学し、主人公であるマリア・キャンベルと出会ってからである。 カタリナの言うところの「第4の破滅フラグ」にあたる人物である。 妹ソフィアを溺愛しており、見た目が少しだけまわりと違う彼女に対し「呪いの子」などと吹聴している世の中に絶望していた。 そんな 容姿から残酷な言葉をかけられ部屋から出ることがなかったソフィアがカタリナと出会い、積極的に外出するようになった。 笑顔を取り戻してくれたとカタリナに深く感謝をしている。 しかし外出することが多くなったソフィアに対し、悪口が増えてきたが、圧力をかけて黙らせた。 すると今度はニコルを純粋な憐れみと同情を向ける者が増えてきた。 立派な両親と可愛く優しい妹は自慢の家族であり、幸せだというのに理解してくれることがなかった。 そんな周りの態度に疲れ、妹が幸せならいいとあきらめかけていたニコラにカタリナは素晴らしいご家族をお持ちですねと言葉をかけてくれた。 ニコラはそれを機にカタリナが気になり始め、家族の前以外では無表情だったが、カタリナの前でも家族の前と同様な表情を見せるようになった。 そしてカタリナ・ハーレムの一員となった。 乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』 ではアランルートの主人公のライバル的存在。 ライバル的存在とはいえカタリナとは違い、国外追放や死亡エンドにはなりません。 バットエンドではアランと結ばれさえする。 メアリは前述の通りハント侯爵家の娘であったが後妻との間に出来た子であったためハント邸では居場所がない冷遇されていたようである。 それでも母が生きていた時はよかったが、母が亡くなり更に状況が悪化し、オドオドした暗い性格になってしまったようである。 そんなある日、ハント邸で開催されたお茶会でカタリナ・クラエスと出会い彼女の人生は一変する。 カタリナに自らの育てた屋敷の庭園の植物を褒められ、彼女の耕している畑の窮地を救い、彼女に「緑の手」を持つ特別な存在と言われたことで性格が明るくなります。 (「緑の手」のくだりが乙女ゲー『FORTUNE LOVER』でメアリがアランに恋心を頂くきっかけとなった言葉であった) それからメアリはカタリナの傍にいられる存在になろうと必死に努力するようになります。 そしていつしか令嬢の中の令嬢と呼ばれるようになるのです。 しかしこの原動力になっているのはカタリナへの独占欲から来ているものがあるようで婚約者である第四王子アランとの約束より優先されるようです。 そして成長しその独占欲は育ちヤンデレと呼んでもいいのでは?という程になる。 第三王子ジオルドとの婚約を解消させ、カタリナを遠い国に連れ去り一人で独占したいと思うほどカタリナを好きになってしまったようである。 (カタリナ付メイドのアンはこれを聞いたにも関わらず、そうなったら自分もついていこうと決意する。 ) ちょっと怖いですね…。 リリア・ハント ハント侯爵家の長女であり、メアリの長姉にあたる人物。 メアリは腹違いの妹であり、それを理由に次女、三女と一緒に彼女を虐めていた。 カタリナがメアリと出会った当初、オドオドしていて自信なさそうにしていたのは彼女が原因である。 カタリナと交友を重ねるごとに自信を取り戻していき、堂々としているメアリを見てヤキモキしているに違いない。 乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』 ではニコルルートの主人公のライバル的存在? 本人は 物静かで穏やかな性格でロマンス小説を読むことが大好きな普通な女の子である。 白い髪に赤い瞳で周りの違う容姿であった為、「呪いの子」などと残酷な言葉を掛けられて育ってきた。 その為、ほとんど屋敷の部屋を出ることがなく暮らしてきたが、あるお茶会にどうしても参加しなくてはならなくなる。 しかしそこで我らが主人公カタリナ・クラエスと出会う。 出会いはお茶会で兄であるニコルとはぐれてしまい、他の貴族のご子息にいじめられているところをなぜか木の上から登場したカタリナが、いじめっ子から救ってくれたというイベント。 助けてもらったお礼をしようとした時に、カタリナがソフィアの好きな小説のセリフを言ってソフィアの容姿を褒めてくれた。 今まで容姿については他人からひどい言葉を掛けられたことしかなかったソフィアにとって、初めての経験となった。 劇的な出会いもあったが、同じロマンス小説を読んでいたことをきっかけにカタリナと仲良くなり、友好を深めていく。 カタリナを出会ってしばらく経って、兄ニコルがカタリナに恋焦がれているのに気づいてからは兄の応援をするようになる。 しかしそれはカタリナからしてみれば「ソフィアは出来た妹ね」と認識されるまでに留まってしまう。 実は別人格であるが、カタリナの前世である女子高生の時の親友である、「佐々木敦子」の生まれかわりでもあり、中々に面白い設定があるお嬢様。 『光の魔力を持つ特別な子』と呼ばれている。 マリアは国の中心から少しだけ離れた小さな町で平民の子として生まれたが、5歳のとき光の魔力を発動し人生が一変する(悪い方向ですが…)。 5歳の時初めて光の魔力を無自覚で発動させたのは一緒に遊んでいた子が転んで怪我した際にどうにかしたいとマリアがそっと触れたら、傷が消えたというもの。 平民にとって魔力は身近なものでないため、怪我を治してもらった子が恐怖し悲鳴をあげてマリアを押しのけて逃げていってしまった。 そこからマリアの人生は魔力によって人生がどん底に落ちる。 光の魔力を発現した彼女は周囲の人に怖がられ、煙たがられ、避けられる存在になる。 ついには「平民から魔力持ちが生まれないこと」から家族仲が不和になり、父親は家に寄り付かなくなり、母親さえ目を逸らし避けるようになった。 それでも必死に努力して頑張ったが、「特別な子」といわれるだけで誰も只のマリア・キャンベルを見てくれることはなかった。 学園に入り変わるかと思った周囲の反応は「平民のくせに生意気」といういじめという形で現れ、今までの無関心より悪化しマリアは希望をなくす。 そんな時、優秀さが認められ生徒会に入ると彼女の人生は一変。 みんな気さくに接してくれて、居心地の良い場所を見つける。 その居心地の良さの中心にはいつもカタリナ・クラエスがいた。 カタリナはマリアにお菓子を作りを依頼する。 (前世の記憶を頼りに) マリアにとって光の魔力が発現してから初めてのことであった。 カタリナは光の魔力を発現してから初めてマリア・キャンベルを見てくれた人物。 そしてマリアは光の魔力を手にしてから10年、頑張って、願い続けた幸せの日々をカタリナのおかげで手に入れることができる。 ディーク家は侯爵位である。 人懐っこい笑顔を浮かべ、魔力も学問も優秀な好青年である。 だが今の姿には似合わず、暗い過去を背負っている。 実は乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』では隠し攻略キャラだったようだ。 8歳のころから仕えている。 辺境のシェリー男爵家に生まれるが、男爵と召使い母の間に生まれた子であった為扱いは悪く、屋敷の離れで育った。 男爵に言われるまま、母の望むように行動し、決して反することを言わずに気に入られるように振舞って、道具のように生きてきた。 だが15歳の時に今まで暮らしてきた屋敷の離れが火事になり、彼女は逃げることができたが背中に大きな火傷を負い、母は亡くなってしまった。 そして背中の火傷が原因で男爵に「政略結婚にも使えない」と見限られ、住居と存在意義を失う。 同年、クラエス侯爵家に業務見習いとして仕えることになり、カタリナの専属メイドとなる。 カタリナは典型的なわがままお嬢様で長続きしないともっぱらの噂だったが、他の行儀見習いの子と異なり、帰る家がない為、ここでも道具として生きようと心に決める。 そんなある日、カタリナが転んで頭に怪我をする事件が発生し、その日を境にカタリナは別人のように今までのわがままぶりが鳴りを潜めるが、貴族らしからぬ奇行をするようになる。 そんなカタリナはアンをとても慕っていて、アンにとって人生初めての誕生日プレゼントをあげている。 (「肩たたき券」や「木彫りの人形」など大切に保管しているようである。 ) 破天荒なカタリナに振り回される日々は新鮮で楽しく、彼女のおかげで自分の意志で自分の言葉で話すことをアンは思い出すことができた。 アンはずっと彼女の傍にいたいと感じるようになった頃、今まで音沙汰なかったシェリー男爵家から婚礼が決まったから戻ってくるようにと連絡がくる。 戻りたくないアンは無視してやり過ごそうとしたが、シェリー男爵はクラエス邸に連れ戻しに来る。 絶望するアンの前にカタリナが現れ彼女の腕を掴みながら、シェリー男爵に向けて傍にいて欲しい、連れていかれては困ると言ってもらう。 この後、色々あり婚礼は破談になったが、アンがカタリナの傍にずっと仕えると決意した出来事だった。 道具だった自分を人間にしてくれたカタリナの傍で生きることが唯一の望みであり、幸せであると考えている。 ルイジ・クラエス(カタリナ父) 主人公であるカタリナの父親で、キースの義理の父。 クラエス侯爵家の現当主でもある。 娘のカタリナを「私のカタリナ」と言って、溺愛している。 それが原因で前世の記憶が戻る前は手に負えない我が儘令嬢であった。 カタリナへの溺愛ぶりからは想像できないが、分家が持て余していたキースを引き取ったり、アンの酷い婚礼を破談にしたりと本人は優秀なようである。 キースを引き取ったとき、妻ミリディアナと夫婦仲が一時悪くなったがカタリナの介入により夫婦仲は良好である。 乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』では… 一人娘のカタリナへの溺愛ぶりが災いし、破滅フラグしかない悪役令嬢にしてしまう要因の1つと言える。 また妻ミリディアナとの夫婦仲もキースの件で悪いままで家庭環境は最悪だったようである。 カタリナが悪役令嬢、キースがチャラ男になったのはルイスが一番の原因でないのはないかと考えられる。 ミリデアナ・クラエス(カタリナ母) 主人公であるカタリナの母親で、キースの義母である。 カタリナが頻繁に「この悪役が悪いのよ!!」と悩んでいるが、その要因である人物と言える。 つまり本当にそっくりな母娘である。 厳密にいうと、前髪の分け方?が左右逆であるがそれ以外はそっくり。 ミリディアナはアデス公爵家の次女でクラエスのルイジの下に嫁いできて、その間にできたのがカタリナである。 カタリナが転んで頭を打ってしまってからの(前世の記憶を思い出してから)貴族としては壊滅的な奇行に頭を悩ませているうちに教育ママ化してしまったようでカタリナには厳しく接している。 だからといってカタリナには愛情がないわけではなく、怪我などした際には涙を流すほど心配しているところからも愛情深いことは言わずもがなである。 乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』では… 本作とは全くことなり、気弱な性格で子供を叱ることができない母親であったようである。 ゲーム内でのカタリナを高慢ちきで破滅フラグしかない悪役令嬢に育ててしまった、要因の1つと言えるだろう。 またキースに対しても本作とは異なりルイジの不義の子という誤解が解けることなく、接しているので冷たい態度をとっていたようである。 前世の祖母 カタリナが破滅フラグを回避する1つである「魔力を高める」の一環として、畑づくりをはじめたきっかけとなった人物。 「魔力を高める」為には己の魔力の源と対話すると『よくわかる!! 魔法入門』で知ったカタリナは農業を営んでいた前世の祖母の言葉を思い出す。 「畑を作るってことは、土としゃべるってことなんだあ」 とカタリナにありがたい教えを説いた人である。 このことからもわかるようにカタリナの前世では、おばあちゃん子だったことがわかり、彼女の行動原理や性格に多大な影響を与えた人物とも考えられる。 まとめ 『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生しまった… 』のキャラはみんな設定がしっかりしていて、とても奥が深いです。 特に「マリア・キャンベル」と「アン・シェリー」は想定以上にきっちり設定がされています。 マリアはよく『FOTUNE LOVER』というファンシーな題名のゲーム主人公を演じれたなと思うほど暗い過去がありましたし、アンに至っては他の登場人物が霞むほどの主人公級の裏設定があり驚きました。 それでもやはりみんなを無自覚にも救ってしまう、カタリナ・クラエスが一番魅了的なキャラではないでしょうか。

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はめふら・原作について

はめ ふら キース

クラエス侯爵家の一人っ娘であったが、8歳の時転んで頭を打った拍子に前世の記憶を思い出し、乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の破滅フラグしかない悪役令嬢に転生しまったことに気がつきます。 前世は17歳の女子高生で乙女ゲームにはまったオタク女子だったのです。 (小さい頃は木登りが得意で「野猿」の異名をほしいままにしていた?) 前世の記憶を取り戻してから(周りからすれば怪我をしてから)、以前の高慢ちきぶりが成りを潜め、周りを気遣う程で周りを驚かせました。 (以前どんだけ酷かったのか…) しかしそれは別に貴族らしかぬ奇行や今まで嫌がっていた剣術や魔力の稽古に前向きに取り組むようになり、別な意味で周囲を驚かせています。 15歳の学園に入学するころには乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の登場人物ほどんどを虜にしてしまっています。 性格は母であるミリディアナにどんなに怒られても直後は確かに落ち込むが、翌日には忘れてしまいケロっとしているとメイドのアンが羨ましがる程のさっぱりしたものです。 ジオルドとキース曰く、「凄まじいタラシ」であるらしい。 本人に自覚がないので「天然タラシ」と言えるでしょう。 さわやか笑顔の腹黒ドS王子。 カタリナの言うところの「第1の破滅フラグ」にあたる人物である。 第三王子という微妙な立場に生まれ、皮肉にも何でも簡単にこなせてしまう彼は 双子の弟が病弱だったこともあり手間のかからない子供として王宮では存在を忘れられており、退屈な日々を過ごしていた。 カタリナ・クラエスとの婚約を進めたのも怪我をさせてしまった責任は建前で、余計な政争に関わるのを避ける為の打算的なものであった。 だが彼女との出会いが彼の灰色だった世界を色鮮やかに変えたのである。 怪我をしたカタリナ(前世の記憶を取り戻した)の行動は今までの高慢ちきさは成りを潜めたが、貴族らしからぬ奇行の上予測できない行動(可笑しな言動と行動)にジオルドはとても興味を持ち、2日に1度はクラエス邸に通う程である。 退屈、つまらないといった感情しかわからなかった彼に嬉しさや楽しさ、嫉妬、切なさを与えてくれたのがカタリナなのである。 気が付けばジオルドにとって、カタリナ・クラエスという存在はこの世の誰よりも愛おしい存在になっていた。 成長してカタリナに「怪我は痕も残らず治ったから」と婚約解消を打診された際は自分の気持ちに気づいてもらえない切なさと、決して誰にも渡すものかとちょとした怒りと独占欲を出して「まだ怪我は治ってない」と周囲に認識される程である。 乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』では… 本当に婚約は打算的なものであって怪我が治っても、治っていないと言い張るカタリナに嫌気がさしていたころに主人公であるマリア・キャンベルに出会い、彼女に興味を持つ。 バットエンドは主人公マリアを殺そうとするカタリナを返り討ちにして殺してしまい異国に旅に出て、ハッピーエンドだと主人公と結ばれカタリナは国外追放になる。 今作とは異なりカタリナとは本当に敵同士?という関係性だったようである。 カタリナの言うところの「第2の破滅フラグ」にあたる人物である。 生まれもっての魔力の高さを理由にクラエス家の分家より引き取られた経緯を持つが、実際のところは分家が魔力の高いキースを持て余し、また娼婦の母より押し付けられたという出自の問題があり、どう扱っていいかわからかったのが理由であろう。 容姿がカタリナの父ルインに似ていることから、母ミリディアナに不貞の子であるとクラエス家に激震が走るがなぜか誤解が解けた様である。 魔力の高さが尋常ではなく子どものキースでは制御ができなく、分家の義理の兄弟に怪我を負わせてしまった過去を持つ。 クラエス家に引き取られてからも魔力を使わないように義父ルインと約束をしていたが、実の弟のように大切に接してくれるカタリナに心を開き、カタリナのお願いで魔力を見せるがまだ制御に失敗し、カタリナを傷つけてしまう。 カタリナを傷つけてしまったことを後悔し、部屋に引き籠もるキースの下に目を覚ましたカタリナがやってきて、キースは悪くないと言われるが頑なに孤独であろうとする。 そんなキースにカタリナは部屋のドアを斧で破壊し、キースに一緒に魔力の制御を学んでいこうと言い、一人にしないよと言われ再度心を開く。 これをきっかけにキースはカタリナに対し異性としての恋心を抱き、彼女を守る為に頑張ろうと奮闘する。 しかし、何年経ってもカタリナには気づいて貰えないが…。 キースはカタリナのタラシぶりに苦悩することになるが、カタリナを大切に思っている気持ちは揺るがず、ジオルドとの婚約解消を企てる程である。 (この企てに理由は別にあるが義母ミリディアナが賛同している) 乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』では… クラエス家に引き取られてからも孤独は解消されず、学園に入るころにはチャラ男と化している。 また彼のルートではカタリナは魔法で殺されるか、国外追放されるかのバットエンドを迎えることとなる。 見事にカタリナは破滅フラグを回避したと言える。 カタリナの言うところの「第3の破滅フラグ」にあたる人物である。 生まれてすぐは病弱であった為、周りから甘やかされて育つが、兄のジオルドの完璧超人ぶりに周りから出涸らし王子と呼ばれ、強い劣等感を抱えている。 その為ほとんどジオルドとは兄弟にもかかわらず、交流がほとんどなかった。 そんなある日、政略で婚約者となった、ハント侯爵家のメアリとの出会いで転機が訪れる。 政略で決まった婚約であったとはいえ、メアリ・ハントはとても愛らしい少女であった為、アランとしても可愛い妹ができたみたいに嬉しく感じていた。 ところがメアリが世話をしている庭を褒めた際に自分が言おうとして言葉をカタリナ・クラエスなるものに先に言われたと聞き、ショックを受ける。 メアリがカタリナのことを恋する乙女のように語り、そしてカタリナがあのジオルドの婚約者だと知り、ジオルドだけでなくその婚約者までも自分から何もかも奪うのかとコンプレックスを爆発させてしまう。 そのコンプレックスからくる怒りを胸にカタリナに会いに行き、メアリを誘惑するなと文句を言うとカタリナに「あなたに魅了がないのよ!」と面と向かって言われてしまう。 面と向かって何かを言われるのは初めてだったアランはカタリナに勝負を申し込むがなぜか木登り勝負になり、何度も勝負するが勝てずにいる。 勝負するにつれ、自分と面と向かって付き合ってくれるカタリナといることに居心地の良さを覚えはじめたころ、兄であるジオルドとカタリナの家で鉢合わせしてしまう。 その際、カタリナの気転でピアノによる勝負になるがアランのピアノの演奏は才能を感じさせる素晴らしいものだった。 それを周りが褒めるが、アランは素直に受け止めることができず、逃げ出してしまう。 追いかけてきたカタリナに向き、不向きの問題でありジオルドにも苦手なものがあると励まされる。 ジオルドの苦手なものが蛇と知ったときはそれは違うと思ったがなぜか納得してしまう。 ジオルドにだって苦手なものがあり、自分と同じだと気づき、その後はジオルドとの関係は以前より良好になる。 そして音楽に真剣に向き合うようになる。 だが、この時アランはコンプレックスを解消してくれたカタリナに恋心を抱くも自覚がなく、その後もジオルドやキースの策略により気づけず仕舞いである。 乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』では… ジオルドとの関係が良好になるのも、音楽に真剣に向き合うのも、学園に入学し、主人公であるマリア・キャンベルと出会ってからである。 カタリナの言うところの「第4の破滅フラグ」にあたる人物である。 妹ソフィアを溺愛しており、見た目が少しだけまわりと違う彼女に対し「呪いの子」などと吹聴している世の中に絶望していた。 そんな 容姿から残酷な言葉をかけられ部屋から出ることがなかったソフィアがカタリナと出会い、積極的に外出するようになった。 笑顔を取り戻してくれたとカタリナに深く感謝をしている。 しかし外出することが多くなったソフィアに対し、悪口が増えてきたが、圧力をかけて黙らせた。 すると今度はニコルを純粋な憐れみと同情を向ける者が増えてきた。 立派な両親と可愛く優しい妹は自慢の家族であり、幸せだというのに理解してくれることがなかった。 そんな周りの態度に疲れ、妹が幸せならいいとあきらめかけていたニコラにカタリナは素晴らしいご家族をお持ちですねと言葉をかけてくれた。 ニコラはそれを機にカタリナが気になり始め、家族の前以外では無表情だったが、カタリナの前でも家族の前と同様な表情を見せるようになった。 そしてカタリナ・ハーレムの一員となった。 乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』 ではアランルートの主人公のライバル的存在。 ライバル的存在とはいえカタリナとは違い、国外追放や死亡エンドにはなりません。 バットエンドではアランと結ばれさえする。 メアリは前述の通りハント侯爵家の娘であったが後妻との間に出来た子であったためハント邸では居場所がない冷遇されていたようである。 それでも母が生きていた時はよかったが、母が亡くなり更に状況が悪化し、オドオドした暗い性格になってしまったようである。 そんなある日、ハント邸で開催されたお茶会でカタリナ・クラエスと出会い彼女の人生は一変する。 カタリナに自らの育てた屋敷の庭園の植物を褒められ、彼女の耕している畑の窮地を救い、彼女に「緑の手」を持つ特別な存在と言われたことで性格が明るくなります。 (「緑の手」のくだりが乙女ゲー『FORTUNE LOVER』でメアリがアランに恋心を頂くきっかけとなった言葉であった) それからメアリはカタリナの傍にいられる存在になろうと必死に努力するようになります。 そしていつしか令嬢の中の令嬢と呼ばれるようになるのです。 しかしこの原動力になっているのはカタリナへの独占欲から来ているものがあるようで婚約者である第四王子アランとの約束より優先されるようです。 そして成長しその独占欲は育ちヤンデレと呼んでもいいのでは?という程になる。 第三王子ジオルドとの婚約を解消させ、カタリナを遠い国に連れ去り一人で独占したいと思うほどカタリナを好きになってしまったようである。 (カタリナ付メイドのアンはこれを聞いたにも関わらず、そうなったら自分もついていこうと決意する。 ) ちょっと怖いですね…。 リリア・ハント ハント侯爵家の長女であり、メアリの長姉にあたる人物。 メアリは腹違いの妹であり、それを理由に次女、三女と一緒に彼女を虐めていた。 カタリナがメアリと出会った当初、オドオドしていて自信なさそうにしていたのは彼女が原因である。 カタリナと交友を重ねるごとに自信を取り戻していき、堂々としているメアリを見てヤキモキしているに違いない。 乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』 ではニコルルートの主人公のライバル的存在? 本人は 物静かで穏やかな性格でロマンス小説を読むことが大好きな普通な女の子である。 白い髪に赤い瞳で周りの違う容姿であった為、「呪いの子」などと残酷な言葉を掛けられて育ってきた。 その為、ほとんど屋敷の部屋を出ることがなく暮らしてきたが、あるお茶会にどうしても参加しなくてはならなくなる。 しかしそこで我らが主人公カタリナ・クラエスと出会う。 出会いはお茶会で兄であるニコルとはぐれてしまい、他の貴族のご子息にいじめられているところをなぜか木の上から登場したカタリナが、いじめっ子から救ってくれたというイベント。 助けてもらったお礼をしようとした時に、カタリナがソフィアの好きな小説のセリフを言ってソフィアの容姿を褒めてくれた。 今まで容姿については他人からひどい言葉を掛けられたことしかなかったソフィアにとって、初めての経験となった。 劇的な出会いもあったが、同じロマンス小説を読んでいたことをきっかけにカタリナと仲良くなり、友好を深めていく。 カタリナを出会ってしばらく経って、兄ニコルがカタリナに恋焦がれているのに気づいてからは兄の応援をするようになる。 しかしそれはカタリナからしてみれば「ソフィアは出来た妹ね」と認識されるまでに留まってしまう。 実は別人格であるが、カタリナの前世である女子高生の時の親友である、「佐々木敦子」の生まれかわりでもあり、中々に面白い設定があるお嬢様。 『光の魔力を持つ特別な子』と呼ばれている。 マリアは国の中心から少しだけ離れた小さな町で平民の子として生まれたが、5歳のとき光の魔力を発動し人生が一変する(悪い方向ですが…)。 5歳の時初めて光の魔力を無自覚で発動させたのは一緒に遊んでいた子が転んで怪我した際にどうにかしたいとマリアがそっと触れたら、傷が消えたというもの。 平民にとって魔力は身近なものでないため、怪我を治してもらった子が恐怖し悲鳴をあげてマリアを押しのけて逃げていってしまった。 そこからマリアの人生は魔力によって人生がどん底に落ちる。 光の魔力を発現した彼女は周囲の人に怖がられ、煙たがられ、避けられる存在になる。 ついには「平民から魔力持ちが生まれないこと」から家族仲が不和になり、父親は家に寄り付かなくなり、母親さえ目を逸らし避けるようになった。 それでも必死に努力して頑張ったが、「特別な子」といわれるだけで誰も只のマリア・キャンベルを見てくれることはなかった。 学園に入り変わるかと思った周囲の反応は「平民のくせに生意気」といういじめという形で現れ、今までの無関心より悪化しマリアは希望をなくす。 そんな時、優秀さが認められ生徒会に入ると彼女の人生は一変。 みんな気さくに接してくれて、居心地の良い場所を見つける。 その居心地の良さの中心にはいつもカタリナ・クラエスがいた。 カタリナはマリアにお菓子を作りを依頼する。 (前世の記憶を頼りに) マリアにとって光の魔力が発現してから初めてのことであった。 カタリナは光の魔力を発現してから初めてマリア・キャンベルを見てくれた人物。 そしてマリアは光の魔力を手にしてから10年、頑張って、願い続けた幸せの日々をカタリナのおかげで手に入れることができる。 ディーク家は侯爵位である。 人懐っこい笑顔を浮かべ、魔力も学問も優秀な好青年である。 だが今の姿には似合わず、暗い過去を背負っている。 実は乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』では隠し攻略キャラだったようだ。 8歳のころから仕えている。 辺境のシェリー男爵家に生まれるが、男爵と召使い母の間に生まれた子であった為扱いは悪く、屋敷の離れで育った。 男爵に言われるまま、母の望むように行動し、決して反することを言わずに気に入られるように振舞って、道具のように生きてきた。 だが15歳の時に今まで暮らしてきた屋敷の離れが火事になり、彼女は逃げることができたが背中に大きな火傷を負い、母は亡くなってしまった。 そして背中の火傷が原因で男爵に「政略結婚にも使えない」と見限られ、住居と存在意義を失う。 同年、クラエス侯爵家に業務見習いとして仕えることになり、カタリナの専属メイドとなる。 カタリナは典型的なわがままお嬢様で長続きしないともっぱらの噂だったが、他の行儀見習いの子と異なり、帰る家がない為、ここでも道具として生きようと心に決める。 そんなある日、カタリナが転んで頭に怪我をする事件が発生し、その日を境にカタリナは別人のように今までのわがままぶりが鳴りを潜めるが、貴族らしからぬ奇行をするようになる。 そんなカタリナはアンをとても慕っていて、アンにとって人生初めての誕生日プレゼントをあげている。 (「肩たたき券」や「木彫りの人形」など大切に保管しているようである。 ) 破天荒なカタリナに振り回される日々は新鮮で楽しく、彼女のおかげで自分の意志で自分の言葉で話すことをアンは思い出すことができた。 アンはずっと彼女の傍にいたいと感じるようになった頃、今まで音沙汰なかったシェリー男爵家から婚礼が決まったから戻ってくるようにと連絡がくる。 戻りたくないアンは無視してやり過ごそうとしたが、シェリー男爵はクラエス邸に連れ戻しに来る。 絶望するアンの前にカタリナが現れ彼女の腕を掴みながら、シェリー男爵に向けて傍にいて欲しい、連れていかれては困ると言ってもらう。 この後、色々あり婚礼は破談になったが、アンがカタリナの傍にずっと仕えると決意した出来事だった。 道具だった自分を人間にしてくれたカタリナの傍で生きることが唯一の望みであり、幸せであると考えている。 ルイジ・クラエス(カタリナ父) 主人公であるカタリナの父親で、キースの義理の父。 クラエス侯爵家の現当主でもある。 娘のカタリナを「私のカタリナ」と言って、溺愛している。 それが原因で前世の記憶が戻る前は手に負えない我が儘令嬢であった。 カタリナへの溺愛ぶりからは想像できないが、分家が持て余していたキースを引き取ったり、アンの酷い婚礼を破談にしたりと本人は優秀なようである。 キースを引き取ったとき、妻ミリディアナと夫婦仲が一時悪くなったがカタリナの介入により夫婦仲は良好である。 乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』では… 一人娘のカタリナへの溺愛ぶりが災いし、破滅フラグしかない悪役令嬢にしてしまう要因の1つと言える。 また妻ミリディアナとの夫婦仲もキースの件で悪いままで家庭環境は最悪だったようである。 カタリナが悪役令嬢、キースがチャラ男になったのはルイスが一番の原因でないのはないかと考えられる。 ミリデアナ・クラエス(カタリナ母) 主人公であるカタリナの母親で、キースの義母である。 カタリナが頻繁に「この悪役が悪いのよ!!」と悩んでいるが、その要因である人物と言える。 つまり本当にそっくりな母娘である。 厳密にいうと、前髪の分け方?が左右逆であるがそれ以外はそっくり。 ミリディアナはアデス公爵家の次女でクラエスのルイジの下に嫁いできて、その間にできたのがカタリナである。 カタリナが転んで頭を打ってしまってからの(前世の記憶を思い出してから)貴族としては壊滅的な奇行に頭を悩ませているうちに教育ママ化してしまったようでカタリナには厳しく接している。 だからといってカタリナには愛情がないわけではなく、怪我などした際には涙を流すほど心配しているところからも愛情深いことは言わずもがなである。 乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』では… 本作とは全くことなり、気弱な性格で子供を叱ることができない母親であったようである。 ゲーム内でのカタリナを高慢ちきで破滅フラグしかない悪役令嬢に育ててしまった、要因の1つと言えるだろう。 またキースに対しても本作とは異なりルイジの不義の子という誤解が解けることなく、接しているので冷たい態度をとっていたようである。 前世の祖母 カタリナが破滅フラグを回避する1つである「魔力を高める」の一環として、畑づくりをはじめたきっかけとなった人物。 「魔力を高める」為には己の魔力の源と対話すると『よくわかる!! 魔法入門』で知ったカタリナは農業を営んでいた前世の祖母の言葉を思い出す。 「畑を作るってことは、土としゃべるってことなんだあ」 とカタリナにありがたい教えを説いた人である。 このことからもわかるようにカタリナの前世では、おばあちゃん子だったことがわかり、彼女の行動原理や性格に多大な影響を与えた人物とも考えられる。 まとめ 『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生しまった… 』のキャラはみんな設定がしっかりしていて、とても奥が深いです。 特に「マリア・キャンベル」と「アン・シェリー」は想定以上にきっちり設定がされています。 マリアはよく『FOTUNE LOVER』というファンシーな題名のゲーム主人公を演じれたなと思うほど暗い過去がありましたし、アンに至っては他の登場人物が霞むほどの主人公級の裏設定があり驚きました。 それでもやはりみんなを無自覚にも救ってしまう、カタリナ・クラエスが一番魅了的なキャラではないでしょうか。

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【はめふら】カタリナ脳内会議 キース幼少期編 [ニコニコあっぷる]

はめ ふら キース

1 雨の季節が迫っている。 今日も空は重い色合いの雲で埋め尽くされ、雨こそ降ってはいないが、湿気を含んだ空気がキースの髪に絡んだ。 ふわふわとして落ち着かない自分の髪が鬱陶しくて首を振れば、大きくて優しい手が顔にかかった髪を払ってくれた。 「キースの髪はふわふわだね」 うまく答えられなくてとりあえずうなずく。 褒められたのかただの感想なのか分からなかった。 クラエス公爵ルイジは、穏やかに微笑んで窓を閉めた。 吹き込んでいた湿った風が止まり、カタコトと響く馬車の音が大きくなる。 ルイジとキース、二人だけを乗せた馬車は屋敷を離れ、クラエス公爵領へと向かっていた。 姉の畑づくりには土人形が活躍する。 重い肥料、鉢、水と、十二歳の少年少女では到底運べない物たちを、使用人の手を煩わせずに運ぶためだ。 キースはクラエス公爵家に引き取られてからしっかりと意識できるようになった魔力の手綱を操りながら、姉の畑へ向かう。 最初は一体でも制御できないことがあったが、今は三体程度を同時に操れるようになっていた。 「キース、上達したとは聞いていたけど、これほどだったとは知らなかったよ」 「父さん、姉さんの畑を見に来たの?」 整然と並んだ庭木の間からルイジが顔を出していた。 カタリナの畑は来客に見られないよう庭の隅の方に作られているので、ルイジやクラエス公爵夫人ミリディアナが顔を見せることはあまりない。 「キースを探していたんだよ。 それはそうと、この土人形は自分で考えて作ったのかい?」 「はい。 えーと、魔力の先生に教わる前から作っていました」 この答えでいいだろうか。 うまく答えられなくてもこの家の人々が怒ることはなかったが、小さい頃の癖が抜けず、相手の質問の意図や求める答えを探ってしまう。 答えに手間取るキースを、ルイジはいつも先を促すように優しく見つめる。 キースが最後まで話し終えると、決まって頭をなでてくれた。 もっと小さい頃は、カタリナにするように抱きしめたり抱き上げたりしてくれていたが、十二の誕生日を迎えてからは、少し大人の対応をされるようになった。 「ちょっと見せてくれるかな」 ルイジは一体の土人形に近づき、えいやと腕の一部をもぎ取った。 びっくりした。 キースの動揺が土人形に伝わり、土人形が腕を抑えて慌てる。 「うーん。 普通に庭の土だね。 このままだと、雨や水に濡れると動けなくなってしまうんじゃないかい?」 「見ただけでよく分かりますね。 雨に濡れるとドロドロしてきて、崩れてしまいます」 家族相手にはのほほんとしている印象が強いルイジだが、伝統的に土魔法を使う大貴族だけあって、色々と詳しいらしい。 手のひらの土からキースへ視線を移したルイジの顔は、優しい父親ではなく、静かな当主の顔だった。 「そろそろ君に見せておきたいものがある。 何日か領地へ行くからそのつもりで準備しておいて」 クラエス公爵領は水の恵み豊かな土地にあるという。 初代の当主が治水に赴き、甚大な水害を防いだことで拝領したとされている。 家庭教師から学んだことを思い出しながら馬車に揺られる。 ルイジと二人きりで出かけるのは初めてで、うまく会話できず俯いていると、隣のルイジに肩をたたかれた。 「見てごらん、王都を囲む城壁だ。 複数ある城壁の中でも、今くぐった一番内側の城壁は、王都が築かれた頃に土魔法で作られた壁が土台になっているんだよ」 今まで城壁を魔法の産物として意識したことはなかった。 キースの常識は魔法や魔力のない人たちの中で培われたので、建造物は人の手で作るものだったのだ。 返事はないが、好奇心できらきらと輝くキースの表情を見て、ルイジは満足げに微笑む。 それからは、やれあの橋は大人数の通行に耐えられるよう作られているだの、あの建物は嵐に耐えるためにあんな形をしているだの、ルイジの講釈が続いた。 ひとしきりルイジが喋り、建物もまばらな街道に出るころには、キースはルイジに尊敬のまなざしを向け、頬を紅潮させながらもっとと話をねだるようになっていた。 「すごいです、父さん。 土魔法ってこんなに色々なことができるんですね」 「そうだろう? 我々が代々引き継いできた魔力は、土木作業に適していてね。 他のどの魔力と比べても負けないくらい、人々の役に立ってきたんだ。 私はこの魔力を誇りに思っているよ」 ここでルイジは言葉を切って、キースを見つめた。 「キース、いつまでも自分の魔力を怖れていてはいけない。 人を傷つけるのではなく、人を助けようと思うなら、魔力を抑え込むことばかり考えず、使いこなすようにしなくてはね」 穏やかな声だったが、言葉はキースの胸にぐさりとささった。 クラエス公爵家に来てから、必死に魔力の制御法を身に着けた。 けれど、使うのは土人形の魔法くらいで、それ以上を求めることはしてこなかった。 己の魔力に対する恐怖が根深くキースに巣くっていたからだ。 ルイジは、キースに一歩進めと促している。 魔法の授業では自由に制御できるようになったが、慣れないことに魔力を使おうとすれば、また人を傷つけるかもしれない。 キースは自分の魔力が怖かった。 けれど、父の期待に応えられないのもどうしようもなく怖い。 公爵家の跡継ぎとしての期待に応えられなかったら、また元の家に戻されてしまうかもしれない。 どれだけ幸せな日常を送っても、不意に訪れる悪夢が心を縛る。 いつまでたってもカタリナと話すように率直には、父や母と話せない。 期待に応えられる正解の答えを、無意識に探してしまうからだ。 大丈夫。 今の正解は分かっている。 たとえどれだけ怖くても、跡継ぎとしての答えは一つしかない。 「はい。 頑張ります、父さん」 2 クラエス公爵領についた翌日、朝食の席で、ルイジが空を見上げながら言った。 「本当は領内の町を見せてあげたかったけど、雨が降るといけない。 早めに目的を果たしておこうか」 朝食を終えたら、身支度を整えて玄関へ来るよう言われ、不審に思う。 町を見ないと言っていたのに、何を見に行くのだろう。 馬車が二人を連れて行ったのは、町から少し離れた場所で、見上げるような土手を目前に馬車は止まった。 緑に覆われた土手はなかなかの急斜面で、そこらの木々よりも高く、向こうに何があるか見上げただけではわからない。 「ああ、やっと階段を見つけた。 公爵家の人間くらいしか使わないからと思っていたけど、こう埋もれるようじゃ整備を頼んでおかなくてはね」 おいで、と手を引かれながら不安定な足場を踏んで土手を上っていく。 自分の足元さえ覚束ない様子のルイジにつないだ手を放そうか悩んだが、久しぶりに握られた手が嬉しくて放せなかった。 雨の季節を目前にして、空気は湿って暑苦しい。 額の汗を袖口で拭いつつ、ルイジとキースは土手の頂上に立った。 途端に風が吹きつける。 土手の向こうにあったのは、幅数十メートルはあろうかという河だった。 土手に立って見下ろせば、河べりはまだ遠く、キースの足元から河までの間には季節の草花が青々と茂っている。 厚い雲に遮られているとはいえ、陽光を受けて照る葉は瑞々しくまぶしい。 「美しいところですね」 これがルイジの見せたいものなのだろうか。 しかし、広大な風景に和んだ気持ちで見上げた父の顔は、厳しかった。 「今は水量が少なくて河を遠く感じるけれど、雨が続けばあっという間にこの足元まで水がやってくる。 水がこの堤を超えてしまえば、すぐさま町は水に浸かってしまうんだ」 「そうなのですか」 そういえば、治水事業がクラエス公爵家がこの土地を拝領した由来だった。 どのように土木工事を取り仕切ったのだろう。 きっとかなり大規模なものだったに違いない。 考えを巡らせていると、 「見ていてご覧」 と声を掛けられた。 足元に気を付けてね、と注意が続く。 ちらりとキースを見たルイジの表情に、いつもの柔和さはなかった。 彼の周りの空気が変わる。 魔力が渦巻き、ルイジの髪をもてあそぶ。 離れたキースの頬までをもチリチリと刺激する。 ルイジが足元の地面に手を置いた。 徐々に地面が揺れ始める。 草花が生い茂る地が割れ、砕け、削れる。 土煙が視界を遮り、ちぎれた緑の青臭いにおいが漂う。 削れた分の土は土手の土台になっていくのか、キース達の足元がせりあがる。 気を付けていたはずだが、目の前の光景に圧倒されてしまっていた。 尻もちをつく。 見上げた視界には大きな背中があった。 これがクラエス公爵家当主。 地揺れが収まり、ルイジがいつもの穏やかな笑顔で振り向くまで、キースは茫然とその背中を見つめていた。 3 治水事業はクラエス公爵家の尋常ならざる魔力で行われていた。 「もっと小さな川だったら、川床を掘って川の許容量を増やしたり堤を作ったりするのは人力で行うんだけどね。 」 堤の整備を終えた報告に、町の顔役を訪ねる道々、ルイジは語った。 「あの河は大きすぎて、人が作業するには危険なんだ。 今年は雨が降る前に来れたから美しいだけだったけど、雨が続いた後の様子はすごいものだよ」 町の繁華な通りに差し掛かったところで、ルイジは御者に合図して馬車を止めた。 馬車から降りて歩くよう、キースを促す。 初めて見る町の初めて見る人々、町の賑わいは、王都ほど洗練されていないものの、活気に満ちていた。 所々の店の主は、ルイジを領主と知っているようで、帽子をとったりきれいなリンゴを渡したりしながら声を掛けてきた。 「領主さま、今年もありがとうございます」 「そろそろ雨が降りそうだから、心配していたんです」 「これで安心して眠れます」 心のこもった温かな挨拶だった。 ルイジだけでなく、キースにも声はかけられた。 「こちらが次期領主さまですか、これからもよろしくお願いします」 「この町が無事で年を越していけるのは、領主さま方のおかげなんですよ」 無条件に向けられる信頼に、みっともない姿は見せられないと、自然と背筋が伸びた。 「これが、僕たちにできることで、代々町を守ってきた成果だよ」 珍しく、ルイジがキースの肩を強く抱いて言った。 誇らしげなその声に通る芯は、魔力を使いこなせと言った時と同じものだった。 キースは、歩きながら町並みを振り返る。 人々の笑顔がまぶしかった。 「最近のキースは、いろんな魔法を試しているのね」 畑の畝を作る作業を試しに魔法でやってみていたら、カタリナが興味深げに話しかけてきた。 差し出されたお茶をありがたくもらう。 「うん。 色々試してできることを増やそうと思って」 お茶に気を取られた瞬間、畝が爆発した。 飛んできた土が顔にかかる。 隣を見ればカタリナの方にはもっとひどく飛んできたらしい。 土を吸い込んだらしく激しくせき込んでいた。 「ああっ、義姉さんごめん! 大丈夫?」 背中をさすりながら後悔する。 一人の時に練習すべきだった。 色々試したくて、少しでも魔力が使えそうなときがあれば使おうとしたのが良くなかった。 「ごめんね。 次からは一人の時に試すから」 背中をさすりながら言うと、ばしんと背中を叩かれた。 思わずむせる。 「何言ってるの! 一人の時に失敗したら危ないじゃない。 何かあったら誰がキースを助けるのよ」 「あ、ありがとう」 キースがずっと恐れていた魔力をこの家の人たちは怖がらない。 それどころか、案じて手を伸ばし、育てようとしてくれる。 ならば、キースがすべきことは決まっている。 僕はもう、自分の魔力を怖れない。 この力で、大切な人たちを守っていこう。 柔らかな恵みの雨が降り出して、空に虹を掛けた。

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