贈与 契約 書 雛形。 相続・生前贈与で「贈与契約書」が必要な理由と作成方法【書式付】

【保存版】贈与契約書の書き方、様式や注意点を記載例付きで解説

贈与 契約 書 雛形

贈与契約書の書き方 これまで、何度もご紹介したとおり、贈与契約は意思の合致により成立し、契約書の作成は必須ではありません。 しかし、書面によらない贈与は取消し(撤回)の可能性や、税務当局から疑義を持たれるおそれなどもあるため、客観性のある贈与契約書を作成しておくべきでしょう。 そこで、贈与契約書の書き方についてご紹介します。 贈与契約書の 書式については、特に法律上の定めはありません。 もともと、契約書を作るかどうかも自由なのですから、書式に決まりがないのは当然ですね。 贈与契約書の作成は、遺言書の場合と異なり、自筆で書くことも用件とはならず、パソコンで作成しても問題ありません。 ただし、後日の争いを防止する、という観点から、 贈与契約の当事者の 署名と契約の日付だけは、自筆で記入するとよいでしょう。 署名や日付の部分までパソコンで作ってしまっては、『本当に本人が作成した贈与契約書なのか?』『本当にその日に作成された贈与契約書なのか?』といった疑義が生ずる可能性があるうからです。 また、 贈与契約書には、押印の必要性もありませんが、客観的な証拠を残す、という贈与契約書作成の趣旨を考えると、実印で押印をする、というのが好ましいでしょう。 贈与契約書に記載すべき内容については、次の事項を簡潔に記載すれば良いでしょう。 いつ贈与するのか• 誰が誰に贈与するか• 何を贈与するか• 贈与するための条件(負担)について•

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贈与契約書の作り方・書き方・作成方法を説明します

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1、 贈与契約書作成の流れ 贈与契約書を作成するときには、どのような流れで進めたら良いのでしょうか? 以下で、順を追って確認していきましょう。 (1)贈与する財産(預金、不動産等)の確定 まずは、贈与対象とする財産の特定が必要です。 たとえば、現金ならいくらを与えるのか、預貯金ならどの金融機関のどの口座のお金を贈与するのか、不動産ならどの不動産を与えるのかなど、きっちり特定されていなければ、贈与は無効です。 (2)贈与の合意 次に、贈与者と受贈者(贈与を受けるもの)の間で贈与に関して合意することが必要です。 贈与契約は一種の契約なので、当事者双方が了承しなければなりません。 親が子どもに一方的に贈与することはできないので、注意が必要です。 財産を与えたい子どもなどに贈与の希望を伝えて、相手の了承をとりましょう。 (3)贈与契約書の作成 贈与対象の特定ができて受贈者の合意がとれたら、いよいよ贈与契約書を作成します。 贈与契約書がないと、後に贈与があったことを税務署や他の相続人に証明できなくなるおそれがあるので、面倒でも必ず作成しておきましょう。 贈与契約書は、同じものを 2通作成し、贈与者と受贈者が 1通ずつ所持します。 (4)作成した贈与契約書の製本(必要に応じて) 贈与契約書が複数枚になった場合には、製本すると便利です。 契約書が複数になると、基本的にすべてのページに契印が必要になりますが、製本すると、表紙と裏表紙のみに押印したら足りるからです。 2、 贈与契約書の雛形ダウンロード 実際に 贈与契約書を作成するとき、どのような文面になるのでしょうか? 以下では、そのまま使えるテンプレートを掲載します。 子どもが契約者となっている生命保険の掛け金を親が支払うパターンです。 この場合、毎年発生する生命保険料を親が負担していくことになりますが、贈与税には 1年間に 110万円までの控除があるので、その枠を利用することで、贈与税の節税につながります。 このように、生命保険金を贈与するときにも、きちんと契約書を作成すべきですし、定期金贈与とみなされないように、毎年新たな贈与契約書を作成しておく必要があります。 定期金贈与とは、まとまった金額の贈与を行い、支払い方法を分割で行う方法です。 定期金贈与とみなされると、毎年の支払金額ではなく、当初に契約したまとまった金額を基準として贈与税がかかるので、税額が多額になります。 生命保険金の贈与契約書は、以下の通りです。 また、こういった契約書を、毎年作成し続けることが非常に重要なポイントとなります。 上記は 1年分の保険料を一括で送金することを前提としていますが、毎月分割送金する内容にすることも可能です。 その場合の表記は、以下の通りです。 (1)受贈者、贈与者の特定 まずは、受贈者と贈与者を特定します。 氏名を正確に書き入れましょう。 (2)贈与対象物の特定 次に、贈与の対象物を特定します。 預貯金なら口座番号や口座の種別、口座番号を書き込みますし、不動産なら全部事項証明書の表示の部分を書き写しましょう。 (3)贈与の方法 たとえば、振込送金にするのか現金手渡しにするのか、また不動産であれば所有権移転登記をすることなど、どういった方法で贈与をするのか、きちんと書き込んでおきましょう。 (4)契約の日付 契約書を作成したら、必ず日付を入れておく必要があります。 (5)署名押印 契約書ができあがったら、贈与者及び受贈者双方の署名押印が必要です。 このとき使用する印鑑は、実印でなくても有効ですが、後に信用性を争われたときなどに備えて、実印で押印しておくことをお勧めします。 4、 贈与契約書作成時の注意点 贈与契約書を 作成するときには、以下のような点に注意しましょう。 (1)収入印紙について 贈与の対象が不動産の場合には、 200円の収入印紙を貼る必要があります(不動産の価格を明示しない場合)。 ただ、不動産の価格を明示する場合には、その金額に応じた印紙が必要です。 印紙代を節約するためには、不動産の価格を明示しない方が良いでしょう。 (2)現金手渡しより口座送金 現金や預金を贈与するときには、現金手渡しよりも口座送金がお勧めです。 その方が、きちんと贈与した証拠が残り、争いが発生しにくくなるからです。 (3)不動産を贈与したら、必ず名義書換をする 不動産を贈与したとき、名義書換をせずに放置されるケースがかなりあります。 しかし、そうすると、登記前に贈与者が死亡したときに贈与の効力が争われるなどしてトラブルにつながります。 不動産を贈与したら、必ず速やかに登記をしておくことが必要です。 5、 贈与契約書の作成を専門家(弁護士)に頼むメリット 贈与契約書の作成を弁護士に依頼すると、いろいろなメリットがあります。 まず、確実に有効な契約書を作成することができます。 当事者が自分で契約書を作成すると、どうしても不備が発生することが多いのですが、弁護士に依頼したらそのようなことはありませんし、自分達で贈与契約書を作成する手間が省けます。 また、贈与契約前に、契約の内容を相談することも可能です。 どのような贈与をすると、より効果的に節税や相続トラブルの防止につながるのかなど、事前に聞いておくと安心です。 まとめ 今回は贈与契約書の雛形のご紹介と、具体的な作成方法を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか? 相続対策で生前贈与をするなら、必ず贈与契約書を作成しておくべきです。 今回の内容がご参考になれば幸いです。 なお、どのように作成したら良いのかわからない場合や、作成してみたけれども自信が無い場合などには、一度弁護士に相談をしてみることをオススメします。 カテゴリー• 101• 153• 190• 129• 118• 135• 361•

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贈与契約書の作り方・書き方・作成方法を説明します

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贈与契約とは まずは贈与契約に関する基礎知識を解説します。 贈与契約とは、当事者の一方がある財産を相手方に無償で与えるという意思を示して、その財産を受け取る側がこれに応じることによって成立する契約です。 贈与契約があったことを証明する書面が、贈与契約書です。 民法には、贈与契約について次の条文が定められています。 民法549条(贈与) 当事者の一方がある財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾することによって、その効力を生ずる。 贈与をする側が、贈与の対象となる財産を「無償で」相手方に与える意思を表示するという点が、贈与契約の最大の特徴です。 当事者間に財産を無償で与える合意が成立した時点で、財産を与える贈与者(義務者)には財産を移転させる義務が生じ、その財産を受け取る者(受贈者)は財産を引受ける権利について、それぞれ発生します。 贈与者の義務・責任についての民法改正 次に、贈与者の義務と責任について解説します。 さきほど解説したとおり、贈与契約を締結すると、贈与者には一定の義務が生じ、一定の責任を負います。 贈与契約は無償とはいえ、双方の合意によって成立する「契約」である以上、贈与者に義務が生じるのは当然のことです。 そして、この贈与者の義務について、2020年4月1日より施行された民法改正の影響を受けた注意点があります。 対象財産の引渡し義務 贈与者には、贈与契約の対象となる財産を相手方当事者に引き渡す義務があります。 そして、「どのような財産が贈与者の引渡し義務の対象となるのか」という点について、改正後の民法では、あらたに次のような条文が定められました。 民法551条1項(贈与者の担保責任) 贈与者は、贈与の目的である物又は権利を、贈与の目的として特定した時の状態で引き渡し、又は移転することを約したものと推定する。 このたびの改正民法の大きな趣旨の一つとして、典型契約の責任は「個別の契約」の趣旨に照らして決めることとされました。 したがって、贈与者の負う引渡し義務もまた、贈与契約の当事者間の合意によって特定した財産を、合意の成立した贈与契約時の状態で引き渡すもの推定されることとなります。 要は、無償で贈与するわけですから、「そのままの状態で引き渡せば、それでよい」ということです。 逆に言うと、贈与契約時に特定した財産に、隠れた瑕疵(キズ、へこみなど)が存在していたとしても、その瑕疵について贈与者は責任(担保責任)を負うことはありません。 これは、他の典型契約とは異なり、贈与契約の「無償性」が理由です。 「不特定で、どの物を渡してもよい」ということを「種類物」、この物を渡さなければならないということを「特定物」といいます。 上記の条文では「特定した時の状態」で引き渡すことを義務としています。 そして、上記引渡し義務は、「推定する」という規定になっています。 その意味は、「反対のことが証明されたら覆される」ということです。 つまり、当事者間の贈与契約で、キズやへこみなどの瑕疵が対象財産に存在した場合には贈与者がその責任を負うことが明示されていれば、民法の条文よりも重い引渡し義務を負うということです。 負担付贈与の責任 「無償」を原則とする典型的な贈与契約に対して、特殊な贈与契約として「負担付贈与」があります。 負担付贈与とは、贈与を受ける人(受贈者)に負担を課すことを内容とする贈与です。 負担付贈与は完全に無償ではないことから、贈与者には、その負担の限度において売買契約の売主と同様の責任を負わせることとなっています。 負担付贈与の贈与者の責任は、改正前の民法では「担保責任(法定責任)」と呼ばれていました。 つまり、対象財産に瑕疵があった場合には「契約」によるのではなく「法律」により一定の責任を負うということです。 一方、改正後の民法では、負担付贈与の贈与者の責任の名称は「契約不適合責任」と改められ、その考え方は「契約責任」であるとされました。 つまり、「契約で定めている場合に、これに不適合の場合には契約上の責任を負う」という意味です。 今回の民法改正で負担付贈与の責任が「契約不適合責任」にあらためられたことで、負担付贈与契約を交わす場合には、あらかじめ財産に瑕疵がある場合の取扱いについても、贈与契約書に明記しておくことが重要です。 他人物の贈与についての民法改正 他人の財産を売買契約の対象とすることを「他人物売買」といいます。 将来の売買までにその財産を入手しておけば売買の実行が可能であるため、他人の財産を対象として売買契約を結ぶこと自体は可能です。 しかし、改正前の民法では、贈与の対象については「自己の財産」と規定していたため、他人物の贈与が可能であるかどうか、また、他人物の贈与をおこなったときに贈与者がどのような義務を負うのかが議論されてきました。 この点について、改正後の民法では、「自己の財産」という限定がなくなりました。 そのため、他人の所有する財産であっても贈与契約の対象となることが、明文上も明らかにされました。 ただし、改正後の民法では、契約で定めた責任が重視される考え方をとっていることから、他人物の贈与契約を結ぶときには、贈与契約書において贈与者の義務や、義務違反の場合の責任などを明記しておく必要があります。 贈与契約の解除についての民法改正 贈与契約は、無償でおこなわれるため、売買契約、委任契約などの有償でおこなわれる契約とは違って、契約が突然解除されたとしても当事者間でただちに不利益が生ずるわけではありません。 とはいえ、贈与契約といえども契約を締結しているわけですから、無制限に解除を許しては安定性を欠くこととなります。 そこで、贈与契約の解除については、次のとおり民法に定められています。 民法550条(書面によらない贈与の撤回) 書面によらない贈与は、各当事者が解除することができる。 ただし、履行の終わった部分については、この限りではない。 したがって、贈与契約を一方的に解除することができる場合とは、次の条件を満たす場合です。 改正後の民法でも、債務の不履行が発生した場合に、債権者から催告をした上で契約解除の意思を表示する流れとなることは従来と変わりありません。 しかし、改正後の民法では、契約の解除について、契約が当事者間に一定の拘束力を生ぜしめる以上、債務不履行の態様が社会通念に照らして「軽微」であるならば解除は制限されることとなりました(民法541条)。 そのため、債務不履行の態様がどのような場合に「軽微」となるのかが争いとなるおそれがあります。 後日の紛争を防止するためにも、解除するに値する事情があらかじめ想定できる場合には契約書に列挙しておくことが重要となります。 このことは、贈与契約書においても同様です。 無催告での突然の解除については、改正後の民法において、次のとおり解除事項が列挙されました(民法542条)。 一 債務の全部の履行が不能であるとき。 二 債務者がその債務の全部の履行を拒絶する意思を明確に表示したとき。 三 債務の一部の履行が不能である場合又は債務者がその債務の一部の履行を拒絶する意思を明確に表示した場合において、残存する部分のみでは契約をした目的を達することができないとき。 四 契約の性質又は当事者の意思表示により、特定の日時又は一定の期間内に履行をしなければ契約をした目的を達することができない場合において、債務者が履行をしないでその時期を経過したとき。 五 前各号に掲げる場合のほか、債務者がその債務の履行をせず、債権者が前条の催告をしても契約をした目的を達するのに足りる履行がされる見込みがないことが明らかであるとき。 贈与契約書の作成時のポイント 贈与契約は無償が原則であるため、たとえ贈与契約書を作成していたとしても、贈与の意思表示自体が軽率におこなわれてしまいがちです。 しかし、贈与を受ける側にとってはその利益に相当な興味があることが多く、軽々しく贈与契約書を作成し、締結すると、おもわぬトラブルに巻き込まれるおそれがあります。 これまで解説してきた贈与契約の特殊性を理解していただいた上で、法的リスクが少ない適切な贈与契約書を作成することが重要です。 贈与契約書の書式・ひな形 贈与契約書の作成と契約書チェックのポイントを解説するにあたり、まずは、民法改正を踏まえた贈与契約書の書式・ひな形をご紹介します。 民法改正において、贈与契約自体の改正・変更は少ないですが、しかしながら、契約不適合責任や解除など、他の典型契約にもあてはまる一般的な改正内容の影響を大きく受けます。 このため、この度の改正民法に沿って新たに契約書を作成することが重要となってきます。 以上 第2条 甲及び乙は、本件土地について乙の為所有権移転請求権保全の仮登記手続きを行うものとする。 甲は、乙が上記仮登記申請手続きをすることを承諾した。 第3条 1. 乙は、甲が本件土地の引渡し又は前条の手続を行わない場合は、催告をした上で本契約を解除することができる。 乙は、本件土地が甲以外の他人の所有に帰属していた場合、催告をした上で本契約を解除することができる。 前二項に掲げる場合のほか、甲及び乙は、本契約の目的、本契約に至った経緯、本契約締結後の当事者の態様等、本契約の趣旨に照らし、一方当事者に本契約に適合しない事情が生じた場合、催告をした上で本契約を解除することができる。 第4条 本契約において、乙が甲に対して負担すべき事由はない。 (以下省略) 民法改正を踏まえた記載を行う 民法改正に伴い、契約責任を基本とする考え方となったことは解説した通りです。 このため、今回の贈与契約書のひな形はあくまで一例ではあるものの、本贈与契約の目的を記載し、解除事由を具体的に明記することが肝要です。 これによって、契約不適合の責任を課すことが可能となるからです。 そのほか、贈与契約は受贈者の負担があるかどうかによって、担保責任に大きな違いが生じるため、負担がない場合にはあらかじめそれを明記しておくことも贈与者にはメリットがあります。 贈与契約書チェックの注意点 「タダよりこわいものはない」という言葉があります。 当事者間で交わした契約、合意内容が、真に無償性を前提とするのか、あるいは、いずれその財産を返還することを前提とする貸借型の契約だったのか、裁判で争われることは少なくありません。 その判断の分かれ目は、当事者の人的関係、交付の対象とった財産価値と交付者の資力との関係性がポイントとなります。 例えば、交付する財産の価値が大きいのにもかかわらず、交付者の資力が極めて小さい場合には、交付者にはそもそも対象財産を無償で譲渡するメリットがないと考えられます。 ただし、当事者の関係性が非常に密接であれば、恩恵的に譲渡することも考えられます。 このように、上記2点のポイントは重要ですので、契約書には必ず特定できる記載をしましょう。 「民法改正と贈与契約書」は浅野総合法律事務所にお任せください! 今回は、財産を無償で譲渡するときに利用される「贈与契約書」について、2020年4月1日に施行された改正民法を踏まえ、契約書チェックのポイントを弁護士が解説しました。 贈与契約は、書面によらない場合には簡単に解除することが可能です。 このため、会社間でビジネスとして行う贈与契約、家族間で相続が問題となる贈与契約など、重要な贈与契約を結ぶ際には、適切な贈与契約書を作成することがとても重要です。 特に、贈与を受けることとなる方にとっては、簡単に贈与契約が解除されないよう、また、贈与契約を締結した後に思わぬ負担を課せらないよう、慎重に贈与契約書を作成する必要があります。 民法改正に未対応の贈与契約書の使用を考えていた方は、ぜひ一度、弁護士に法律相談くださいませ。

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