デュタステリド 副作用。 【徹底比較】フィナステリドとデュタステリドの違いとは!?

【2019年版】ザガーロ(デュタステリド)の副作用を全部まとめた!

デュタステリド 副作用

効能・効果 [ ] 前立腺肥大症 [ ] 世界100か国以上で前立腺肥大の改善作用を承認されている。 日本国内で実施された前立腺容積30cc以上の前立腺肥大症患者に対して実施された二重盲検比較試験で、用量依存的な前立腺容積の減少が認められた。 24週間の連日投与により0. またI-PSS(国際前立腺症状スコア)と最大尿流率の改善も確認されている。 男性における男性型脱毛症 [ ] 日本と韓国で、デュタステリドが男性における男性型脱毛症の治療薬として承認されている(世界中で男性型脱毛症の適応承認を受けているのは、この2か国のみである)。 保険収載はされていないので ・)。 女性には承認されていない。 抜け毛の防止効果はを上回ることが確認されており、フィナステリドでは不十分だった増毛効果もある。 ただし毛根が失われた箇所については再生しない。 増毛効果は、毛が長く太くなることと、単一毛根から複数の毛が生えることによる。 円形脱毛症等には効果がない。 また20歳未満での安全性および有効性は確立されていない。 禁忌 [ ] 女性、小児・幼児・乳児・新生児、重度の肝機能障害のある患者、製剤成分に過敏症の既往歴のある患者 には禁忌である。 に過敏症を示した患者にも使用してはならない。 これらの薬剤は皮膚から吸収されるので、妊婦または妊娠の可能性のある女性は薬剤を取り扱わないことが望ましい。 カプセルの内容物に触れてしまった場合は、直ちに石鹸および流水で洗い流す事。 デュタステリド服用中の患者は献血してはならない。 血中半減期が長いため、投与中止後6ヶ月間は献血できない。 副作用 [ ] 重大な副作用として、肝機能障害(アボルブ:1. 前立腺肥大症の日本国内臨床試験での副作用発現率は10. 性的影響 [ ] この系統の薬剤はの副作用を持つ。 この副作用は低下を来し、社会的ストレスの一因となる。 また性欲低下の原因ともなる。 薬剤服用中止後もこれらの副作用が継続し得るとの報告がある。 前立腺癌 [ ] デュタステリドの前立腺癌発生リスクに関する上昇・低下・中立的影響は確立していない。 良性前立腺腫瘍の肥大および有病率を低下させることを示唆するデータがあるが、はデュタステリドについて高悪性度のリスクが上昇する旨を警告している。 デュタステリドが前立腺癌を増やすのか減らすのかという影響とは別に、デュタステリドやフィナステリドなどの ()は、血清の値を低下させ、PSA高値と根拠としたの確定診断の検査を受ける機会を減少させることが懸念されている。 デュタステリドを服用中に前立腺癌が発生した場合、PSAの値が低く抑制されていることで診断が遅れ、早期治療の機会を逃して後期ステージに進展する可能性がある。 その他のリスク [ ] 2008年には、死亡リスクや他の重篤な事象の危険性を減少させるか否かについては充分なデータがないとされている。 2017年には、血糖値と血中脂質を増加させて糖尿病や高脂血症、非アルコール性脂肪肝炎 NAFLD のリスクを増加させることが報告されている。 作用機序 [ ] デュタステリドは ()に属する薬剤で、を阻害してがジヒドロテストステロン(DHT)に変換される過程を遮断する。 DHTはテストステロンよりも強力なであり、前立腺に作用する主要なアンドロゲンである :20。 またDHTは頭髪の毛乳頭細胞に作用して毛周期の内の成長期を短縮させて硬毛を軟毛へと変え、最終的に脱落させる :21。 従ってDHTの生成を抑える事で、前立腺の肥大および頭髪の脱毛が抑制される。 デュタステリドとフィナステリドの比較 [ ] も(BPH)や男性型脱毛症(AGA)の治療薬として承認されている同種同効薬である。 一方のフィナステリドはSRD5A2およびSRD5A3を阻害する。 半減期はデュタステリドの方が長く、3. 2週間である。 (フィナステリドは4時間。 ) 承認取得状況 [ ] 11月、米国でが治療薬として承認。 7月、日本でが前立腺肥大症治療薬として承認。 9月、日本で治療薬として承認。 出典 [ ] []• Hormone Molecular Biology and Clinical Investigation 2 3. 2016年7月4日閲覧。 Slater, S; Dumas, C; Bubley, G March 2012. Expert opinion on drug safety 11 2 : 325—30. 2016年6月27日閲覧。 2013年9月15日閲覧。 Expert opinion on drug safety 12 1 : 81—90. The journal of sexual medicine 8 3 : 872—84. Walsh, PC Apr 1, 2010. The New England Journal of Medicine 362 13 : 1237—8. Wilt TJ, MacDonald R, Hagerty K, Schellhammer P, Kramer BS 2008. Cochrane Database Syst Rev 2 : CD007091. Boston University Medical Center 2017年6月24日閲覧• グラクソ・スミスクライン 2014年5月. 2015年10月3日閲覧。 グラクソ・スミスクライン 2015年9月. 2015年10月3日閲覧。 2016年7月31日閲覧。 Center Watch. 2015年10月3日閲覧。 グラクソ・スミスクライン 2009年7月7日. 2015年10月3日閲覧。 グラクソ・スミスクライン 2015年9月28日. 2015年10月3日閲覧。 関連項目 [ ]• () 外部リンク [ ]• Frye, S. 2006. Current Topics in Medicinal Chemistry 6 5 : 405—21. Agonists:• Mixed :• Antagonists:•

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フィナステリドの効果と副作用|効き目が実感できるまでの期間は?

デュタステリド 副作用

最終更新日: 2020-04-07 私達薄毛男性の強い味方であるフィナステリドとデュタステリド。 しかし、フィナステリドやデュタステリドはその効果の高さ、作用ゆえに性機能障害の副作用が出ることも。 男たるもの、性欲が減ったり勃起しなくなったりというのは避けたいところ。 副作用は避けたい…でもハゲも治したいというジレンマに苛まれている人も多いのではないでしょうか? プロペシアに代表されるフィナステリドやザガーロなどに使用されるデュタステリドの副作用である性機能障害が万が一出てしまった場合、どういった対策ができるのか? 詳しく紹介したいと思います。 フィナステリド・デュタステリドの副作用 フィナステリド(プロペシア等)やデュタステリド(ザガーロ等)は男性型脱毛症(AGA)の治療薬として名を馳せる一方、性欲減退や勃起障害といった性機能障害の副作用があることでも知られています。 そもそもなぜ両薬を使用すると性機能障害の恐れが出てくるのか? 性機能障害の対策を考えるうえで、そのメカニズムを知っておく必要があります。 AGAの原因はジヒドロテストステロン(DHT) 男性の薄毛の9割以上を占める男性型脱毛症(AGA)の原因って何かご存知ですか? 男性ホルモンの一種である ジヒドロテストステロン(DHT)なのです。 DHTが毛乳頭にあるアンドロゲンレセプター(男性ホルモン受容体)と結合することで髪の毛の成長を阻害する因子を放出。 それによりヘアサイクルが乱れ成長期が極端に短い髪の毛が増えることによって薄毛になります。 薄毛の原因であるDHTは加齢とともに増える傾向にあるものの、その量は個人差によって大きく異なります。 これがAGA対策のカギを握っているのです。 男性らしい筋肉質でごつごつした体、毛深い体毛、溢れ出る性欲などはテストステロンの賜物なのです。 前述の通りこれがAGAを引き起こす原因となります。 私たちの努力でどうにかなるものではないのが辛いところ。 しかし、DHTはAGAの原因である一方で男性器の成長や性欲などを促進させる大事な役割も。 「悪玉ホルモン」なんて呼ばれることもありますが、男性にとっては必要不可欠なホルモンでもあるのです。 そのためDHTの量を減らす作用があるフィナステリドやデュタステリドを使用すると性欲が減ったり勃起しづらくなったりといった症状が出る恐れが。 これがフィナステリドやデュタステリドの副作用の具体的なメカニズムとなります。 ちなみに、フィナステリドやデュタステリドで性機能障害の副作用が発現する確率は約5%とされます。 可能性としては決して高くはありませんが… 副作用「性機能障害」の具体的な対策 これを踏まえ、万が一性機能障害の副作用が出てしまった場合の対策を考えてみたいと思います。 発毛剤の使用を中止する 最も手っ取り早く、かつ安易なのが「発毛剤の使用を中止する」という方法。 副作用から逃れられるだけに留まらず、使用し続ける限り発生する発毛剤のランニングコストからも解放されるという、極めて合理的かつ素敵な選択肢。 ただしハゲは絶対に治らないため、薄毛の自分を受け入れる覚悟が必要。 また、すでに一定の効果が出ている状況からフィナステリドやデュタステリドの使用を中止すると、これまで発毛剤の効果で生えていた髪の毛がすべて抜け落ちてしまう。 ハゲる恐怖を再び味わうという地獄が待っている。 ハゲを受け入れる覚悟ができたのであれば使用を中止するもありでしょう。 しかし、髪の毛が抜け落ちてから後悔して再び発毛剤を使用し始めたとしても以前のような効果が出るかは未知数であるため、できれば最後の手段にしたいところ。 意識を変える フィナステリドやデュタステリドの副作用発現率に関し多くの臨床試験が行われており、プロペシアの治験で示された約5%からザガーロの臨床試験での約20%など、その結果にはかなりの幅があります。 ただし、ザガーロ(デュタステリド)の試験ではプラセボ(偽薬)を使った群にも15%の副作用が確認されているという特徴が。 プラセボ群 フィナステリド1mg群 ザガーロ0. 1mg群 ザガーロ0. 5mg群 評価症例数 181 179 188 184 副作用発現例数 発現率 27 15% 35 20% 39 21% 30 16% 副作用名 発現症例数(発現率) 生殖系および乳房障害 8 4% 18 10% 10 5% 14 8% 勃起不全 6 3% 10 6% 6 3% 10 5% 射精不能 2 1% 3 2% 2 1% 1 <1% 射精障害 1 <1% 2 1% 3 2% 2 1% 精神障害 5 3% 9 5% 14 7% 4 2% リビドー減退 2 1% 7 4% 9 5% 4 2% 胃腸障害 8 4% 3 2% 6 3% 4 2% 腹痛 2 1% 0 3 2% 0 臨床検査 5 3% 4 2% 6 3% 5 3% 精液量減少 0 0 3 2% 2 1% 感染症および寄生虫症 0 1 <1% 1 <1% 3 2% 鼻咽頭炎 0 1 <1% 0 3 2% 薬効のないプラセボを使用しているにもかかわらず副作用が出ている理由は、「性機能障害がある薬を服用している」という思い込みによるノセボ効果。 実に15%の人が思い込みや自己暗示によって副作用を作り出しているのです。 実際にフィナステリドやデュタステリドを使用した群にも同様の減少が起きていることは想像に難くなく、フィナステリドやデュタステリドを使用した群の副作用発現率約20%から15%を引くと約5%。 この数字はプロペシアの治験結果と一致することから信頼性は高いと考えられます。 フィナステリドやデュタステリドの副作用を感じている人の4人に3人は思い込みや自己暗示…考えてみれば性欲や勃起は精神状態によって大きく左右される繊細なものなので無理もないのかもしれません。 そう、副作用を強く意識するあまり自ら副作用を生み出している可能性があるのです。 フィナステリドやデュタステリドの副作用発現率は約5%と決して高くはありません。 ほとんどの人は副作用と無縁なのです。 それを正しく理解することにより大多数の人は思い込みによる副作用から解放されるはず。 人間は暗示に弱いもの。 「副作用が出たら嫌だな…」と考えるのではなく、「ほとんどの人には副作用は出ないから大丈夫」と意識を変えることが重要なのです。 ミノキシジルを使用する 性機能障害の恐れがあるフィナステリドとデュタステリドを除くと、世界的に発毛効果が認められているのはミノキシジルしか存在しません。 そしてそのミノキシジルはフィナステリドとは作用が違うため性機能障害の副作用はないのです。 しかも、ミノキシジルは日本でも流通する外用薬のほかに、より強力な効果が見込める内服薬も存在します。 そう「最強の発毛剤」の名をほしいままにしているミノキシジルタブレットです。 そのためフィナステリドやデュタステリドを使わなくても、ミノキシジルタブレットとミノキシジル外用薬を併用すれば十分発毛効果が望めます。 ただし、ミノキシジルは本来血圧を下げるための血管拡張剤であるため、血圧低下や動悸、めまいなどの副作用が出る恐れも。 体への負担という意味ではフィナステリドやデュタステリドより大きい可能性が。 しかも安い。 その点、リアップなどに代表されるミノキシジル外用薬は降圧剤としてのネガティブな部分はほぼ払しょくされているため安心できる。 効果面ではミノキシジルタブレットに劣りますけどね。 ミノキシジルタブレットの副作用はちょっと怖いものの、これを使っても血圧低下などの副作用が出ない人もたくさん存在します。 本気で発毛に取り組むのであれば避けては通れないのがミノキシジルタブレット。 フィナステリドやデュタステリドを使わない発毛を考えるうえで欠かせない存在なのは間違いありません。 もちろんミノキシジル外用薬との併用が前提となります。 幸いアメリカにはリアップX5プラスの5分の1の価格で購入できる「リグロースラボM5」という発毛剤が存在するため、まずはそれを使ってみるのがいいでしょう。 バイアグラなどのED治療薬を使用する ハゲの救世主がプロペシアやザガーロであるのと同様に、息子が勃たない時の救世主といえばバイアグラやレビトラ、シアリス。 これらはEDや中折れなど勃起不全を解消する作用があるため、フィナステリドやデュタステリドの副作用のひとつである勃起不全が発現してしまった人に処方されることも。 それでなくても年を取ると勃ちづらくなったり、勃起状態を維持できなくなったりするもの。 そこに追い打ちをかけるように発毛剤の勃起不全が重なれば…もうしおしおですよ。 へな~んって感じ。 本番中に勃起しなかったり中折れしてしまったりすると、それがトラウマとなりより勃ちづらくなることも。 勃起はそれほどまでに精神状態が左右するのです。 バイアグラやレビトラ、シアリスといったED治療薬は性的刺激に敏感に反応し勃起状態を維持します。 フィナステリドやデュタステリドの副作用により「Hに自信がなくなった」という人は一度使ってみてはいかがでしょうか。 ただし、先発薬であるバイアグラやレビトラ、シアリスは1錠1,500~2,000円とかなり高価。 そのため、個人輸入を用い安価なジェネリック医薬品が人気を集めています。 中でも人気なのはバイアグラジェネリックのカマグラ。 本家バイアグラが1錠1,500~2,000円するのに対し、カマグラであれば1錠300円前後で購入することができます。 一時に偽物騒動もあったためED治療薬を個人輸入で購入することに抵抗がある人もいるかもしれませんが、それは高価な先発薬バイアグラでの話。 カマグラなどのジェネリック医薬品は安価であるため偽物を作るメリットはほとんどありません。 また、大手個人輸入代行業者であれば独自に成分鑑定も行っているため、可能な限り大手の業者から買うようにしましょう。 ならば男性ホルモンを補充して性機能障害を克服しようという方法も考えられます。 「男性ホルモンを減らすために発毛剤を飲んでいるのに、男性ホルモンを補ったら意味ないじゃん!」と感じる人もいるでしょう。 しかしAGAの原因はDHT。 一方補う男性ホルモンはテストステロンです。 前述したとおりテストステロン自体には薄毛を誘発する働きはなく、むしろ男性らしい固くて太い髪の毛を作り出すと考えられているのです。 テストステロンが増えればDHTも増えるのではないかという懸念もあるかと。 加齢とともにテストステロンは確実に減少し、それを補うためにより強力なDHTが増えると考えられています。 AGAが進行性である点からもその可能性は高いでしょう。 そのため、薬やジェル、パッチなどによりテストステロンを補いつつ、フィナステリドやデュタステリドでDHT生成を抑制するというのは、薄毛や性機能障害の改善という観点から理にかなっているのです。 基本的には男性更年期障害の薬ですからね。 一方で攻撃的になったという声もありますが… バイアグラやカマグラ、レビトラといったED治療薬には性欲を高める作用はありませんが、テストステロンの補充は性欲自体を高めることができるというのがポイント。 結果として勃起不全の改善も期待できます。 テストステロンを直接注射する方法は心血管疾患や死亡リスクが高まるという研究結果があることから、即効性はないものの穏やかかつ効率的に補充できるセルノスジェル(塗布薬)あたりがおすすめでしょうか。 気にしない 性欲がなくなったり勃起しづらくなったりというのは男として悲しいもの。 しかし考えようによっては面倒な恋愛や結婚、自家発電から解放されるというメリットも。 私自身、長年フィナロイドやベルトリドを使っていることに加え加齢も手伝ってか、ここ数年性欲がガッツリなくなった。 前は頻繁に見ていたエロサイトも、今やほとんど見なくなってしまった。 オナも1~2週間に1度で十分。 セックスレスは困る、子供が欲しい、女性に対し積極的になりたいといった男性であればフィナステリドやデュタステリドの副作用である性機能障害は困りもの。 しかし、そういった「男らしさ」にこだわらないのであれば、性欲減退はむしろメリットにすらなりえるのです。 性欲が無くなってくると女性とデートしたり駆け引きしたりするのが面倒くさくなる。 結果無駄な時間を使わずに済む。 草食な男性やセックスレスの夫婦も増えていることから、「ハゲを治しつつ性機能障害はあえて放置」という状況を受け入れるのも悪くはない気がします。 まとめ 性欲減退や勃起不全といった性機能障害の副作用が取りざたされがちなフィナステリドやデュタステリド。 しかし実際の副作用発現率は5%程度と過度に恐れる必要はありません。 仮に副作用が出てしまったとしても、現在はED治療薬やテストステロンの補充などいくらでも対処法があります。 恋愛や性行為の優先順位が下がった今、あえて性機能障害を放置するという選択肢にメリットすら見いだせる。 とはいえ、男たるもの息子が元気ない様子や、女性に対しムラムラしない状況というのは悲しいのも確か。 薄毛を改善したいと考える原動力は女性の目を意識してのものである場合も多いことから、性機能障害は本末転倒ともいえます。 性欲減退や勃起障害が明らかであり、かつ薄毛治療と両立させたい場合、ミノキシジルに切り替える、もしくはカマグラなどのED治療薬やセルノスジェルに代表されるテストステロン補充が候補となるでしょう。 ミノキシジルには別の副作用が懸念されること、ED治療薬はその場限りの効果であることを考えると、性欲減退や勃起障害の改善に加え筋肉の増量や意欲向上といったメリットもあるテストステロン補充がベストか。

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デュタステリド(ザガーロ)とフィナステリド(プロペシア)の違いは?

デュタステリド 副作用

ザガーロは、製薬企業として世界第5位の売り上げを誇るイギリスのグラクソスミスクライン社によって開発された『男性型脱毛症』の治療薬です。 ザガーロというのは商品名であり、その中に含まれる有効成分が「デュタステリド」という化合物です。 これはテストステロン還元酵素阻害剤に分類されます。 ここで出てくる「テストステロン」は男性ホルモンの一種で、筋肉の増大や骨格の発達に関係しています。 テストステロンは、身体のいくつかの部位に存在する酵素によって「ジヒドロテストステロン」という強力な男性ホルモンになります。 このジヒドロテストステロンは、頭髪に対して悪影響を及ぼし、その結果、抜け毛や薄毛が生じます。 これが男性型脱毛症の起こるメカニズムです。 一方、テストステロン自体は頭髪に影響しないとされていますので、ジヒドロテストステロンを生じさせないことが男性型脱毛症を防ぐことに繋がります。 つまり、この酵素の働きを抑えることが重要なのです。 このようにしてデュタステリドを含む『ザガーロ』は、男性型脱毛症に効果を示します。 ちなみに、ジヒドロテストステロンは、前立腺肥大症にも関係するホルモンですので、ザガーロの有効成分である「デュタステリド」はもともと前立腺肥大症の薬として開発されていました。 その薬は日本では2009年に承認されており、商品名を「アボルブ」といいます。 その後、男性型脱毛症の発現にジヒドロテストステロンが関与すると考えられることから男性の男性型脱毛症に対するデュタステリドの開発が進められました。 男性型脱毛症においての韓国では2009年に承認を受けています。 日本ではデュタステリドの用量による有効性や安全性の確認、長期間使用による安全性の確認が行われ、それらによって日本人男性の男性型脱毛症におけるデュタステリドの有効性及び安全性が確認されました。 また、有効成分がデュタステリドであり目的とする効能・効果が違う「アボルブ」という薬と区別する必要がありました。 そこでアボルブとは色の違う見た目にすることで区別できるようにしました。 日本で2015年に「ザガーロ」の使用が認められました。 名前の由来についてですが、「Z」には「進化した」「究極」「最後の砦」という意味が込められており、「AGA」は男性型脱毛症の英語「Androgenetic Alopecia」の略で、最後の「LLO」はスペイン語風の語感の良さとイタリア語では語尾が「o」で終わる名詞は男性を意味することから使われています。 これらを併せて「ZAGALLO(ザガーロ)」と命名したそうです。 日本で現在使用(処方)されているのは、次の2種類です。 ザガーロの効能効果の説明に移る前に、そもそも男性型脱毛症とはどういうものなのでしょう。 また、他の脱毛症とどう違うのでしょうか? 日本皮膚科学会の「男性型脱毛症診療ガイドライン」によると、以下の6点が特徴として挙げられています。 見た目としては、パターン化と言われているように、前髪(おでこ)の生え際の後退と頭頂部の脱毛がポイントとなるようです。 これらの部分の髪が細く短くなっていることが、肉眼でも確認できます。 そして、頭髪全体が薄くなることや一部分だけが急に抜け落ちることはないとされています。 その他にも、遺伝が関係するとされていますので、家族歴(家族に男性型脱毛症になった人がいるか)も重要です。 そういう方が家族にいる場合には、男性型脱毛症を発症する可能性が高いということです。 これらの点を抑えておけば、他の脱毛症と容易に区別できるのではないのでしょうか。 また、男性型脱毛症は英語で表記すると「Androgenetic Alopecia」となります。 そのため、これを略して『AGA』と記載されることもあります。 ネットではAGAの方が多いくらいですので、AGAの表現が分かりやすいと感じる方もいると思います。 日本において、ザガーロは『男性における男性型脱毛症の進行遅延』にのみ使用が認められています。 「男性における」となっていますので、女性が服用することはできません。 女性で使用した際の効果が認められていないためです。 続いて、「男性型脱毛症」と限定されているのもポイントです。 男性型脱毛症以外の脱毛症、例えば円形脱毛症などには効果がないとされていますので、このような場合には使用できません(使用するメリットがありません)。 「男性型脱毛症」についての詳細は次項目に記載しておりますのでそちらをご参照下さい。 また、「進行遅延」となっていますので、あくまでも脱毛を抑える働きがメインとなります。 具体的には、生え際の後退を止める、頭頂部が薄くなるのを防ぐという効果です。 ただ、細く短くなっている髪を太く長くする作用や、一部の毛包から毛を再び生やす作用はありますので、「毛が増えた」、「髪がふさふさになった」、「頭頂部が黒くなった」と感じる方はいるようです。 前の項目「ザガーロ(デュタステリド)とは?」で述べたように、男性型脱毛症の発症には男性ホルモンである「ジヒドロテストステロン」が関与していると考えられています。 脱毛の原因物質がこのホルモンということでした。 これらから考えると、発症が遺伝するのも納得できますよね。 この作用により、上で説明した3つの効果が発現するということです。 外国人と日本人に対して安全性と有効性を確認するために行われた臨床試験のデータです。 20歳から50歳の男性の男性型脱毛症患者917名(日本人200名を含む)を対象として行われました。 なお、51歳以上の有効性を検討した臨床試験は実施されていません。 服用期間は24週間で、プラセボグループ181名、デュタステリドを1日0. 02 mg服用するグループ185名、デュタステリドを1日0. 1 mg服用するグループ188名、デュタステリドを1日0. 5 mg服用するグループ184名、デュタステリドを1日1mg服用するグループ179名とランダムに分けられています。 「プラセボってなに?」と思う方もいらっしゃると思いますので、簡単にプラセボについて説明させて頂きます。 プラセボとは、薬としての効果がない錠剤やカプセル剤などを指します。 有効成分は入っていないため効き目は全くありません。 有効成分の入っている薬がどれだけ効果があるか評価するための比較と言っていいでしょう。 また、見た目もまったく同じように作られています。 これは、患者側だけでなく医療者側もどっちが有効成分入りかプラセボかわからないようにし先入観がないようにして臨床試験の信頼性を上げるためです。 今回の臨床試験も、飲んでいるカプセル剤の見た目が同じですので、患者も医師もどのグループに振り分けられたか分からないようになっています。 また男性型脱毛症患者は、薄毛の進行度を分類したNorwood-Hamilton分類のうち、以下の状態に属する方が選ばれています。 (引用:ザガーロカプセル 0. 5 mg 添付文書 ) ザガーロカプセルは、「男性成人には、通常、デュタステリドとして0. 1 mgを1日1回経口投与する。 なお、必要に応じて0. 5 mgを1日1回経口投与する。 」と決められています。 ザガーロカプセルは効果の持続のために毎日継続して服用する必要があります。 臨床試験の結果から考えると、早い人では服用開始して3ヶ月で好ましい効果が出る場合がありますが、通常では効果があるかを確認するために6ヶ月の継続服用が必要です。 そのため、プロペシア錠の有効性は、服用開始後6ヶ月の時点で判断することになっています。 その際に、男性型脱毛症の進行遅延が認められない場合には、ザガーロカプセルの服用を中止することになります。 飲み方としては、ザガーロカプセルの内容物が口腔・咽頭粘膜を刺激する可能性があるため、カプセルは噛んだり開けたりせずにそのまま飲み込む必要があります。 また、デュタステリドの吸収と食事の影響についてですが、臨床試験において、食事前に服用した場合より食事後に服用した場合の方が吸収されるデュタステリドの量が少し減る結果が出ましたが、治療において影響するほどではないとされています。 吸収とは、腸などから血液中に取りこまれることです。 その後、血液によって頭皮に運ばれ、効果を示すという流れです。 効果については食事の影響はないようですし、1日1回服用する薬ですので、好きなタイミングで飲めば良いということになります。 ですので、飲むことを忘れにくいタイミングを決めておくと良いでしょう。 医師と相談しながら、自身のライフスタイルに合わせて服用タイミングを決めることをお勧めします。 忘れにくいタイミングとしては、朝起きた後や朝食後、寝る前などが挙げられます。 そして飲料の影響もこれまで報告がありませんので、服用する際は、どの飲料で飲んでも問題がないと考えられます。 水でもお茶でも、食事時のコーヒー、ジュースなどでも大丈夫ですので、この点も服用タイミングをライフスタイルに合わせやすいポイントだと考えます。 ザガーロ(デュタステリド)の禁忌は以下の通りです。 薬を使用して皮膚に赤いぶつぶつができる、高熱(38度以上)が出る、首・わきの下・股の付け根が腫れるなどの症状をまとめて過敏症と言います。 薬を使用してすぐに起こるというよりは、2週間以上使用して起こることが多いようです。 症状は様々ですが、命にかかわることもあります。 女性・小児等に対しては、安全性や有効性が確立されておらず、使用が承認されていません。 また、妊婦が服用するとデュタステリドの薬理作用により、男子胎児の発育に影響を及ぼす可能性があることが分かっています。 これらの方はデュタステリドに触れないようにする必要があります。 そもそも女性・小児等には使用が認められていないので、これらの方には医師から処方されることがないと考えられます。 ですので、デュタステリドに触れるとすれば家庭や職場などで他人が服用している場合でしょう。 ザガーロカプセルはカプセルの中にデュタステリドが入っていますので、通常の取り扱いではデュタステリドに触れることはありえません。 ですので、他の方が普通に服用する分には、気にすることはありません。 ただ、カプセルを開ける、破損した場合には、触れてしまう可能性がありますので、そういう場合には近寄らないようにしてください。 また、皮膚にカプセル中の薬剤に触れた場合には、直ちに石鹸と水で洗うようにしてください。 また、医薬品の成分の多くは体の中で処理され別の成分に形が変わります。 これを代謝と言います。 私たちの体は薬を吸収した後、「不必要なもの」とし体の外へ出そうとします。 その際、代謝を行うことで体の外に出しやすくしているのです。 デュタステリドの場合、代謝は肝臓で行われます。 代謝を受けるとデュタステリドは効果を発揮しなくなります。 肝臓が弱っていると代謝されないデュタステリドの割合が増えてします。 その結果デュタステリドの血液中の濃度が上がり、副作用が強く表れる可能性があります。 そのため、肝機能障害がある方は「慎重投与」に該当します。 肝機能障害の患者での安全性が確認できていないためです。 ですので、使うことはできますが、副作用がでないか十分に確認しながら使う必要があります。 しかしながら重篤な肝機能障害がある方については「禁忌」の対象となっているため、こちらに該当する方は使用をすることができません。 肝機能障害がある方は、医師の指示の元で服用する、または服用できないこともありますので、医師の指示をしっかりと守ってください。 なお、20歳未満での安全性及び有効性は確立されていませんので、20歳未満の方の服用もお勧めできません。 他の脱毛症治療薬を用いた方が良いでしょう。 「本剤を6ヵ月以上投与している患者のPSA値を評価する際には、測定値を2倍した値を目安として基準値と比較すること。 」と指示があります。 有効成分のデュタステリドは男性ホルモンに影響しますので、男性ホルモンが関与する臨床検査値に影響を与える可能性があります。 臨床試験において、前立腺がんの存在下であっても、デュタステリド投与6ヵ月後に血清PSA(前立腺特異抗原)の濃度を約50%減少させることが分かりました。 PSAは前立腺から分泌される成分で、血清PSA濃度は前立腺癌のマーカーとして用いられています。 つまり、デュタステリドを服用していることといつから服用しているかを検査担当者に伝えないと前立腺がんの発見が遅れる可能性があるということになります。 健康診断などで血清PSAを測定する際には、必ずその旨を医師もしくは担当者にお伝えください。 デュタステリドは副作用の発現率が低い安全性の高い薬だとされていますが、やはり薬ですので副作用が出ることがあります。 薬理作用がジヒドロテストステロンの生成阻害ですので、男性ホルモンを介する副作用が出ることが多いようです。 複数の国が協力して行った国際共同臨床試験では、デュタステリド0. 1 mgと0. 5 mg服用グループを合わせて17. この臨床試験において日本人のみでは11. また、国内で実施されたデュタステリドを長期間服用した臨床試験では16. これまでに確認されている重大な副作用は『肝機能障害』です。 デュタステリドなどの化学成分(薬の有効成分)が体内に吸収されると、私たちの身体はその化合物を「不必要なもの」と判断して、身体の外に出そうとします。 その流れとして、「代謝」というものがあります。 前の項目「ザガーロ(デュタステリド)の正しい飲み方・服用方法」の「禁忌・慎重投与について」で述べた通り、デュタステリドは肝臓の働きで薬の形を変えて身体の外に出しやすくしています。 そのため、薬を飲むことにより肝臓が働きますので、多少なりとも肝臓に負担をかけることになります。 ですので、負担がかかりすぎると肝臓が弱ってしまい、正常に働かなくなることがあります。 この状態が肝機能障害です。 健康診断や病院での検査で、肝機能検査値異常(AST、ALTなど)により気付くことが多い副作用です。 しかし、この検査値については血液検査を症状が進んだ場合には、全身倦怠感(だるさ、疲労感)、食欲不振が続く、尿の色が濃くなる、黄疸(皮膚や白眼の部分が黄色くなる)などの自覚症状(自分で気づくことのできる症状)が出てきます。 これらの自覚症状が出た場合には、早急な対応が必要ですので、すぐに近くの医療機関を受診してください。 男性ホルモンが関係する「生殖器」に関する副作用が多いことが分かります。 リビドー減退とは性欲・性衝動が低下することです。 性欲については、年齢による低下もありますので、薬の影響かどうかの判断が困難な場合もあります。 そういう症例も含めての発現頻度だとご理解ください。 もし、性欲などの低下や勃起しない、射精できないと気になる場合、生活上問題となる場合は、デュタステリドの服用を一度中止して様子を見る必要があります。 なお、「頻度不明」に分類されているものは、詳しい情報が不足している場合や海外で確認されている場合などであり、日本でどれくらいの頻度で起こるか分からない副作用となります。 ザガーロを使用した場合、効果の発現に約半年間かかると言われています。 個人差のある初期脱毛ですが、やはり期間や回数においても短かった人、長く続く人、1度で終わった人、何度かあった人など個人差があります。 男性型脱毛症治療薬を使用しているのに抜け毛が止まらないと不安になり、薬の服用を辞めてしまう人もいるようです。 しかし、先ほど記載したように、初期脱毛は薬が効いている証拠でもあります。 半年間は根気強くザガーロの使用を続けていきましょう。 また、初期脱毛についての不安や気になること、半年以上使用しても初期脱毛が止まらないなどお困りの際には専門クリニックに相談することをお勧めします。 そのほかにも、太い毛髪の脱毛が続く場合には、他の原因によって抜け毛になっている場合が考えられます。 デュタステリドと他の薬との飲み合わせについては抗菌薬であるイトラコナゾールとの飲み合わせが悪い(相互作用が起こしやすい)ことが報告されています。 デュタステリドは、小腸から吸収され血流にのって分布したのち代謝されて体外に排泄されますが、この代謝は私たちの体の中にある酵素の働きによって行われます。 実は薬剤の中にはこの代謝酵素を図らずしも抑制してしまうものもあるのです。 イトラコナゾールはこの代謝酵素を抑制する働きも持っているのです。 そういった薬と同じあるいは近いタイミングで服用すると、デュタステリドの代謝酵素が抑制されてしまい、デュタステリドが血中にある状態が長くなります。 この状態が続くと副作用が表れやすくなる可能性があります。 他にもこの代謝酵素を抑制する薬はありますがそれらの薬とデュタステリドの飲み合わせについての臨床試験は行われていないようです。 もし、使用中の薬がある場合や飲み合わせが気になる場合には医師・薬剤師に相談することをお勧めします。 また、他の相互作用を起こしやすい5種類の薬(コレスチラミン、ワルファリン、ジゴキシン、タムスロシン塩酸塩、テラゾシン塩酸塩)と併用した試験がありますが、これらの全てにおいて問題がなかったそうです。 やはり、治療効果以外にも気になることは「ザガーロのお値段」についてではないでしょうか? ザガーロは処方箋医薬品に分類されます。 これは、医師の診断の元、処方箋に基づき薬局から購入するお薬であることを意味します。 つまり、薬局で直接お買い求めになることもできませんし、ドラッグストアでは購入できない以前に販売を行っていません。 男性型脱毛症にしか使えない薬ですので、専門クリニックの受診を経てザガーロを購入することをお勧めします。 クリニックによって価格が違うようです。 安いところでは初回に限り4800円、2回目以降を8200円(どちらも30カプセル、1か月分)となっているところもあります。 全国的に平均して1か月分(30カプセル)で10000~11000円のようです。 価格については、ネットで価格表示を行っているクリニックも多いので、事前に調べて受診するクリニックを決めることも可能でしょう。 また、クリニックによっては支店限定での取り扱いになっているところもあります。 同じクリニックでもA支店ではザガーロを取り扱っているが、B支店では取り扱っていないということもあるようですので、事前に調べて受診クリニックや支店の場所を決めることをお勧めします。

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